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そうだ、鎌倉を走ろう。
我々は「走る」ことの可能性を信じている会社だ。
だからみんなで、全力でその「走る」喜びを分かち合う。
一方で、まだまだスタートアップだ。
それぞれが、今日も持ち場で歯を食いしばっている。
せめて、月に1回は全員でその「走る」喜びを分かち合おう。
そんな、9月の「ツキイチラントリップ」は鎌倉に導かれた。
「走る」というそのシンプルな身体活動は、日本中、世界中どこに行ってもワクワクするフィールドで溢れている。
中でも鎌倉は、海も、山も、そして歴史も全力で堪能できる贅沢な遊び場。
「じゃあ、月曜の朝9時、鎌倉駅前集合で。」
満員電車に乗って、コンクリートに囲まれた都市に降り立つ人々とは正反対に、真夏の暑さが残った古都に集まった。
住宅街を抜けて自然に溢れるエリアに一歩足を踏み入れれば、体感温度はグッと下がり、やや息の上がった呼吸に鮮度の高い空気が送り込まれる。
仲間の吐息を感じながら、溢れる自然を浴びながら、身体も、心も、喜んでいる。
キーボードを叩く指、スマホを握りしめる手は、触れる土の温もりにその感度を取り戻していくようだった。
鎌倉の日常を体現する低山の山頂に抜ければ、突き抜けるような青空に、全身の鮮度が高まっていく。
そこに仕事の会話はない。
あるのは何気ない、普段は気にも留めないような街と自然への驚きと笑い声たち。
そんな調子で鎌倉の街を駆け抜け、後ろ髪を引かれる思いで鎌倉でのラントリップは終了。
11時には湘南のビーチフロントに陣取った。月次の定例会を開催するためだ。予約したレンタルスペースは家のような寛ぎと、オーシャンビューにシャワーまで提供してくれた。
先月の実績、トピックをレビューし、この1ヶ月の労をねぎらう。
着実にやれたこと、まだまだ届かない世界。遠くて高い夢への実現のため、チームみんなで心を新たにする。
鎌倉の空気と、大自然でエネルギーをチャージしたら、また戦闘モードに切り替える。午後は各自で、鎌倉の街のリモートワークに散っていった。
「もっと自由に、楽しく走れる世界」
を創りたい。だから我々は、もっと自由に楽しく働いて、1歩でもその夢に近づけるように。