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読了本(上海、かたつむりの家)
『上海、かたつむりの家』
【六六/著、青樹明子/訳 プレジデント社】
こんにちは、るおです。
読み終わった本を簡単に紹介します。
昔、上海に住んでいたことがあるので、上海が舞台になっている本がけっこう好きなんです。
上海に暮らす4人、
「郭海萍」(姉) /「蘇淳」⇒ 夫婦
「郭海藻」(妹) /「小貝」⇒ カップル
そして、とある公務員「宋思明」が主な登場人物です。
読む前はてっきり、かたつむりの殻のように小さな家から抜け出すために、家を購入することを計画して、その目的に向かっていろいろ奮闘するストーリーなのかな、と思っていました。
たしかに家の購入に関することは、文中でたくさん触れられているのですが、それと同じくらい、いやそれ以上に「郭海藻」と「宋思明」の「よろしくない関係」について、スポットが当てられた内容でした。
彼氏がいる「郭海藻」からすると二股、妻がいる「宋思明」からすると不倫ですね。けっこう官能的な場面が多かったです。
私はむしろ、家が購入できるかより、そっちのストーリーの方が気になって読んでいましたww
そして結末は、なんだかんだで登場人物みんなハッピーエンドになるかな、と思っていましたが「郭海藻」と「宋思明」に関しては違いましたね…。
(「郭海萍」と「蘇淳」夫婦は無事、家を購入。「小貝」には新しい彼女ができました。)
ちなみに中国ではテレビドラマ化もされているみたいです。
(打ち切りにしたテレビ局もあったみたいだけど…。なぜ…??)
ドラマも見てみたいです。
上海、また行きたいな。
るお