
「フォレスト(第6話)」知ったものは朽ちていく森の中、この混沌は金のため?
比嘉愛未まで怪しいと語った水野美紀が殺される。そこに比嘉が通りかかるということは、どういうこと?という感じはするが・・。だが、水野が殺されたのは、ふせえりとファーストサマーウイカの話を聞いたからだろう。私的には、比嘉に近いものが怪しいと感じるので、サマーウイカは結構怪しい。とにかくも、さまざまな恨みを持っていたり、さまざまな悪巧みがあったりして、この家がバラバラなことはわかる。そして、そのバランスをなんとか保たせていたのが堀部圭亮ということなのか?
ただ、全体像が今ひとつ見えてこないのと、やはり、いなくなった岩田の弟はどう使われて、何を隠しているのか?ということが見えてこないのは気持ち悪い。
今回、最初に、岩田の母親の黒沢あすかは、食中毒を起こしてことで自首をして、そして、多分いろいろなことを喋っているのだろう。だから、堀部も調べられる。彼が肝心なことを語らない限り、この家の悪い膿は出てこないのだろうか?そうでもなくなってきてるところが面白いとも言える。
そして、一番いろんなことを探っていた水野が消えたということは何を意味するのか?結果的に家族以外は皆死んでしまった状況?そこで次に誰が何をするのかというところ。そして、松田美由紀が死んでいないことは大きい。彼女が目覚めた時に次の展開が起こりそう。
で、岩田はクリーニング屋を辞めて、うろついているが、こんな落ち着かない状況で事件を追いかけられるのか?というのも感じる。そういう意味では、比嘉はやはり岩田と一緒に行動すべきということだろう。だから、比嘉が犯人というオチはない。
森田甘路が会社の金をくすねた話があったが、そんなコソ泥みたいなことはあまりドラマ的にも関係ないだろうし、彼はこの事件の大枠からは外れている。という感じで、まだ全く、犯人らしい人に行き着いていない私。
他の見ている皆さんもそうだろう。頭の中が結構、グルングルンになってきているし、ドラマ的にも、もう一回整理が必要なところに来ている。皆さんが松田美由紀のことをよく思っていないのはわかるが、この事件の本質みたいなものが見えてこないのでなかなか気持ち悪いのですよね。
でも、そんな中で、最後は比嘉と岩田は結ばれるという流れのような気はしますよね。で、今回の最初に出てきていた中川大輔は、ここから特に必要はない気がするよね。彼がこの事件の中に入り込むなら、今回、彼にもう一ネタあってもいいですものね。
ラスト、水野の屍体を見つけた岩田は警察に連れられていくが、比嘉は同行しないの?