【ロシア留学】美男美女とおそロシアが溢れる学校生活ラブすぎる
ロシア10年生の学校でのいちにち。
(注意)ロシア10年生は日本の高校2年生ごろ
朝(8時ごろ) 朝ごはんを食べて学校に登校。登校は大抵ホストママの車で送ってもらっていた。みんなそんな感じだった。
午前中 授業が4限分ある。1回45分だったかな?(もはやアヤシイ記憶)休憩もちゃんとある。
お昼(12時ごろ) 学校のカフェテリアにてお昼ごはん。毎月学食費を払ってあって、列に並ぶとご飯を受け取れる仕組みになっている。別売りしてるパンが美味しかった。(わたしは学食が苦手だった)
午後 授業が2限分ある。そうすると終わるのが2時ごろとめちゃめちゃ早い。
そういえば、ロシアの学校にはピッシリ決まった制服はないものの、
男子はスーツ、女子は上が白のブラウス、下は黒のスカートまたはパンツスタイルが決まりだ。
クラスのみんな。
小学校からずっと一緒だから、めちゃめちゃ仲が良い。
そんなことより美男美女すぎた。
本当に同い年なのでしょうか?
始業式に行ったとき、一番ショックだったのはウエストの位置だったな…。
学校にある科目は、日本の学校とほぼほぼおんなじだ。
国語 数学 物理 化学 生物 地理 歴史 英語 体育 オー・ベー・ジェー
数学や物理などの理数科目は、数字とか式とかアルファベットであるのが功を奏して、なんとなく何をやっているのかは理解できた。
(写真、テコの原理なのはきっと誰でもわかる)
国語とかはまるでチンプンカンプンだった。
(社会の教科書にあった"日本の家族"写真)
(学校のグラウンドで体育に励むみんな)
異色すぎるオー・ベー・ジェー
以前の記事でも少し触れた、このオー・ベー・ジェー(ОБЖ)という授業は、徴兵制のあるロシアの男子生徒のための準備授業(なのだと思う)だ。
なんとオー・ベー・ジェーの教室にはガスマスクも置いてあって、教室に初めて入った瞬間からヤバい感じが溢れ出ている。
教室に貼られているポスターもヤバそうだ。
(これはなんかちょっとオモシロカワイイ)
温度ごとの服装情報が国家機密ではなく、ロシア国に狙われないのを願うばかりだ。
「オオォ〜〜!!きみが今年の留学生だな!!(推測ロシア語訳)」
やってきた先生はなんとも可愛らしくお茶目な感じのおじいちゃん先生だった。
「どこからきたんだい!?」
「あぁ、!えぇ、、日本です!」
「日本ガールかぁ!へぇ!じゃあこの授業なんてビックリだろうねぇ!!(こちらも推測ロシア語訳)」
そして始まる謎の号令、
急にキビキビ動き出すみんな、
そして教室前に順次行く男子、
銃の組み立てを習いタイムトライアルが始まる教室…!?
そもそもはじめてリアル銃を見るわたし、あんぐり。
ガチャガチャガチャ!とドンドン組み立てていき、完成すると!
「見て!!どう!!」と超ドヤ顔でこちらに構えてくる男子たち。
「す、すごいわ…」
これが名高いおそロシアか…
ときは2014ー2015年…
まさにロシア氏、隣国ウクライナ氏とバチバチの関係だった。
そんなあるときのことだ。
🔔ウゥーーーー!!ガンゴンガン!!!🔔
ロシア語の授業中、大音量でサイレンが鳴り出した。
さすが日本人、緊急地震速報に慣れてはじめは「地震〜!!!」と瞬時に思ったが、誰も机に隠れない。
ン?と思っていたら
「急いで外出る!!!」
先生、叫んでいる。
(参照)ロシア人は声と勢いがすごいハナシ
●【ロシア留学】いちばんのカルチャーショックはその勢いです!なんてやっぱり言えない
もしやもしや。
一気に引く血の気。
せ、せ、せ、戦争…?
わたしの住んでいるところ、ウクライナに近い。
警報鳴った。
急げ!と言われている。
脳内大アラート
心臓バクバク、ダッシュで階段を駆け降りたら、
みんなヘラヘラと校庭に集まっている。
「えぇ、みなさん。お集まりありがとう。避難訓練はおしまいです。」
ロシアで警報なんて鳴られてはひとたまりもなくヤバいことを想像してしまう。
もうちょっとロシアの安全性を信頼していこう、と思った。
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