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【2024年12月16日】 あいわら vol.2

12月16日、同期4組によるユニットライブ「あいわら vol.2」がありました。前回の初回に引き続き、沢山のお客さんに来ていただき、本当にありがとうございました!
今回のライブはとっても「心が動いた」のでちょっと書き留めておこうかと思いました。

初めて、ひとりで、MCというものに挑戦しました。させてくださいとお願いしました。「何か大きな経験を積んで、今より少しでも芸人としてステップアップした状態で年を越したい」そんな、言ってしまえば自分勝手な思いからです。
ただ、実際にやってみたら、想像の何十倍も何百倍も大変でした。全然、自分がこうありたかったと描く理想像とは違うMCになっていました。やりながら「俺、本当に大丈夫?」と何度思ったことでしょう。でも頼りになりすぎる同期や、今回ゲストで来てくれたワタナベの同期のケミカル幕府、シャロン、ほろよい飯店が本当にたくさん助けてくれたおかげで、ライブとしては本当に良い、楽しいライブになりました。本当に大感謝です。
ネタも本当に楽しく、温かい空気の中でやらせていただいて幸せでした。初めてお客さんの前で3分漫才をさせていただきましたが、本当に楽しかったです。共演者のみんなと、お客さんのおかげで、お笑いライブのMCとしては全然良くなかったけど、「あいわら vol.2」というライブを構成するイチ芸人としては、なんとなく良かったんじゃないかなと思えました。

でも理想のMCとは程遠いMCになってしまったことは本当に悔しくて、振り返っても「あぁ〜」ってなります。ただ、これは良い悔しさです。現状の自分のベストは尽くせたし、やりたい事をやっている中で、苦しんでもがいているのですから、なんて幸せな話なのでしょう。青春してます。

なんか、お笑いをやっていて本当に陸上競技をやっていた時と通じるものが多いなと感じる日々です。自分はハードルで全国まで行きましたが、ハードルの最初のレースなんて、どれだけ遅かったことか。「こんなんで全国とか無理そう」と思いました。ただ、悔しかった。速くなりたいと思った。その時感じた悔しさがなければ、絶対全国とか出てなかったですし、今の自分もいないと思います。

この感じは、コントでもそうでした。ただ陸上しかやってこなかった男が、いきなりずっとお笑いに触れてきた、既に面白さが出来上がっている人たちの集団の中に飛び込んで、最初はそりゃもう、圧倒されました。養成所に入って最初のライブでやったネタなんて、自分が何をどう演じたら良いのか面白いのかも分かんないもんだから、逃走中のハンター役として出ました。ウケたけど、なんか、どこか悔しかったです。なのでそれから演技を自分なりに一生懸命考え、頑張りました。
その甲斐あって、卒業する頃にはラバーガールの飛永さんに「平山くんは演技がすごく良い」と褒めていただけるまでになれました。コント動画が載ったYouTubeでも「平山くんの演技は凄く良い!」とコメントしてくださってる方もいました。この成長を実感できる瞬間が本当に嬉しかったです。

その感覚でいくと、この日のMCは本当に自分の中で大きな「0→1」でした。次の「あいわら vol.3」でまたMCをする事になるのかどうかは分かりませんが、次やらせてもらえる機会があれば、絶対今回より何かひとつでも、自分の中で成長を感じられるようになっていたいと思います。陸上もその積み重ねで上までいけた実感があるので、お笑いでも同じように一つずつステップアップを重ねて邁進していきたいです。

さて、次の「あいわら vol.3」は来年の2月13日(木曜日)、場所は今回と同じ池袋ムーブメントスタジオ、時間は19:15開場の19:30開演です!次回はゲストに人力舎先輩の海を売る男さん、炭酸水さん、エリクトンさんに来ていただくことになりました!本当にありがとうございます。こちらにチケットのリンクを貼っておきましたので、是非お越しください!もう購入できます!⬇️

ステップアップを目指していくのはネタでも勿論のこと。我々楽願としても、今回より更に皆様に楽しんでいただけるネタを披露できるよう、日々頑張っていきます。タルタル関数、ミスターアンディ、ビックブックの3組も思いは同じなはずです!
個人的に「あいわら」の好きなところは、この4組とも個性がそれぞれ立っているところです。それぞれのスタイルをそれぞれで極めていく感じ、その4組が集まって一つのライブを作っていく感じが、陸上部時代の種目の違う仲間たちがそれぞれの練習で力をつけ、同じ大会に出た時それぞれの種目で結果を出してそのレースをみんなで見守る、あの感じと重なり、なんかすごくあの頃と同じ青春をしている感覚になります。

まだまだ私は未熟なので、これからも舞台の上で色々ともがいている所をお見かけすることもあるかもしれませんが、ここまでこのnoteを読んでくださった皆様には、その時はぜひ「こいつ、楽しんでるな。青春してるな」と思っていただきたいです。楽しんでます!青春してます!

最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました。

「あいわら vol.2」終わり。みんな助けてくれてありがとう

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