「ゴシップ#彼女が知りたい本当の○○(第5話)」友人とはなんぞや?そして、昔にこびりついた事象に…。
皆が、黒木華の誘導で少しづつやる気を出してきたカンフル編集部。最後まで戦力外と言われた石井杏奈が今回の主役?彼女の高校時代の友人のプロゴルファーが盗撮被害に遭って苦しんでいる話。そんな中で、本人がネットニュースにそんなに簡単に協力してくれるわけもない。大体、友達だって言ってもしばらく離れていたら別人ですものね。
しかし、ここで出てくるネットの中でのこういうの盗撮と言えるのか?というレベルのものであり、その辺はいただけない感じ。女子の可愛い姿を見せたいところと、男子のいやらしい姿が見たいというところが微妙にシンクロしてしまうので、こういう話も減らないということでしょうが、昔のアクションカメラとか言われた時代に比べれば、もはや全ての人間が盗撮可能な状態だし、スマホの中にHな画像が入っている人は多いのだとも思う。ある意味、開き直っていくしかない時代。ネットニュースの、この手の話題も溢れすぎてて、個人的には食傷気味でクリックすらしなくはなっている。
そういう点では、落とし所で黒木が石井に高校生時代のスーパースターの話を書かせるというところは目の付け所がなかなか良い感じである。もはや、ネット内のニュースは、愛情のないもに価値がなくなりつつあるわけである。
今回は、捜査というか、話の落とし込みに寛一郎が参加。カメラマン目線で犯人を割り出す。そして、彼が黒木が関わった昔の事件の被害者の弟だったことがわかる。このドラマ中盤でこの流れなのは、ある意味、この事件で黒木の過去が表出するも、それは黒木の不利な状況でもないのだろうということ。そして、後半に向け、寛一郎がカメラマンとしてカンフルに協力していくような感じにも見える。違うか?
どちらにしても、石井杏奈も含め、ある意味団結してきたチームで、黒木の本当の顔を暴いて、そして更に大きな事件に向けて意気込むということなのだろうと思う。そして、目標のビューを稼いでそこでどうなるか?ということなのか?
とにかくも、ここまではこのドラマの序章に過ぎなかったわけで、ここから黒木の過去の話と、もう一つ大きな事件があり、カンフルの存続云々みたいな話が起こってくるのか?
このドラマ、視聴率は芳しくないらしく、さっきネットを見ていたら、ネットニュースで編集長が直に取材に行くなどあり得ないとして、この脚本を取材不足と書いていたが、「そういうネットニュースのあり方は違うのではないか?」というのがこのドラマの主眼なのではないか?と私は思う。取材なんかするんじゃないという人たちが取材不足とかいう。こういうネットニュースのドラマ評も本当にクソですよね(ライブドアニュースですよ)。というか、ドラマを見ないで視聴率の数字見てコタツ記事書いてる人がいるのですよね、きっと!