読了本(お探し物は図書室まで)②
『お探し物は図書室まで』
【青山美智子/著 ポプラ社】
こんにちは、るおです。
読み終わった本を簡単に紹介します。
私自身、現役の図書館員なので、図書館や図書室が舞台になっているお話は、読んでみたくなります。
とある小学校に併設されている、コミュニティハウス内の図書室で働く司書の「小町さゆり」さん。
「何をお探し?」
この一言から、小町さんと利用者さんとのやり取りが始まっていきます。
決して愛想はよくないけど、利用者さんたちの話にしっかり耳を傾け、小町さんならではの選書と手作りの羊毛フェルトの付録で、人生を後押ししてくれます。
【私と小町さんとの共通点】
・愛想がよくない
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でも小町さんは愛想が悪くたって、選書で利用者さんの人生を後押ししています。
私なんて愛想悪すぎだし、ましてや選書で利用者さんの人生の後押しなんて絶対できないです…。ただただ事務的・義務的に本を選んであげるだけになります。そもそも選んであげること自体、ほぼないことです。
スゴイな、小町さん。
実在はしないけど、私も小町さんから選書と羊毛フェルトの付録で、人生を後押ししてもらいたくなりました。
全5章からなる連作短編集、 みなさんもぜひ読んでみてください。
続編出てほしいなあ。
ちなみに、
もし、映画化されることになったら…。
小町さん役はやっぱり「あの人」かな~。
るお