【第4回GMM杯】参加レポート(後半)
はじめに
こんにちは、はしるねこです。皆さんタブンネタスクの貯金は如何程でしょうか。わたしは今のところ7つくらいです。
ロケ団イベが終わってから記事の後半を書いているのですが、イベ中のしゃろこんの収穫は何とたったの11匹、在宅勤務オンリー&自炊したくなっちゃった&覚悟が足りなかったです。1匹もハイパー用のCPに辿り着かないのキツすぎ。
私の中ではシャドウアローラロコン略してしゃろこんです。進化後はしゃろきゅう。良い命名だと思うので良個体ください。
という訳で前回記事の後半戦です。前半のはこちらから。さて逆転で同率優勝を狙っていく訳ですが上手くいくのでしょうか。
結論を先に述べると上手くいきません。プレゼンでも先に結論述べるの大事って言うじゃないですか?あれですあれ。
念のため私の編成も再掲しておきます。前半で書いてなかったんですがチャーレムは冷パンサイキネでした。
対戦記録(ラウンド4~6)
ラウンド4: MOMOさん: ◯ 3-0
真ん中4体にスチルが刺さりすぎてて選出が確定しました。というよりスチルを出さない理由がないやつ。
お相手目線どうやってもスチルをケアしなきゃいけないのと、もしAキュウを甘えると仮定した場合にドヒドスチル以外に相当刺さりが良いので、甘キュウランタシュバという並びで来るんじゃないかなーと予想して迎え撃つことに。2戦目以降は1戦目の選出を受けてその時考えようの発想。
その1戦目、見事にシュバと対面して安易すぎたと反省しました。まあランタとシュバって縦に並べても別に問題ないしな…と後から思いました。
しかしチャレ引きしたところ、シールド1枚消費で追ってきたエアームドから対面を奪うことに成功。後ろから出てきたランタにもサイキネを入れることができ、後は割と危ないながらもなんやかんやで勝ち。
この1戦目でランタが水鉄砲型だと判明したため、想定以上にチルを思い切って出していけると考えました。
2戦目の初手について、1戦目でこちら出し負けしつつ勝ちを拾ったこともあり、お相手としては再び初手スチルを警戒しなければならず、シュバorランタで来るんじゃないかなと予想しました。
読み通り水ランタにチルを当てることに成功。相手はチルに引いてきましたが、電磁砲圏内に入れておきたいこともあって相手ゴドバ即撃ちのタイミングでスチルで交代受けを狙い上手くいきました。後は対面を合わせていくだけで勝ち。相手が水ランタと把握できたこともあり、18戦で唯一ここだけドヒドを選出しましたが、Aキュウをロックした時は本当に最強でした。今思えば裏にシュバがいなくて助かりましたね。
3戦目。正直あまり良い選出が思いつかなかった場面だった気がしますが、素直に通りの良さそうな3匹として1戦目と同じ選出をしました。ラス1のチルに焦らされましたが、シールド2枚剥いでたおかげでチャレが冷パン2回当てて処理してくれました。こいつの攻撃範囲おかしいやろ。
なんとか4ラウンド目も3-0勝利。2戦目はともかく、読みと言うよりはポケモンの性能でもぎ取ってる感がありました。勝てば官軍。
ラウンド5: にゅーすけさん: ◯ 3-0
恐らくラウンド2以上に選出に頭を使いました。ここばかりは事前考察が実った形になったと思います。
その考察について。ねおぶらすとさん・MOMOさんと似た並びが多いPTで、「スチルの通りが良い」「ランタが高確率で出てくる」という2点を経験から把握。それに加えてこの並びだと「十中八九チャレが出てくる」「チルも非常に通りが良い」とも感じました。
ここで最も悩んだのはランタをどう処理するかで、スパーク型のランタにチルが削られてしまうのは避けたいと考えていました。中途半端に削られてしまった後でヤミラミに起点にされるとこちらは巻き返せるポケモンがいませんし、かといって対面を譲ったらチャレをスチルに合わせられて大きく不利になる。
出した結論は対面を譲ってでも良いからシールドアドを相手に与えず、スチルでランタと削り合うでした。スチルを使ってしまえばチャレを恐れる必要はなくなり、相手にはシールドアドを持ったチルorメノコを止めきれるポケモンはいないという判断です。
そしてそのランタの出てくる位置が初手か裏か。非常に悩ましかったのですが、お相手目線でこちらが出しそうな子に全て中立以上で戦える、かつこちらがチルを初手に置きやすいと判断されそうなこともあり、そこに合わせるため初手で出てくると予想しました。
1戦目。お相手ランタ初手。ビンゴ!!!
1発電磁砲を当て、シールドアドを持った状況を作ってスチルが退場。残ったランタは10万と波乗りを受けつつもチルで処理しました。ここでお相手はこちらのラス1がメノコと読んで、そこにヤミラミを当てるためかチャレから入ってきました。
冷Pの前にゴドバが2回間に合う状況でしたがお相手は貼らず。ヤミラミに賭けるつもりのようでしたが、シールド2枚あるメノコは無敵だったのでそのまま押し切って勝利。
2戦目はお相手が初手をスイッチしてくることに賭け、的中してくれました。ここで2枚貼ってきてくれたので、対面を譲ってメノコで起点を貰って突破。今思えば赤ゲージでもチャレを残されてたら割と厳しかった。
その後はベロから入って来られましたが、雪雪崩を当てて気合球圏内に押し込んでからスチル引き。ランタに追われましたがお相手シールド0なのでしっかりと処理できました。最後はベロを再度メノコで処理。
2戦目でチャレにチルを当てることに成功したので、印象先行でチャレ初手をやめてくれると思って3戦目は再度スチル初手に。1戦目と似た展開になりましたが、今回はこちらシールド1・お相手0という状態で対面を譲った結果になりました。デバフ引いてないのに最後にミリ耐えして気合球打ったスチルが超偉かった。起点+シールドアドのあるチル・メノコの並びをお相手は止められずそのまま勝利。
スチルでランタと削り合って、対面よりも起点とシールドを持ってチルメノコで詰め切るという事前に望んだ展開を全試合で作ることができました。ある意味ではラウンド3以上に会心の出来だったと思います。
ラウンド6: イクラさん: ✖️ 1-2
ラウンド5が終わって全勝がイクラさん1人・4勝勢のうち対戦勝利数が最多のわたしが全体2位につけるという状況になり、最終ラウンドはペア1で戦うという名誉を得ることになりました。ここで勝てば同率優勝、勝利数の関係でどうやっても私が総合1位になる状況でした。負けました。ぴえん。自分史上最高クラスに悔いが残るラウンドその2です。
個人的にはお相手が出してくるポケモンはタチフサ・ノズク以外の4匹からだと思っていました。そして逆にこちらはラウンド3同様にタチフサの通りが良いからほぼ選出は確定と感じていました。どうにかしてSラグにさえタチフサを当てなきゃどうにかなるやろの発想で、必死に初手お祈りゲーをしました。
1戦目、予想してなかったノズクが初手にきて面食らいました。が、冷静にこいつの役割はタチフサから対面を取るだと思い、こちらが技を撃たなければ処理するために最速打ちすると読んで2回目のゴドバをスチルで交代受けしました。この後にラグに追われることも織り込み済みで、気合球でシールドを1枚剥がした後にチルで大きく起点をもらって突破すれば、後ろからスチルが来ようが誰が来ようが削り切れる算段でした。
が、ここでCCTをミスってチルが3回目のカノンを受けてしまいノズクの翼数回圏内に。ロックオンで押し切られてしまう体力でもあり、この瞬間に負けを確信しました。最終的にこちらはシールドを1枚も使うことなく腐らせ、赤ゲージのスチルを削りきれずに負けました。CCTミスってなければ勝ててたと思います。
2戦目も大きくやらかしをしていて、粉雪の数え間違いをしたために同発で上を取られてしまいシールドを1枚無駄に使った挙句にゲージを吐いてしまって負け。辻斬りでバフを引いたにも関わらずのザマで、そのままモメンタムを奪い返せませんでした。
ただチャレを腐らせられる選出を上手くされてしまっていたのと、前半で書いたように粉雪がブレイクしていた影響で、同発ミスがなくても思った以上にタチフサの体力が残っていなかったため結局は配色濃厚だったかなと思います。しっかりイクラさんの良選出にやられた感がありますね。
この時点でストレート負けが確定していたので、3戦目は選出を考える気力があまりなかったです😂
1戦目と同じ初手にしたのですが、Sラグを当てられてああ負けかなあ…と思っていたところほぼ即メノコ引きをされました。こちらの裏にスチルがいた場合に処理できなくなるという読みだったのかもしれません。粉雪ブレイクのせいで対面こそ奪われましたが、シールド残りが1-0の状況を作り、かつ残り体力をロックオンだけで倒せる素晴らしい展開になりました。後はちゃんとシールド使って気合球連打してたら勝ち。0-3回避って大事。
最終結果: 4位フィニッシュ!
イクラさんが全勝で優勝🎉で、5勝がしょ〜んさんと茶釜さんで2人、自分はそこに次いでの全体4位でした。
勝ちラウンドは全て3-0・負けラウンドも何とか1-2に抑えたおかげで対戦成績は14勝4敗と、ラウンド全勝のイクラさん以上の勝ち星になりました。そこはとても嬉しいポイントでした。
ただ負けた4試合については自分の判断ミスがなければ全て可能性があった試合とも言えるので、正直悔しすぎる部分の多い大会になりました。
でも大会終了後の現在、シルフで日本ランキング1位に在位してます。この時期のランキングなんて多分意味のないものなんでしょうが、日本一っていうのはやっぱりちょっと嬉しいです!
WCSピカチュウ欲しかったなー。今年は地元横浜での開催なのでちゃんと買いに行きます(?)
採用率についてのプチ考察
1月のGMM杯参加者のうち、なんと半分以上の方がノズクとガラマを採用したという結果になりました。それに次ぐポケモンもまあ皆さんが肌で感じていたようにチャレ・ランタ・オーロ・チル・スチルといういつメンが並んでいます。
環境上位に通りの良いメノコが大きく数を伸ばしている一方で、ノズクに押される形でベロは数を減らしていますね。
一方でこちらはPWCS2023予選のLiverpool Regionalでの使用率統計。出典は以下です。大きさ的に見づらい場合は直接ページをご覧ください。
上位ポケは順位こそ違えどかなり似たような並び。ダントツのトップはチャーレムですね。カウンター枠で他に採用しやすいポケモンといえば恐らくタチフサやデオキシスなのでしょうが、タチフサはチャーレムの養分にしかならず、デオキはゲージ技の扱いが少し難しいことから、自動的にチャーレムが筆頭候補になるのでしょう。
一方で注目すべきはブラッキーだと思います。ここにきて高SCP枠&オーロットに強い枠としてベロリンガの代わりに入ってきているのかなと思います。この子もなんだかんだチャレをちゃんと削れますし。でもシールドと引き換えに起点取られちゃうのが怖い。
そして既に使用者がいましたが、今後間違いなく個体数を増やしそうなのがSリザードン。新時代のバカ火力枠。ブラストバーン誰も受かってない。アホ。起点作られたらほぼ終わり。
2月のGMM杯で使って使用感を楽しんでいるのですが、上手く使ったら本当に誰でも止められないですね。ちなみに私は使うのが下手なので2連敗してます。いや違う相手のPTがちゃんとリザを止めれるように編成されてるからや!でも刺さってないのにリザを選出した私が悪いんや!!
下記ページでは全体採用率のほかにTop16に入った人の中での採用率、その16人の編成も見れるので参考になると思います。
個人的な雑記 & 来シーズン展望
個人その1: 🍈軍に所属しました
この度、日本人メンバーによるSilph faction、Grilled Marshmelon🍈に参加させていただくことになりました。世界最高レベルの方々とチームメイトとして戦うことができることを幸運に思いながら頑張ります!
打倒👖軍を掲げている訳なのですが、、👖の皆様のfactionメンバー紹介を見て、あまりの怖さに嫌になりました(笑)。でもいつか対戦できるのを楽しみに待ってます!
個人その2: レート3500いけました(ただの自慢)
初めて到達した昨シーズンに続いて行けました。主に👖さんPTをパクらせてもらっていたので本当に感謝です。アマルルガ強かった。通ハイは勝てないけどハイプレは案外勝てる。
ラブラブはサムネ画像のようにエンジョイしつつ3500付近をキープし、最終リダボ端っこにこっそり載れたら嬉しいな〜くらいのゆるふわ気分です。
ついでに来シーズンのハイプレに向けてランターンのアイカツ始めました。使用してた方をちょっと見ましたし、カメリザクラゲが強かったから次も刺さると思ってます。でも使わないかもしれん…
来シーズン展望
主にスーパーリーグについて。結構なみなさんが「環境に飽きた」と言ってたような気がしますが、まあよく見るポケモンはほとんど固定化されてましたよね。
上で挙げたPWCS予選の使用率上位のポケモンばかりだったのではないでしょうか。特にランターン・ヨルノズク辺り。高SCP&良補完ということでコイツら使っておけば間違いはないってくらいだったと思います。
そこに加えてSハクリュー・Sリザードンといったベクトルこそ違えど火力バカ軍団も登場しました。Sハクリューそのものは前シーズンから性能変わってないはずで、一部の超強者の方は既に使ってた気もしますがここに来て大ブレイク。あとガラマタも面白い性能してますよね。ブラフやめろバカ。
来シーズンからは私が厳選終わらなかったしゃろきゅうも見かけるようになるかもしれませんね。
ここまでを振り返ると、やはり翼で打つの強化、特にヨルノズクの影響が最も大きく、それに伴うランターンの台頭が大きいように感じます。
何ヶ月か前に書いた記事で触れたグライオン・ピジョット・リザードンも、スーパーのみならずハイパーでも同じく存在感を放っています。必要悪とか呼ばれてたSクインと甘えるが懐かしい…
PTの組み方としては、普通にランタノズクを中心とした良補完を生かしたABB寄りの構築が基本的だったと思うんですが、Bの一枠にSハクリューを突っ込んだゴリ押し対面返すマンとか、先頭に対面取得力が高いブラッキーやSハクリュー等を置いて、後ろに良補完のABを置くPT(私は何となくXABとか呼んでます)も結構多く見られた気がします。
ちなみに私がレジェチャレ成功した時はSハクリュー・オーロット・レジスチルだったのでこのXAB系でした。
スチルの裏から砦とか出てくる時代になりましたしもう何もわからんのよ…案外理にかなってたりするのが本当に…やめて…
で、この加熱した飛行環境がどうなるかなんですが…どうなるんでしょうね😀
個人的にはもうちょいSユキノオーとか流行ってもいいと思ってたんですよ。でも今って氷団員から出てこなくて厳選できないから使える人の数も限りあるだろうし、そもそもランタノズクの高SCP良補完って生半可な子じゃ崩せないし。ノコッチはようやっとる。
氷タイプは既に強いポケモン結構いると思うので、リザ対策も兼ねて転がる習得ポケモンでも増やしますかね…?
個人的にはシャドウのAサンドパンを使いたい。でも氷団員お前はロコンを出せコラ。
あとそろそろ環境にリザ以外でまともな炎タイプを追加してあげてほしいです。Aガラガラはノズクのせいで全滅したし。
火の粉のEPT3.5にすればS原種キュウコンは相当やれるんじゃないかと勝手に思ってます。やめろランタこっちみんな。
ということで来シーズンはPJCS予選も迫ってきそうな時期ですが、どんな調整が入るのか今から超不安ワクワクですね!
今回も長文読んでいただきありがとうございました。今シーズンも残り約2週間、皆様のもとに幸運が訪れますように!
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