映画「観相師」感想文
キャスト・受賞
この映画は、2013年の韓国映画で、11歳で王に即位した瑞宗(タンジョン)の座を狙う叔父の首陽大君(スヤンテグン)の謀反の史実に、とある観相師が巻き込まれていくフィクションを交えたものです。
主役の観相師ネギョンをパラサイト半地下の家族やベイビーブローカーのソン・ガンホが演じています。
第50回大鐘(テジョン)賞 最優秀作品賞、衣装賞、主演男優賞他、監督賞をハン・ジェリムが、助演男優賞をチョ・ジョンソクが、人気賞をイ・ジョンゼが受賞しています。第34回青龍(チョンニョン)映画賞助演男優賞をイ・ジョンゼが、第33回韓国映画評論家協会賞の主演男優賞他4部門、第50回百相(ペクサン)芸術大賞の助演男優賞をイ・ジョンゼが受賞しています。
あらすじ
海辺の田舎町でネギョンはチョ・ジョンソク演じる義理の弟ペンホンとイ・ジョンソク演じる17歳の息子のジニョンと3人で動物の毛で作った筆を売って貧しい暮らしをしていました。観相学の心得があるネギョンのことを知り、ネギョンのもとに都で芸妓をしているキム・ヘス演じるヨノンが訪ねて来ます。ヨノンは絹売りの商人を装いますが、ネギョンはすぐにその嘘を見抜き、ヨノンはネギョンの観相師としての腕を買い、都に行って一緒に仕事をしないかと誘います。
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