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東御湯の丸合宿

先日、日本選手権前の最終調整合宿で長野県上田市菅平高原に3日、東御市の湯の丸高原に7日、計10泊11日でいってきました。

毎年この時期に菅平で調整合宿を実施しているのですが、今年は初めて湯の丸高原で行いました。

平成30年にオープンとなった陸上競技場を中心とする、ホテル、クロスカントリーコース、ジム、アスリート食堂があり、陸上競技、トラック種目をメインにしている選手の合宿には最高の環境が揃っています。
全長50m、水深2mのプールも建設中で、近日中にはオープンになるとても注目の合宿地になっています。

僕たちも昨年の夏合宿から使わせていただいていますが、まだ施設自体新しいものばかりで、インターネットでも詳しく紹介されている記事が少ないようなので、今回はそんな湯の丸高原の施設について少し紹介したいと思います。

練習環境

標高1800m、日本ではここまで高い標高でトレーニングできる施設がある場所も多くはありません。その場所にトレーニングに必要なものがほとんど揃っています。
トラック種目をメインにしている選手はと、先ほど書きましたが、マラソン選手、長距離選手がよく行う、距離走(20〜40km程度のペース走)をするロードコースがないというのもあります。
しかし、菅平高原まで車で30分ほどでいくことができるので、マラソンランナーも問題なく拠点として使える場所だと思います。

現に僕たちも、スピード練習をするときは車で30分、標高1000mに位置するブルータータンのトラックに小諸市陸上競技場まで標高を下げてトレーニングしていましたが、特に不自由に感じる距離ではありませんでした。

小諸市総合運動場(天池グラウンド)

むしろ、菅平にも小諸にも両方の準高地に近いのでLivingHigh-TrainingLowの環境が作りやすいと言えます。

僕たちが拠点として使用した、湯の丸高原ホテルは車で都内から高速道路で約3時間、電車では東京駅から最寄りの佐久平まで約90分、そこから車で40分ほどの場所にあります。
僕たちは普段車を選手たちで運転して移動するのですが、他の合宿地と比べても圧倒的に移動が楽に感じる距離というのも、移動疲れでその日が終わることがないというのはそれだけでもとても嬉しい要素です。

食事

僕たちアスリートのとって一番大事と言っても過言ではないのが食事です。
菅平もそうですが、スポーツ合宿を招致している施設は食事がとても美味しく、満足のいく食生活で練習に集中できます。

ここで僕が感じたのは湯の丸のアスリート食堂には特に女子アスリートに嬉しい要素が多かったかなと思います。

その1つとして毎食バイキング形式の食事になっていること、さらにその食事のカロリーや摂取する量の目安が毎食置いてあるというのもとてもわかりやすかった点です。

献立はこんな感じ!



食事の量を細かく調整する選手はバイキングの時にこういった例を見ながら参考にできるのはとてもいいですよね!
僕のように、食事をいっぱいするタイプの選手はあまり問題ないですが笑

この他にも、大きなお風呂や、ウエイト器具も充実したジムも使う事ができたり、とても素晴らしい環境で合宿をする事ができました。

トレーニングだけに集中できる環境が準備されていること、1時間ほどで到着する範囲に軽井沢や温泉など心身ともにリラックスできる環境も揃っていて、オンオフにメリハリをつける事ができるのも魅力の1つに感じました。

夏合宿等では、混雑具合が1番ネックになってくるところだと思いますが、ホテルの数が菅平ほど多くないので混みすぎて練習にならないという状況は考えにくいと思います。
宿泊できるチーム数が施設のキャパに見合っている印象でした。
こんなにいい施設である上に、これからプールができたりしていく中で今後どんどん人気になるであろうこの場所の混雑状況に注目していきたいです。

今まで自分にとってあまり馴染みのない場所でしたが今後大注目の合宿地です!



補足として、、、
向かいにあるソフトクリームも絶品です。
信じられない量の牛乳も最高です。笑

おすすめなのでぜひ一度使って見てください!

すぐそこまで来ている日本選手権にむけて、いいトレーニングもできたので、このまま気を抜かず仕上げていきたいと思います。


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