パラレルキャリア【キャリコンサロン編集部】
キャリコンサロン編集部からの、今週のお題は「パラレルキャリア」。
■パラレルキャリアとは
「パラレルキャリア」は、ドラッカーによって提唱された言葉で「本業を持ちながら、第二の活動をすること」とされています。
「パラレルキャリア」=「本業」+「副業」と解釈するならば、「副業」というワードは、随分と昔から、使われていたとは思います。
私は、現在「人材紹介業」「セミナー講師」「結婚相談業」と、3種類の「パラㇾルキャリア」を実践しています。
60歳まで勤務した会社は「副業禁止」でした。
しかし、コロナ禍になり、副業を認める企業が増えてきたような気がします。
■パラレルキャリアのすすめ
今年の1月から「30代独身向けライフキャリアセミナー」を、毎月オンラインで開催しています。「今こそ伝えたい9つのこと」というタイトルで、私の思いを伝えています。
この中の9つのうちのひとつは「仕事」についてです。私がこの2年半、転職相談を受けて来ましたが、相談を受ける方の大半が40代~50代の方でした。正直なところ、この年代の方については、よほどのスキルが無いと、なかなか求人が無いんですね。
30代であれば、まだまだたくさんの求人があります。しかし、私は、決して、30代の方に転職をすすめているわけではありません。このセミナーで、お伝えしたいのは・・・
「今の仕事に満足してますか?」
「このまま、定年までこの会社にいていいですか?」という、投げかけです。
そして、更に伝えたいのは「会社が副業を認めているのなら、是非、副業をやってみませんか?いや、むしろ積極的にやってみましょう!」ということなのです。
副業ができることは、サラリーマンの特権だと思います。ダメ元で、様々なことにチャレンジできるチャンスだと思います。そうすれば、もしかしたら「運命の天職」に出会えるかもしれないのです。
そして、もうひとつは「資格」についてお話をしています。サラリーマンの場合、会社から取得するように言われた資格は必要ですが、それ以外は、基本的には不要です。しかし、私は、セミナーの中で、とにかくまずどんな資格があるのかを調べましょう!、そして興味がわくものなら、現在の仕事に直接関係なくても、チャレンジしましょう!と、お伝えしています。
■最後に
もし、私が60歳まで勤めた会社が、その当時「副業」を認めていたなら、「キャリアコンサルタント」の仕事を副業で行おうと考えていました。結果として、そうはならなかったわけですが、「国家資格キャリアコンサルタント」にチャレンジしたおかげで、今の仕事に繋がったので、本当にチャレンジして良かったと思っています。是非、30代に限らず、40代~50代の方も、積極的に「資格の取得」並びに「副業」にチャレンジしましょう!