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秋の夜長、キャリコンおすすめ書籍【キャリコンサロン編集部】

キャリコンサロン編集部からの、今週のお題は「秋の夜長、キャリコンおすすめ書籍」

定年前の方に是非、読んで欲しい2冊を紹介します。


■おじさんの定年前の準備、定年後のスタート~今こそプロティアン・ライフキャリア実践~

 この本には、私自身についても、7名の事例のひとりとして、インタビュー形式で紹介されています。


*定年後も生きがいを持って働いていくための実践の書
 待ちに待った定年は2ヶ月で飽きるとも言われています。のんびりするだけではなく、定年後に生き生きと輝き活躍するために、キャリアコンサルタントである著者が実践的なノウハウを提供する書籍です。

*現在進行系の「おじさん」事例が盛りだくさん!
 2年後の役職定年に向けて転職? 再雇用? 独立? 模索中の方、雇用延長しながら起業準備中の方、定年してからサラリーマン時代とは違うセカンドキャリアを築いている方、40代で定年後に向けた準備を考え始めている方…… 40代、50代、60代それぞれの事例を紹介しています。

*プロティアン・キャリアとは
 社会や環境の変化に応じて自分自身も変化させていく、柔軟でしなやかなキャリア形成のことをいいます。組織任せにしない「自分軸」を持ったキャリア形成は、定年後にこそ大切です。

*対象となる方
・定年準備を考え始めている 50 代サラリーマン
・定年してセカンドキャリアをスタートした方
・「亭主元気で留守がいい」と願う方

*本書の構成
第1章 見えない10年後。しなやかに対応できる「自分軸」作りを
第2章 定年前後に効くプロティアン
第3章 定年後、組織外キャリアを築くための行動
第4章 パラレルキャリアの実践
第5章 7名の事例~現在進行形インタビュー~
第6章 定年後の働き方のパターンとは?
第7章 ライフキャリア~家族と傾聴~

*他の定年本との違い
 現在、定年についての本は「定年後、〇円ないとヤバい」と不安を煽る系、逆に「とにかくのんびりと楽しもう」という何もしなくていい系「人生を小さくたたんでいこう」という終活系「中高年は プライドが高く扱いにくい」など応援してるんだか疑わしいディスり系、などなど多く出版されています。
 それらのどれにも当てはまらず、これまでサラリーマンとして組織の求めることに応じようと頑張ってきた方々が、自律的なキャリア開拓をするにはどのような行動を始めるべきか伝える書籍です。
 「定年前の準備とは?」「 定年後のスタートとは?」 プロティアン・キャリア論を軸に事例を交え、伝えていきます。

■定年後でも困らない! 誰でも稼げる小さな仕事

 定年後「どこで働いていいかわからない」人、必見です!
 どうしても仕事の量が多く責任も重い「大きな仕事」を選びがちですが、負荷が低い「小さな仕事」を選ぶのもよい選択です。
 そこに確かな意義を見出せたとき、人は生きがいや充実感を持って生きていくことができます。
 この本では60歳をすぎて自分らしく働いている人々の「誰でもできる簡単な仕事」の実例をたっぷりとご紹介!

第1章 定年後の本当の生活はどのようなもの?
「老後に必要なお金はどのくらい?」「退職金や早期退職って実際はどうなの?」etc.

第2章 定年後の資格事情について知りたい
「なぜ資格を取るのか考えてみよう」「おすすめの資格」etc.

第3章 無理なく続けられる小さな仕事50
「パラレルキャリアのすすめ」 アンティークショップ・カフェのオーナー/地域の観光ガイド/竹細工職人/ファッションYouTuberなどの仕事をする人々へインタビューetc.

第4章 定年後からの資産寿命を延ばそう
「退職後にもらえる給付金を知ろう」etc.

人生100年、お金を得ながら楽しく生きたい!
そんな人にこそ読んでほしい、生きる活力につながるような一冊です。

■最後に

 今回は、金澤美冬さんの著書を2冊、紹介させて頂きました。是非、多くの方に読んで頂ければと思います。

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