『陸上競技』をやめる理由
『note』を始めた理由のひとつ。
それは昨年のキャプテンとしての経験談を通して、後輩たちへのメッセージを所々に散りばめること。
過去のことなんて気にしなくていいし、無駄話は無駄話であり続けることが一番です。
だけど、これから後輩たちがチームを引っ張っていく上でなにか困ったことがあった時に、ちょっとでも打開のヒントになることがあればいいなぁと思いながら、駅伝部員であるうちにと、急ピッチでこれまで書き込んできました。
そして先月をもって退寮し、駅伝部を離れました。
後輩たちは全く心配いらなさそうですし、伝えたかったことをある程度は残せた気がして、ホッとしました。
そんなこんなで一区切りついて、ホッとするあまり『note』をほっといてしまいました。
そう、ホッとしてほっといた。
...はい!
以上が、しばらくnoteを更新しなかった言い訳であります。
あぁこの感じ、久しぶりだぁー!😆
ーーーーーーー
久しぶりの無駄話は、『競技をやめる理由』についてです。
このタイミングで自分の中でしっかり整理しておこうと思います。
なぜ競技を続けないのか。
それには大きく3つの理由があります。
◆
陸上競技線『箱根駅』🚋🚋
1つ目の理由。
それは、そもそも陸上競技の『目的地』を箱根と決めていたからです。
「もう競技は続けないんです。」
「えー!もったいないなぁ。」
何度・何人と、このやり取りをしたことでしょう。
「つっきー、note読んでるよ!」
「ありがとう!あくまで『無駄話』だよ...🙏」
っていう会話の次くらいに多いです😆
僕の競技人生を応援してくれる方が沢山いたこと。
とてもとても嬉しいですし、ありがたいことです。
(つっきーの無駄話を読んでくれる方がいることも!)
でも、僕自身はそこまでもったいないと思っていません。
それはやっぱり箱根がゴールだったからです。
だから箱根止まりなんだよって言われるかも知れません。
確かに、僕が乗った陸上競技と言う名の列車の終点は『オリンピック金メダル』なのかも知れません。でも僕の目的地は『箱根』です。だから、僕が下りたい駅で途中下車するのです。
つまり『箱根止まり』の選手ですが、『箱根停まり』の選手なんです。
これが1つ目の理由。
◆
薄れ始めた『勝ち』への気持ち
2つ目の理由は、心境の変化です。
中学・高校・大学、いずれの時期においても、他の人が良いタイムで走ったりすると悔しくて、「次は俺が!」と闘志を燃やしていました。
それは競技者であれば当然の感情だと思います。
しかし昨年の1年間は特に、自分の中でそういう気持ちが少しずつ薄れていくのを感じていました。
キャプテンという立場で、自分の場合は周りを巻き込んでいくスタイルだったからかもしれません。
他のチームメイトが記録を出すことで感じる『悔しい』という気持ちが、『嬉しい』という気持ちに少しずつ変わっていきました。
そしてそれは、アスリートとしてエネルギーに代えるべき要素が、エネルギーに変えられなくなっていく感覚でもありました。
相手と競り合い、勝負に勝つために全てを捧げるのが競技者であるにも関わらず、そこに価値を見い出しにくくなっていった。
勝負にこだわらないのなら競技者としてはそこまで、と自分は考えています。
だからここで、大学をもって競技を終えることに決めました。
これが2つ目。
◆
マサラタウンにさよならバイバイ👋
♪♪♪♪♪
マサラタウンにさよならバイバイ
おれはコイツと旅に出る
鍛えた技で勝ちまくり、仲間を増やして次の街へ...
♪♪♪♪♪
(ポケモンの主題歌を知らない方は☝️より。)
そう。
陸上界で鍛えた力で、次の世界へ挑戦...
3つ目の理由は、これまで陸上競技で積んできた経験やスキルが、今いるこの『陸上界』よりももっと大きな価値をもち、それをより多くの人に提供できるかもしれない『別の世界』を見つけたからです。
「陸上競技が全てじゃない。」
多くの引退していく選手がいう言葉です。
『逃げ』だと言われることもありますし、僕自信がそう思っていた時期もありました。
それを踏まえて今の僕の意見はというと...
ドンッ!
陸上競技が全てじゃない。
...ってなるんですよ!やっぱり笑
これまで娯楽や恋愛、青春を手放して、すべてを陸上競技に費やしてきました。...といったらちょっと言い過ぎかもしれませんが、すべて陸上競技を中心に回していたことに間違いはありません。
そして、それが夢だった箱根に手が届いた要因の一つだと思っています。
あっ、カッコ良さげに根性論を言っていますが、あくまで僕の場合です。
月に何万も課金するようなアニメオタク兼箱根ランナーもいますし、彼女ができた途端に力をつけ始める人だっています笑
僕が2つ以上のことを同時にこなせるほど器用じゃないだけです🤭
話が逸れました😅
陸上競技にすべてを掛けてきた。けどやっぱり競技がすべてじゃない。
すべてじゃないのなら、自分が持っている力をもっと活かせたり伸ばせる世界があるのなら、そっちへ行って活躍したいと思うのです。
この心理状態を『マサラタウンにさよならバイバイマインド』と言うそうです笑【引用:つっきーの辞書(2020)】
10年以上も続けてきた陸上競技から学んだことや経験。
それを生かさないことこそが、競技をやめることよりもずっともったいないことだと僕は思います。
だからこそ始まりの町・マサラタウンで鍛えた技をもって、次の街へ挑戦。
その技が次の街でもっと活かせるのなら、もうもったいないと思わないのではないでしょうか。
そして次の世界だってそこがすべてではなく、そこで更に力を磨き、仲間を増やして、また次の世界へ.。次へ、次へ...。
僕はそうやって生きていきたい、これが3つ目の理由です。
◆
いつも通り長々と話してしまいましたが、結局まとめると...
⭐箱根が目的地だったこと。
⭐競技者思考が薄れ始めたこと。
⭐自分の力をもっと生かせる別の世界に挑戦したいこと。
以上が、競技をやめる大きな3つの理由です。
ーーーーーーー
♪♪♪♪♪
ああ、憧れの『ポケモンマスター』に
なりたいな!
ならなくちゃ!!
絶対なってやる!!!
♪♪♪♪♪
これまで☝️上の『ポケモンマスター』のところには間違いなく『箱根ランナー』が入っていました。
そして次は『 』に何が入るのか。
それは...
またの機会に!😆
今日もつっきーの無駄話を聞いてくれてありがとうございました。