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【徳島県】 四国楽しみ尽くし旅〜1日目〜
【はじめに】 旅の概要
死ぬまでに47都道府県を楽しみ尽くしたい私はかねてより、高知県以外まだ足を踏み入れたことのない四国を巡ってみたいと、強く思っていた。香川県、徳島県、愛媛県、高知県の4県から構成される四国。だが、2泊3日で全ての県をたっぷり楽しんで周るのは厳しかったので、今回は愛媛県は断念することにした。
私がこの旅で特に行きたいなと思っていたスポットは徳島県の大塚国際美術館、香川県の父母ヶ浜、そして高知県の坂本龍馬記念館。坂本龍馬記念館には昔行った事があるが、その時よりも遥かに龍馬や幕末史への造詣も深くなっているため、今の感性でもう一度行きたいと思っていた。
もう何ヶ月も前からこの3日間で行こうと計画していて、ずっと楽しみにしていたこの旅。しかし1日目に最大のアクシデントが。それは、、、
四国に降り立って真っ先に向かった大塚国際美術館の入り口に大きく「closed」「本日休業」の文字。
はぁ…俺のバカ。俺のアホ。俺のマヌケ。この旅を計画した時の私はワクワクしすぎていたにも程がある。休館日なんて存在しないと思っていたのかも。そんな訳ないでしょう、ちゃんと調べなさいよと今ならツッコめる。
日にちをずらして2日目に行こうかなと思ったけど、なんとタイミング悪くこの数日間だけ臨時休業が続いていた。な〜るほど!そうきたか!よ〜し!こうしてはいられない!さて!どこ行こうか!!
ここから、今回の四国楽しみ尽くし旅がスタートした。
【旅の流れ〜1日目(2025年1月20日)〜】
3:50 起床
4:50 自宅出発
7:15 羽田空港到着
8:55 羽田空港発(✈️ANA281便)
10:15 徳島空港着
10:30 レンタカーを借りる
12:00〜14:30 道の駅・くるくるなると
🍽️大渦食堂&ホレタテキッチン
15:00〜16:30 大鳴門橋・遊歩道「渦の道」
18:00 ホテル「じゃこ丸パーク津田」チェックイン
18:30 🍽️ホテル内食事処
25:00 就寝
【旅の思い出〜1日目〜】
①道の駅・くるくるなると
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大塚国際美術館を入ることなく後にし、近くに駐車して次の行き先を探した。この悔しさを晴らしてくれるのは美味しいご飯しかない。そうして行き先を「道の駅・くるくるなると」に定め車を走らせた。
来た道を忠実に戻るのが悔しく、所々ルートを変えながら、30分ほど走って目的地に到着した。
早速、徳島名物・なると金時(さつまいもの品種)のオシャレなオブジェが出迎えてくれた。建物は2階まであり、2階はちょっとした広場みたいになっており、同じく徳島名物の「鳴門鯛」「鳴門れんこん」のオブジェが堂々と存在していた。オブジェは関係ないけど、ここにいたちっちゃい男の子が一生懸命、頑張って歩いている様子が愛おしくてたまらなかった。彼は将来下半身強くなる。
②大渦食堂 *くるくるなると内レストラン
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くるくるなると内にある海鮮丼屋さん「大渦食堂」に、まるで渦に吸い込まれるように入り、ぶり、炙りぶり、鯛、炙り鯛が渦のように並べられた幸せすぎる海鮮丼をいただくことにした。
では、いただきます。お〜う。おいしすぎるぜ。あれ?大塚国際美術館、行こうとしてたっけ?徳島に来たのはこれを食いに来たからじゃなかったっけ?と、無理矢理言い聞かせるのではなく、自然にそう思わせてくれるほどに、美味しかった。
やっぱり本場のお魚はプリプリ度が違う。カボスが乗っているのは嬉しいけど、このトッピング自体は全国的に珍しい訳ではない。でも、刺身×カボスの掛け算というか、化学反応というか、それが全然違った。あ〜こんな事になるんだ、すげえな。これが当時の脳内に浮かんでいた言葉。ご馳走様でした。
③ホレタテキッチン *くるくるなると内カフェ
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同じく、くるくるなると内にあるカフェ「ホレタテキッチン」。美味しい海鮮丼を食べた後は無性にスイーツが食べたくなる。そしたら目の前に。
もう、ね。入るしかない。そして、こういう心境でお店に入ったら、もうそこに入った瞬間からしあわせを感じるのはきっと私だけではないはず。
さて、私は「イモほりほりパフェ」という名前の可愛らしいメニューを注文した。料理が届くな否や、口元が緩んでしまった。スプーンが、スコップの形をしていた。なるほど、イモほりほりパフェ。おい〜。癒される。。いただきます。
一口目から、おいしい。イモをほりほりし食べ続けていると、途中で登場してきたのは、濃厚なバニラアイス。やられた。震えた。タイムカプセルをほりほりしていたら知らない宝箱も出てきた感覚。嬉しくて、おいしかった。ご馳走様でした。雰囲気もめっちゃ好きだった。
④大鳴門橋・遊歩道「渦の道」
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徳島といえば、まず「うずしお」が思い浮かぶ人は、日本人であればとても多いはず。私も旅を計画した時、これを見ずしては徳島を出られないと思いルートに入れていた。
高速道路が走っていて、鳴門市と兵庫県淡路島を結ぶとても大きな「大鳴門橋」の、高速道路の下部分に「渦の道」という遊歩道が設置されていて、そこを通っていくと渦潮をとても近くで見る事ができる。ところどころ下が透明になっており、渦潮を更に迫力満点に見ることができる。
ここを歩いて見てきた感想としては、こんな海の景色は見た事がなく凄いと思った。ちゃんと、渦潮になっていた。凄かった。もう、地形がそうさせているんだろうな。色んな条件が揃わないとこうはならないんだろうな、と思った。
ただ、チョットだけ欲を言うと…自然に欲を言うなんてバチ当たりだとはもちろん自分でも思うけど…私が見れたのは、沢山の小さい渦が生まれては消え、消えては生まれ、の繰り返し。やっぱり大きい渦潮は中々条件が揃わないと発生しないらしい。それを見たかった部分はあるけど、「巻け!巻け!」と念じ続け、その祈りが通じたのか小さい渦がチョット膨らんだ時は嬉しかった。巻いてくれてありがとう。
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⑤ホテル・じゃこ丸パーク津田
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徳島県をたっぷり満喫した後、1日目の宿はホテル「じゃこ丸パーク津田」。香川県にちょっと差し掛かったところ辺りにあり、部屋からは瀬戸内海の海を一望できる最高の眺めのホテル。
ホテルといっても和室を選択したため、旅館みたいな感じだった。嬉しい。ホテルも好きだけど、個人的には旅館の和な雰囲気の方が好きなので。
晩ご飯が、ま〜あ写真を見ていただければ分かる通り、至福でした。いただきます。一番嬉しかったのは、鯛のしゃぶしゃぶ。お箸でつまむとすぐ崩れちゃうほどに、ほろほろと柔らかい食感がたまらなかった。今日1日だけで鯛の刺身、炙り刺身、しゃぶしゃぶ、オブジェと4種類の鯛を楽しむ事ができた。幸せすぎる。ご馳走様でした。
室内にはおそらくホテルの人がセレクトして作成してくださった「オススメ うどん屋さん」のガイドブックが置いてあり、次の日食べにいくうどん屋さんの目星を付けた。
初上陸・徳島県をたっぷり楽しむ事ができ大満足で浸りながら、そして翌日の同じく初上陸・香川県の旅に思いを巡らせながら眠りについた。
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