シーシャメモ #1

シーシャ作りでの気付きをのせていきます。

バブルパルスについて
まず、よくシーシャ屋さんで教えてもらう吸いかたは「ストローでシェイクを吸うように圧をかけて」と教わります。
わたしもそのようなイメージで何となく強く吸うということを意識していました。
しかし、香りの濃い煙を出せるときもあればなかなかうまく香りを出せないときもありました。
このバラつきの原因はなにか?

ここで水に対する気体の溶解の鍵となる要素を考えてみます。
まず、圧力です。吸出しの圧力が強いほどシーシャのステム内が減圧されトップ内の空気が水面まで吸い込まれます。
次に水の表面積です。水の表面積が大きいほど空気が水に触れやすく、空気が溶解しやすくなります。

ボトルの中の水の挙動をみてみますと、強い吸いをしていくとある程度までは水表面がブクブクと振動する量(これを、"バブル表面積"と定義します)が大きくなり、さらに強くするとブクブクが比較的落ち着き水面が上がってきます。

つまり、吸いの圧力が弱~ちょい強のときにはバブル表面積が次第に大きくなり、強く吸いすぎるとバブル表面積が一定になり、あとは水面が上昇することになります。

ここでバブル表面積が最大になる時の指標としては、シーシャ自体の振動(ブクブク音)が最大になる時であるといえます。

ブクブク音が最大になるところで吸い続ければ、それ以上に強い吸いでなくても水へのステム内空気の溶解量が増え、吸いをやめたときそれまで水に加わった圧がなくなって空気がステム内に解放され、しっかりと加圧されます。

この感覚を練習してみるならば、マックなどでフタとストローのついたコーラなどでバブルが最大になるように吸ってみると、吸いをやめたときにストロー内をコーラが逆流してくるのを体感してみるとよいでしょう。

強く吸う、以上にブクブク音を最大にするという意識に変えてみるといいのかもしれません。

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