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マラソンシューズ考察 2025

皆様、こんにちは。
駅伝、マラソンシーズン真っ只中ですが、いかがお過ごしでしょうか。

前回の記事を投稿して1か月が過ぎましたが、私は年末に1000×8→ロードロング走と最もvolumeの大きい練習をしてから、風邪をひいたようで、ニューイヤー駅伝、箱根駅伝は寝込みながらテレビの前で応援いたしました。1月5日に所属するチームで出場する予定だった駅伝にも出場することができず、久しぶりに寂しいお正月を過ごしました。

それはさておき、今年もニューイヤー駅伝、箱根駅伝では各チームの争いもさることながらシューズも面白い変化がたくさんありましたね。まずはここ数年トップシェアを誇ってきたNIKEがトップの座から落ち、ADIDASがトップシェアとなりました。その中でもEVO1が猛威を振るいました。青山学院大学はもちろん、EVO1を履いた多くの選手が好記録を出しており、やはり「軽さは正義」であることを見せつけられました。そのほかASICSは外見上はmetaspped parisシリーズにみえるが、よくみると箱根特注モデルやprotoを多数導入していたようです。またEVO1のような超軽量シューズ「MZ TYPE-1」?というシューズも存在するようであり、一般販売されるのか楽しみなところではあります。

今後の各メーカー動向についてはやはり多くのエリートランナーが出場してくる東京マラソンで判明してくるのではないかと思います。

ちなみに上の画像のシューズは左から、箱根駅伝5区専用メタスピード(プロトモデル)、ヴェイパーフライ4、ASICS MZ TYPE-1と思われるシューズです。話ではADIDAS EVO2も開発中のようであり、ますます目が離せませんね。

話は変わり、自分自身の状況ですが、年末までにこれまでのNIKEからADIDAS「ADIOS PRO 4」に履き替え、だいぶ走れる状況になってきており、次回のロードレースで力試しと考えていましたが、思わぬアクシデントがありました。

ADIOS PRO 4

踵が擦れて水ぶくれができることに気づいてしまったのです。テーピングを貼ったり、ソックスを変更してみたりしましたが、長時間履くと違和感がものすごく、考えた結果、私にはADIDASは履けないという結論になりました。
というわけで改めて各社のレースシューズを見てみると、NIKEのみ、かかとのところに「パッド」が付いていますねー。これまであまり気づきませんでしたが、私の足はこれに守られていたようです。現状、以前から履いているASICS metaspeed +シリーズも痛くて履けません。NIKE vaperfly NEXT, vaperfly3だけ履けます。

というわけで先週、鳥栖ロードレース10kmに出場してきました。

シューズは「NIKE vaperfly NEXT」、2年ほど前より、念のためとっていた一足で出場しました。

NIKE vaperfly NEXT%

ただし、かなり久しぶりに履いたので、シューズの癖をを忘れており、どこで反発をもらうか考えながら走ることとなりました。

これはカーボンシューズ全般に言えることですが、シューズによってミッドソールの硬度や転がり感がかなり違うので、ある程度練習でいわゆる練度を上げた状態でレースに臨むと、楽に反発がもらえる状態に入れる感覚があります。

今回はNEXTが久しぶりであったため10kmロードレースの間、その状態には全くなりませんでしたが、結果としては33´23と例年と10秒程度の誤差でゴールできたため、今シーズン初の10kmとしては安心できる結果となりました。

その後、自分の手持ちのレースシューズを一通り履いてみましたが、今年春夏では合わないと感じていたvaperfly3が何故かしっくりくるような感覚になっているところです。そんな中、本日は8000m PRを競技場で行って来ました。チーム練習で、3´30/kmという設定でした。久しぶりにvaperfly3で走ってきました。

vaperfly3の感覚を思い出しましたが、まずnextとの変更点はアッパーで感じることができます。nextと比較し足の甲全体を包み込む感じで踵の抜ける感じもなく、非常にいいと感じました。走った感じとしてはnextのように接地すると強制的に転がる感じは少なく、ミッドフットで接地し足の裏全体でZOOM Xの反発を感じるような走り心地です。マラソンなどのロングランに使用するには非常にバランスが良さそうな反面、インターバルや短い距離のロードレースでは反発感がやや不足しています。

本日は3´30/kmでの走行だったので問題ありませんでしたが、先週nextで10kmロードレースを走った時との感覚と比べるとやはりロードレース、駅伝はnextでいきたいなと思っています。ちなみに踵の水ぶくれの痛みはvaperfly3が最もないので本日は非常に助けられました。

NIKEでいうと春にはvaperfly4が発売予定です。ニューイヤー駅伝、箱根駅伝でも中央大学の吉居選手をはじめ、快走した選手がいましたので、非常に楽しみですが、噂ではこれまでのシリーズと比べて値上げするのではないかとのことで、価格据え置きのADIDAS,ASICSへの市民ランナーからの人気がどうなるかというところでしょうか。

以上マラソンシューズ考察 2025でした。
前回2023年秋にも同様の考察をした際は、私はその時期にアキレス腱周囲炎を起こしていた影響で、ZOOM Xの柔らかさが履けない状態で、ASICSを履いていました。
NIKEでいえばvaperfly3が発売されたが、vaperfly next履いている選手が多かったり、alphafly2が発売されたが、alphafly1を履いている選手が多かったりと、vaperfly next一色からやや混沌とし始めた時期でした。

それから1年以上が経過し、NIKEはvaperfly nextを明らかに超えるシューズを発売できていないような状況が続き、その間に各メーカーの猛追がありました。ADIDAS,ASICS,PUMAやその他のメーカーもそれぞれ遜色のないようなシューズを発売しており、市民ランナーとしてはその時々の足の状態に合わせてシューズを選択することができるようになっており、市民マラソン、ロードレース、駅伝でも色々なメーカーのシューズを見ることができます。

個人的にはvaperfly4がどういうシューズか非常に楽しみですが、またまた各社新シューズを、そして今年は東京世界陸上があるので、各社の新スパイクもどうなるか非常に楽しみなところです。

長くなりましたが、皆様、マラソン、ロードレースシーズン真っ只中ですので、健康に気を付けて楽しいランニングライフをお楽しみください。

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