阪神芝 先週の傾向
こんばんは。
今週は春競馬の総決算、宝塚記念ですね!
阪神コースは先週と今週の宝塚記念までの2周しかないのでバイアスは読みづらいですが、先週の傾向から今週の宝塚記念に生かせるように頑張って分析したいと思います。
★先週の振り返り
先週は東京ダート、特にユニコーンSが開催されました、東京ダート1600メートルについて傾向を探りました。その結果、
・外枠をベースに
①近走先行経験(テンP50以下、できれば30以下)
②父欧州型(キングマンボ)
に合致する馬
さらに、東京ダートコースで距離を問わずに走っていた血統が、
クロフネ、ヴァイスリージェント系を持つ馬
ということで傾向を探りました。
結果としては
6/18/2r
2着 ジューンボンボン(外枠 父欧州ミスプロ テンP30)
3着 カプラローラ(外枠 母父フレンチデピュティ)
6/19/3r
1着 メンアットワーク(外枠 父欧州型(キングマンボ))
2着 プリンスミノル(父欧州型 外枠 テンP50)
3着 マグマオーシャン(外枠 テンP50)
6/19/7r
3着 サファル(外枠 父欧州型(キングマンボ))
という事で、ユニコーンSはスマートラプター面白いかと思ったんですが、、中々難しかったですね。。
★先週の阪神芝の傾向
それでは先週の阪神芝の傾向について、直近10レースの結果から特定のバイアスなどがあるか探っていきたいと思います。
ちなみに私は血統派で、予想に使うツールは主に亀谷敬正氏のスマート出馬表を使っています。
スマート出馬表
文章内の用語の意味については用語集をご覧ください。
掲載コンテンツの用語集
下表は阪神芝各コースの直近10レースの傾向です。
直近10レースにはコースによっては5月の実績が含まれているものもありますので、全体欄の数値から傾向を探ります。
まずは馬場状態です、良でスタート。
芝の状態も良かった為、芝の内回りコースは特に先行馬が残っていた印象でした。
続いて血統別は
大系統サンデーが最も多く、次いでミスプロ系と主流の血統が走っていた印象です。
続いて枠と脚質について。
枠は、うち有利かと思ったのですが、数値としてはほぼフラットであります。
また脚質ですが、近走上がり実績(上がりP30以下)が14頭とテンP30以下を上回っていました。
しかしながら人気ランクD以下(11頭)のうち、9頭は近走先行経験かテンの早い馬(テンP50以下持ちorテンT上位)であり、やはり穴を開けるのは前に行った馬の逃げ残りであることがわかります。
★今週の対策
今週の対策としては
・枠はほぼフラット
・脚質は上がりP30以下が優勢も穴をあけるのは
近走先行経験ありorテンT上位の馬
・血統はサンデー系やミスプロ系などの主流血統
こちらが好走傾向に当てはまりそうな項目となりました。
さらに血統的に深掘りをして見ていくと、
ポイント①
サンデー系×ストームバード系 ヴァイスリージェント系などの米国型ノーザンダンサーの血を持つ馬が人気薄で好走
例えば、
6/18/ 米子S
3着 クラヴァシュドール 8人
6/19/2r
1着 ウォータールグラン 4人
2着 アンブロジアーナ 5人
6/19/マーメイドS
2着 マリアエレーナ 4人
上記は父、母父がサンデー×米国型ノーザンダンサーの組み合わせに該当する馬でした。
1400-2000まで距離は問わず活躍していた印象です。
②サンデー系の中でも父ディープインパクトは不振
直近の阪神芝10レースでディープインパクト産駒は4頭馬券に絡んでいますが、その全てが3人気以内と力が上位のディープインパクト以外は基本危ないかもしれません。
まとめると
・枠はほぼフラット
・脚質は上がりP30以下が優勢も穴をあけるのは
近走先行経験ありorテンT上位の馬
・血統はサンデー系やミスプロ系などの主流血統
・サンデー系×ストームバード系 ヴァイスリージェント系などの米国型ノーザンダンサーの血を持つ馬が人気薄で好走
・サンデー系の中でも父ディープインパクトは不振
以上となります。
★今週の気になる馬
宝塚記念
ヒシイグアス
父はサンデー系のハーツクライで母父は米国型ノーザンダンサーと先週も走っていた組み合わせ。
前走の大阪杯は内ラチがまだ伸びる馬場で外を回った分最後届かずに4着。3走前の天皇賞では、枠の不利がありながらエフフォーリアに0.8差、2走前の香港カップではラヴズオンリーユーどタイム差なし、一線級の馬とも戦って結果を残しています。
今回はレーン騎手への乗り替わりという事で、さらなる巻き返しも期待できるのではないかと思っています。
それでは皆様、今週も競馬を楽しみましょう!