今後の中露関係を考えてみた。
今回のロシアのウクライナ進行に関し、中国はおそらく露骨にロシアを応援することは無いと思うが、習近平が第三期目を迎えた暁には、中国とロシアがNATOに対抗して、軍事同盟を結ぶ可能性があるんじゃないか?ロシアの経済力は中国の十分の一程度でも、軍事力は、ソ連時代から継承された強力なものを持っているし、中国は中国で、軍事力増強に莫大な費用を投入し続けている。もし、中露が軍事的に組めば、NATOより強力になることはないのだろうか?中露間で軍事同盟を結んだ後には、時期と状況を見極めて台湾の併合に動き、更に、東南アジア、東シナ海、南シナ海の制海権を掌握するようになる可能性だってある。そこで、日本はどう備えたらいいのか?日米同盟の強化を従来から推進してきたが、米国の軍事力に陰りが見え始めている昨今、日本は米国、中国との関係をよくよく考えていかないといけないと思う。