Dragonfly2 レビュー(レース編)
みなさんこんにちは、皆様いかがお過ごしでしょうか。全国各地でトラックレースが多く開催されており、長距離、短距離ともに盛り上がっていますね。
私自身、先週、非公認ではありますが、5000mトラックレースに出場してきました。非公認ですので、厚さ25mm以上のシューズでも参加可能でしたが、今回はドラゴンフライ2での初レースということでスパイクを履いて出場してきました。
結果は15´46(3´09/km)でした。1か月前に出場したレースが16´19であったことを考えるとかなり状態は改善しています。
実はスパイクでのレースではここ数年徐々に記録が落ちており、15´29(2018年)→15´38(2020年)→15´49(2023年)と経過していました。またここ2年程度は足の状態から、ドラゴンフライがいつでも履ける状態ではなくソールの比較的厚いメタスピードLDでトラックレースに出場していました。
今回11月の規則改訂でソールが25mm→20mmまでしか使用できなくなるため、また、ドラゴンフライ2が発売されるタイミングに合わせて、改めてメインスパイク変更を行いました。
練習でドラゴンフライ1と履き比べることではっきりわかりましたが、やはりドラゴンフライ2はソールがやや厚くなっていると感じます。ただし、その分若干ではありますが、反発が弱くなっている可能性もあるかと思います。それについてはスパイクピンをこれまでの3mmニードル→5mmニードルに変更して対応しました。練習で走った感じでもその変更により反発は問題なく、かといって足へのダメージも特にないため、問題点は解決していると感じています。
これまでのメタスピードLDもピンレススパイクで非常に良かったのですが、先ほどお伝えした通り、今回厚さの規制で使用できなくなることと、アシックスは現時点でソールの厚さ20mmに合わせた長距離スパイクを市販できていないため、今年から再度ナイキのスパイクに戻したのですが、今の実感としてはやはりトラックにはピン付きのスパイクが走りやすいと感じました。これはアキレス腱の状態か改善したことも関係しているとは思います。
今後の注意点としてはアシックスの高反発ミッドソールであるFFブラストターボに比べるとナイキのZOOM Xはやや柔らかく、これはメタスピードスカイ、エッジはやや硬く、ヴェイパーフライ、アルファフライはやや柔らかい関係性と同じであるため、その不安定さを扱える筋力が必要なことやアキレス腱や足底のケガではないでしょうか。練習とケアの両立をしっかりしていきたいところです。
来月も5000mトラックレースに出場予定ですので、それまではインターバルをしっかり行い、その後の7、8月はいったん全体のベースアップをできるような練習に移行し、再度秋シーズンでトラックレースに出場、秋後半からロードレースシーズンとなる予定にしています。可能でしたら、結果等を記載していこうと思います。
以上ドラゴンフライレビュー、レース編でした。
皆様、これから暑くなりますので、体調不良に気を付けながら、楽しいランニングライフをお送りください。