【ロシア留学】カチューシャ歌えるようになればロシア人の仲間入りを果たせる
ロシア人の心に刺さる一撃
もし、も〜しもしも、例えばロシアに行くとかで「ロシア人と仲良くなれる術はなにかないだろうか?」
と悩んでいるあなたに、わたしはカチューシャ(Катюша)の歌をぜひぜひ覚えていってほしい。
カチューシャって、あの、女の子が髪に刺してる丸っぽいやつ…👯♀️
ではない。
カチューシャは、ロシアガールのよく聞くお名前"エカテリーナ"ちゃんの愛称で、その子のストーリーソングだ。
Расцветали яблони и груши
Поплыли туманы над рекой
Выходила на берег Катюша
На высокий берег, на крутой♪
曲名を「カチューシャ」と聞いて、「それはどんな曲なのだろう?」と疑問に思いつつ上のロシア語を眺められたと思うし、最後に音符マークをつけたことで、なんともポップなかわいい曲感が出てしまった。
実際はそんなに明るい曲調なわけではない。
し、きっと誰もが一度は聴いたことがある曲だ。
ターッタターッタ
タタタタタータ
ターッタターッタ
タタタタター〜♪(つづく)
なんとも「タ」だけでは伝えられない気がするので、一度YouTubeで試聴してみてほしい。
「なぁんだこれか!」と思った人も多いはず。
日本でもよく知られてるくらい有名な歌なのだから、原産国ロシアで知られていないわけない。
最強国民的ソング・カチューシャ
ロシアで初めてこの歌を耳にしたのはいつだっただろう。
そのときはそれがロシア民謡で、しかもあの(髪につける)カチューシャの歌ではなく女の子の歌だなんて思いもしなかった。
(クラスにカチューシャと呼ばれる子がいて気づいた)
民謡としてはダントツトップの歌唱率で、例えば何かのイベントとか、良いことがあって皆で何か歌いたくなったときとか、
サウナ会でも歌われていた(ロシア人はサウナが好き)。
ロシアでは徴兵制があって、その準備をするオー・ベー・ジェー(ОБЖ)という授業があるのだけど(この授業がなかなかすごい)、
その一環であったクラス対抗の日本でいう集団行動(日体大でおなじみ)戦でもカチューシャが歌われていた。
行進しながらカチューシャを歌う生徒たち、なかなかロシア感がすごい。
カチューシャの汎用性高すぎ
咲き誇るリンゴとナシの花
川面にかかる霧
カチューシャは川岸を歩いて行く
高くて急な河岸を ……
ちょっと哀しげなメロディラインと歌詞で少し苦手だったのに、あまりにポップな場面で歌われるから、明るい歌なのではと思えてくるようになった。
これをロシア人と一緒に歌えたなら、ロシア人の心鷲掴みも間違いない。
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