宝物箱
みなさんも記憶にあるのではないでしょうか?
小学生くらいの頃、お気に入りのアクセサリーや、旅行先で買ってもらった小さい置物、友人からもらった使えないほど可愛い消しゴムやシールを、お気に入りのお菓子の缶や箱に入れて誰にも見つからないように大事にしまっておいた記憶。
最近までその存在を忘れていました。
思い出したきっかけは、最近ハマっているpodcast?ラジオ?の番組、平野紗季子さんの「味な副音声」。この番組に最近ハマっていて、また改めて語りたい。
その番組中でゲスト(平野さんのお友達)の方が喫茶店の可愛いコースターやショップカードを持ってこられた時、平野さんがそれらが入った箱のことを「何それ宝物箱じゃん」と言っていたのです。
宝物箱!懐かしい響き…と思いながら聴いていたのですが、その後にそういえば大事なものを入れる箱、幼い頃持ってたな。と気づきました。
最近は断捨離ブームもあり、不要なもの、いつか使うものは捨てなければ!という思いが強かったのですが、それでもなかなか物が捨てられない私。
捨てなければ、捨てなければ…と少しプレッシャーに感じていたのも事実。
そんな中で、宝物箱という概念がぽっと出てきたのです。不要でも、使えなくてもお気に入りの宝物は箱に入れて残しておいていいじゃないか。
今でも幼い頃のようにあります。可愛くて使えない便せんや切手、お土産でもらったり買ったりしたけど毎日見えるところに置くのにはちょっと違うなという物たち。
ちょうど可愛い箱も家にある。あまり物を貯めこみすぎないよう、増やさないように気を付けながら、宝物箱に入れるものを選んで、時にはそこから取り出して眺めて、ということをもう一度始めたいと思います。