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読了本(だから、居場所が欲しかった。-バンコク、コールセンターで働く日本人-)
『だから、居場所が欲しかった。-バンコク、コールセンターで働く日本人-』
【水谷竹秀/著 集英社】
こんにちは、るおです。
読み終わった本を簡単に紹介します。
タイ・バンコクに「居場所」を求めて…。
バンコクのコールセンターで働く日本人を追ったノンフィクションです。
コールセンター。
実は私もコールセンターで働いた経験があります。それも海外。場所は中国・大連でした。
特に中国のコールセンターで働きたかったという訳ではありません(中国の都会に住みたいという気持ちがありました)。
日本人が現地採用で就業する上で、コールセンターは敷居が低かったのです。というのも学歴は高卒で可(当時私は専門卒でした)。そして中国語不要。日本語のみでこなせる仕事だったからです(中国語を使う仕事に就くことへの不安がありました)。
ただその分、給料安かったですけどね…ww
そしてこの本の舞台、タイ・バンコクでも、コールセンターは同じように敷居が低いのです。高卒で可。タイ語・英語も不要。日本語のみ。ただ給料は安い…。
バンコクのコールセンターに流れ着く人たちの多くは日本で「生きづらさ」を感じていたようです。
「生きづらさ」
私も日本でそれを感じていたから、中国へ行った(逃げた)のかもしれません…。まあ今でも「生きづらさ」は感じていますが…ww
「ゴーゴーボーイ」にハマる女性、同性愛者の男性、借金苦で日本から逃げてきた家族…。この本にはいろんな人たちが登場しているのですが、その中で、コールセンターの仕事を失い、アパートも追い出され、ついには「マック難民」になってしまった人がいました。これはなかなかの衝撃でした。その人、今はどうされているのでしょうか…。
ところでみなさんには、「居場所」ってありますか…。
私は、引きこもれる一人暮らしの自宅ですかね…ww
るお