Alphafly 3レビュー(フルマラソン編)
皆様、マラソンシーズンも終盤となり、今シーズンのマラソンは終了したかあと1本というところでしょうか。またすでにトラックシーズンへ移行した方もいらっしゃると思います。
そういう私も次はトラックシーズンについて記載する予定でした。しかし今回今年度1本目のフルマラソンでアルファフライ3を使用する機会を得たため、レビューしようと思います。
毎年のことでありますが、2月に県内一周駅伝に出場するため、それまでは5-10㎞程度の距離に対する練習を行うため、マラソンに向けて30km走やLSDというのは特に行っておりません。強いて挙げると、マラソン1週間前に21km走をアルファフライ3を履いて行いました。3´50/km程度ではありましたが、シューズの感触も良く、今回はアルファフライ3でフルマラソンに出場することとしました。
レース当日ですが、前日までの予想で豪雨予想でしたが、何とか小雨程度で耐えてくれました。そんな中でもフルマラソンが開催されたことに感謝しております。
雨が降っていたことから、レース前のアップやジョグは行っておりません。レース前に濡れないことの方が大事だと判断しました。しかし今回のさが桜マラソンは事前に公認記録で申請することで新たにSSブロックが設定されたためレース15分前までにスタート地点に行けば先頭集団からスタートできました。また今回のSSブロックの待機位置はちょうど陸橋の下になっており、あまり濡れずに済みました。ポンチョは着てはいましたが、案外スタート前までに冷えることはなかったです。
そして、今回の目標は2時間40分に設定しましたが、今回2時間40分のペースメーカーが30kmまで引っ張ってくれたので、一定のペースで体力を温存したまま30kmを迎えることができました。
30kmからは知り合いのランナーがいたため、少しずつペースアップを行い、グロスタイム2時間39分8秒と自己ベストを出すことができました。
アルファフライ3ですが、一定のぺースで刻んでいるときはクッション感、安定感も非常によく、また終盤のペースアップを行うときは反発を与えてくれました。やはりアルファフライ1と比較すると一か八かのシューズから反発と安定感のバランスの良いシューズへ変貌したようでした。そのため5km-10kのロードレースよりやはりハーフマラソンやフルマラソンで力を発揮するシューズのような気がしています。
現時点での私の使い分けしてはトラック練習:メタスピードエッジ+、5-10kmロードレース:メタスピードスカイ+orアルファフライ1、ハーフ・フルマラソン:アルファフライ3という感じでしょうか。
メタスピードエッジパリがいつもの25cmだと少しつま先が当たって履けなかったので、機会があれば25.5cmに上げてチャレンジ予定です。ただし、このパターンはサイズを上げると横幅やフィット感が悪くなり結局履けない気もしていますので、あくまでも機会があればという形でしょうか。
ちなみに今回、エネルギーゼリーとしてはレース前にモルテンジェル100を1本、レース中はモルテンジェル100×3とモルテンジェルカフェイン100×1を摂取しエネルギー切れは回避できました。
下に今回の5kmごとのラップを貼っておきます。
現在レース後1週間ですが、ダメージもそれほどではなく、ポイント練習を再開できる程度となっております。
少し休んで元気になったので、今週からはトラックでのスピード練習を再開し、5月初めにはトラックレースに出場したいと考えています。
話は変わって、少しですがスパイクの話題です。すでにヴィクトリー2とドラゴンフライ2のプロトモデルの写真がSNS上に出ています。今年の秋には再度スパイクの規定が変更されて、ソールの厚さが25mm→20mmとなります。現在私が主に使っている、アシックス メタスピードLDは使用不可になるため、今年はドラゴンフライに再度変更を予定しております。
個人的にちょっと期待しているのがair zoom victory2です。初代のモデルはアキレス腱へのダメージが大きく使用を断念した経緯があるため、今回体が耐えられるのであれば、もう一度チャレンジしたいところです。
現時点で発売日は未定ですが、やはりパリオリンピックではいずれのスパイクも各国代表の選手が履いてくると思われるため、そういう視点でも非常に楽しみですね。
それでは今回は以上となります。皆様楽しいランニングライフをお過ごしください。