僕も僕を好きになれるかな。
乃木坂46の26枚目シングル“僕は僕を好きになる”が初披露されましたね。歌詞に賛否両論あるみたいですが私はこの歌詞めちゃくちゃ素敵だなと思いました。杉山勝彦先生の曲ももちろん最高だしトータルして最強。こりゃめちゃくちゃ好きなやつだ!となったところで、まだ2番の歌詞は知らないですが私の今の解釈を忘れないように記したいなと思って書いています。ツイートもしたけどツイートだと文字数制限あるからこっちでちゃんと書きたいなと思って。
真っ白なノートの1ページに書いてみるんだ 今一番嫌いな人の名前とその理由を…
出だしからパンチラインすぎるやろ…え、めちゃくちゃ隠の要素強いじゃん。まぁ乃木坂ってそういう暗めな歌詞多かったりするもんな…けどこれまじ?となりました。乃木坂らしくない隠な感じがして少し違和感だったんです。
とまぁそんな衝撃的な出だしだったんですが、続きの歌詞を聞いていると二番目、三番目…とどんどん嫌いな人を書いてみようとするけど意外と嫌いな人の名前は出てこないし嫌いな人の嫌いな理由もなんだかしょうもないと“僕“は気付いていくんです。自分が背を向けたせいで世界が狭くなっていたことにも。そこでこの“僕“は自分を生きにくくしていた自分のことが一番嫌いだと気付いて1番は終わります。なるほど、と。ここでタイトルの伏線が張られる訳か、と。だって最初から“僕“が“僕“を好きだったらわざわざ好きになる必要なんてないんだから。
この次にフルバージョンだと2番がくる訳ですがまだわからないのでCメロへ。
辛いことがあったら 心に閉じ込めずに ノートの上書いてごらん
ここで目線が“僕”というより“乃木坂46”に変わるような気がしてるんです。辛いことがある現実を否定はせずに、でも抱え込まなくていいんだよ。ノートに書いてごらん。そう寄り添ってくれるような歌詞。これまで何度も言ってきたんですが乃木坂46の辛いことや悲しみを一旦受け入れてそれに寄り添ってくれる優しさが私は大好きなんです。すぐに、頑張れ!大丈夫!と励ます優しさではなく、辛いね。悲しいね。と一旦分かって包み込んでくれるこの感じ。もちろん秋元先生の書く歌詞で乃木坂以外の曲でもこういう優しさは時々見かけますが乃木坂は特に多い気がしてます。そんな優しさのある曲が。このパートには私の好きな乃木坂の優しさが詰まっているなと感じました。てかCメロのソロパート良すぎませんか…ここ一生聞いてられる…ソロパートにするって決めた人誰?ちょっと出てきてもろて。褒め称えたいので。
ハッとするよ(大したことない) 箇条書きした不満 破り捨ててしまおう
ノートに書いてみた?どう?思ったより大したことないでしょ?だから大丈夫だよ。そんなの破り捨てちゃえ。と、包み込んでくれた次は励ましてくれるんです。
そこからラストのサビ、ここの歌詞は1番のサビほとんど一緒なんですけど、最後に
僕は僕を好きになる
とこの曲の幕が下りることで1番とは違って聞こえてくるんです。Cメロの“乃木坂46”に励まされた“僕“が自分を好きになるために背を向けていた世界に向き合って、いろんなことを受け入れてみようかな。と決心したような解釈ができるなと。
全体を通してこの歌詞からわたしは
君の周りにある嫌なことって、もしかしたらちっぽけなものかもしれないよ。世界は思ってるより悪くないのかもしれないよ。
というメッセージを勝手に受け取りました。歌い出しでめちゃくちゃ重い暗い曲かと思っていたのに最後には、なんだこの曲めちゃくちゃ明るいじゃん。となっていて、これはCメロに出てきた“乃木坂46”が“僕“という主人公を励ましたことによって成り立っているのかなぁと。まぁただのオタクの勝手な解釈による納得なんですけどね。でもそう思えたのはきっと乃木坂46らしい優しさがそこにはあって、その乃木坂46らしい優しさがパフォーマンスからも伝わってきたからなのかなと思います。2番の歌詞次第で解釈変わるかもしれないけど変わったら変わったでその時また書きますね☺︎
いやー26枚目シングル、大成功してほしいですね。
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