Road to 2020
今回は普通に今シーズン振り返り。笑
最近はずっと取り組み方とかを書くことが多いので、今シーズンの僕の結果をただ振り返り、お話しします。
迷走
Manzano Mile 2位
BU indoor meet 4:08
冬期トレーニングにつまづきながらも、近い目標とする遠征を置くことで、明確にレーストレーニングに復帰していくことを目指したアメリカ遠征。
出遅れた冬を取り戻す為に強行したスケジュール。結果的にさらに仕上がりが遅くなってしまったり、良いことばかりではなかった。
しかし、年に何度かは海外でのレースに飛び込み、経験することも必要。
そして物怖じせずにまずやることはどこでも一緒。自分のレースをしたやつが勝つ。それを再確認できる大事な時間でした。
本当にわかりやすく、だからこそちゃんと勝負しなければいけない場所。
油断
金栗記念 3:46 3位
兵庫リレーカーニバル 3:46 3位
ゴールデンゲームズのべおか 14'03 組13位
東日本実業団 3000msc失格 記録なし
手応えはあった。冬の練習から急ピッチで仕上げたにしては、まあまあのシーズンインだった。
現状を冷静に見極めないまま過去との比較をしすぎると、よくないことも多い。油断や変な安心に繋がる。ここでの少しの焦りは必要だったのかもしれない。
自分のレースってどんなんだろう。まだよくわからないでいたのに。
不覚
日本選手権 3:45.31 10位
1500m自身7回目の日本一決定戦。
いい意味でも悪い意味でも、「慣れている舞台」
決勝への進み方を知っている自分。
決勝での戦い方を知らない自分。
この2人が毎年戦うが、いつも前者が勝ってしまう。
もちろん知っている事のほう安牌だが、成長は少かった。
ずっと前からチャレンジするべき場所と取り組んできたはずだったが、今回も弱い自分が勝ってしまった。
人として永遠に戦い続けなければならない相手に、連戦連敗だった。
余談ですが、僕の大好きな映画「ロッキー」シリーズの「クリード チャンプを継ぐ男」のワンシーン、ロッキーが昔の盟友アポロクリードの息子、アドニスジョンソンのトレーニング中に鏡に向かうアドニスにこんな事を言います。
「自分こそが最強の敵だ。リング上でも、人生においても」
かっこいい。
この言葉に映画館で衝撃を受け、自分と向き合い戦い続けていますが、まあ強い。それでも自分を制し、レースを制したいです。
敗北
ホクレンディスタンスチャレンジ
深川大会 1500m 3:41.27 3位
北見大会 2000mSC 5:31 1位
網走大会 3000mSC 8:44 2位
日本選手権が終わり、テーマを明確にして、大敗北しに行ったホクレン遠征。思いっきり打ちのめされて初めて見える事があるということを改めて実感。ここで初めて、考えないでレースをすることができた。
練習で取り組んだことが限りなく「自然」に近い状態で出せた瞬間が何度かあり、その感覚も知れた。
今まで自分の中に残してしまっていた余力が、本当の敗北から得るヒントを霞ませてしまっていたんだと思った。
反省
全日本実業団 3000mSC 8:36 3位
順天堂大学記録会 3000mSC 8:38 1位
ホクレンで掴んだ、「自分」の戦い方と、夏を越えてつけたトレーニングでの自信を持って挑んだ秋シーズンだったが、まだ自分の思ったようにはいかず、少しむず痒いままオフシーズンへ。
ここでの反省は勢いと雑さを混同させてしまったこと。
時間をかけて準備してきた主戦場を変える、
新参者としての勢いにだけ身を任せ突っ走ろうとしたこと。
20年の競技生活でわかっていたはずの競技の難しさ、愉しさを感じることを勢いを理由に、雑にしてしまった。
この良い勢いを力に変え、悪い勢いをよく知り、改善に取り組む事は、ここまで1年かけてやってきた内面(メンタル)と外面(能力)が両面で力を発揮する為に必須。しっかり向き合う冬にしたい。
キーワード
さて、ここまで、試合期ごとの段落タイトルをどちらかというとネガティブな単語で表現しました。
シーズンが始まってからの改善は数多くすることができない。振り返りだからこそ、改めて見直して改善点を感じることができる。
今からが勝負、この冬期で成長するため、普段はあまりネガティブな言葉は使わないからこそ、できるだけ印象の残りそうな単語で、キーワードとして5つを肝に銘じたいと思っています。
迷走・油断・不覚・敗北・反省
来シーズンまでにこの言葉たちを
決意・用心・自覚・勝利・改善
に変える!!!
なんか某少年誌の合言葉っぽくてかっこいい。笑
テンションの上がる言葉で寒い冬に挑みます!!
Road to 2020
よく聞く言葉だからこそ気の引き締まる良い響きですねっ!
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