METASPEED LD使用感まとめとメタスピードエッジ+
これまで数回に渡りMETASPEED LDのレビューを記載してきましたが、今回はそのまとめになります。今年の春にMETASPEED LDを初めて履いて、NIKE のDragonflyを超えるスパイク(もちろん主観です)だと感じました。この主観に客観性を持たせるためにそれ以降のトラック練習やレースではほとんどMETASPEED LDを履いてきました。下に昨年の5000mシーズンベスト(ドラゴンフライ着用:15’42)と以降のレース結果のまとめを貼付します。
上記のように5000mでは15’42-15’56の間で収まっており、最近は安定して走れています。それでもMETASPEED LDが個人的に最も優れていると考える理由は6/9のレースです。このレースでは序盤の展開が早く1000mを2’58で通過しました。
5000mに関して言えば通常、外したレースになるのを嫌うため基本的には突っ込まず、3’05-3’10で通過することにしています。しかしMETASPEED LDではスパイク特有の不安定さをあまり感じないため前半突っ込んで入り、少し疲れがきても急激にペースを落とすことなく走れる可能性を感じていました。そのためこういうことを試すことができ、タイムも15‘46とまとめることが出来ました。
それを踏まえて今回6月26日に5000mの公認記録会に出場してきました。スパイクはもちろんMETASPEED LDです。
結果ですが、下に貼付します。
15‘51(3’03-3’07-3’16-3’16-3’06)でした。公認ベストを狙うつもりでいたので、ベストを出せずスパイクに申し訳ないところです。今日が暑かったことを考えると最低限の結果とは言えるでしょうか。
話は変わりますが、今年は新たなチャレンジとしてハーフマラソン、フルマラソンにも久しぶりに参戦予定です。初戦は8月に開催される五島夕焼けマラソン(ハーフマラソン)を考えています。
コロナ禍になりここ2年ほどロードレースにまともに出場していませんでしたので、その間にロードレース用のシューズも大きな変貌を遂げました。最後にロードレースに多く出ていた頃(2017-2019年)はまだ初代のヴェイパーフライを履いていましたし、トラックでも普通に厚底シューズが使用できた時代でした。
その後、トラックレースの厚底規定(2020/12/01全面適用)ができたため、トラックではドラゴンフライ、駅伝ではヴェイパーフライNEXT%を使うようになりました。この時はこの組み合わせが最高と思っていましたし、NIKE一強時代が長く続くんではないかとも思っていました。
それから2022年になりasicsがNIKEの牙城を崩しにきました。METASPEED LD0をアップデートしMETASPEED LDとして市場に投入、そして、この6月にメタスピードスカイ+、メタスピードエッジ+を発売しています。
前作のメタスピードスカイは購入し足入れをしましたが、アッパーの形状がどうしても足型に合わず断念したので、悩みましたが、今回かなり改良されたとのこと(特にエッジ+の改良がすごいとのこと)であったため今回まずはメタスピードエッジ+を購入しました。またカーボンの入り方を見てもMETASPEED LDとエッジ+はソールの下方であるため、使用方法が近いと使用前の時点ですが考えています。
来週からの距離走、ロード走で早速試そうと思っていますので、またレビューを書こうと思っています。感触が良ければスカイ+も購入したいと思っています。
長くなりましたが、今回のMETASPEED LDレビューまとめと、それからエッジ+に繋がる話は以上です。
関東は既に梅雨明け間近と聞いています。私の住んでいる九州地方も来週からは晴れマークが続いていますので、そろそろ梅雨明けでしょうか。
急激に暑くなると思いますので、皆さんスポーツドリンクや経口補水液をうまく使って脱水予防をしながら楽しいランニングライフをお楽しみください。