#自分で選んで良かったこと【キャリコンサロン編集部】
キャリコンサロン編集部からの、今週のお題は「#自分で選んで良かったこと」。
■57歳の時・・・
57歳の時に、60歳以降の方向性について考えました。とにかくまず、あらゆる本を60冊以上読みました。書店の店頭に並ぶ「定年退職」と名のつく本は、ほとんど読みました。映画も観ました。「専業主夫」に関する本も読みました。
本によっては、60歳まで働いてきたのだから、これからは、のんびり暮らすべきだ。人間関係も狭めて、年賀状もやめよう。携帯も格安携帯に。マイカーも手放そう。とにかく年金だけで生活できるように、節約しようというものもかなりありました。
■運命の本との出会い
60冊以上読んだ本の中で、運命の本に出合うことが出来ました。
原澤修一さんの「男のロマン 女の不満 ああ定年かあ クライシス」という本です。55歳で役職定年になり、58歳で早期退職した著者の体験本です。
思い描いていた退職後の思いと、家族の思いとのギャップに悩み、その結果「国家資格キャリアコンサルタント」の資格を取得、現在セミナー講師としてご活躍されています。
■国家資格キャリアコンサルタント
この本で、初めて「国家資格キャリアコンサルタント」を知りました。大学受験以来、試験というものから遠ざかっており、今更、試験勉強などやれるのだろうかというのが、率直な気持ちでした。しかも、養成学校を卒業しなければ、受験資格が与えられません。著者も、本に書かれていましたが、6冊もテキストが有り、なおかつ、本番の試験では、ロールプレイングの実技試験も有ります。
60歳というこの年で、ついていけるのか?しかも、養成学校に通うためには、約30万円の費用がかかります。
しかし、頑張ってこの資格を取得すれば、何か道が開けるのではないか、との思いで、頑張って勉強しました。そのおかげで、合格することができました。
■最後に
資格を取得してから、早くも5年間が経過しました。5年前、まさに「#自分で選んで良かったこと」が、この資格を取得したことでした。
そして、このたび、更新手続きを終えることができ、新しい登録証が届きました、これから新たな気持ちで、この資格を活かした仕事をしていきたいと思っています。