「SurfaceNeo」はPC版「Nintendo Switch」だ!-マイクロソフトから出る新作Surfaceが、最強のお絵かきタブレットかもしれない、というお話。
おばんで。
最近、文無しクリエイターを自称しました、るにさんです。
数日前、アメリカで行われたSurfaceイベントで様々なSurfaceの新作が発表されました。
新型Surface ProだったりProXだったり。
特に注目を浴びたのは、一度は手を引いたと思われてた携帯事業に再び手をかける、Andloid搭載の「Surface Duo」だったと思います。
今回はDuoの一つ前に発表していた、もう一つのSurfaceがすごく良さそうだったので、僕はこちらを紹介しようと思います。
「Surface Neo」です。
Surface Neo とは
動画はこちら。
特徴としては
・2画面9インチ(開いて13インチ)
・360度回転可能
・ディスプレイをTouch Barやトラックパッドとして使える
ここらへんでしょうか?
Surface Neoにはいくつかの使い方が想定できて、
・本のように開いて、電子書籍のように使う
・360度開いて、タブレットのように使う
・ディスプレイ上にキーボードを置いて、ノートPCのように使う
・開いて横置きして、デュアルディスプレイのように使う
といった使い方が想像できます。
どのような用途で使うかはユーザーに任せるとして、
「液タブのように使うにはどうすればいいのか」
を考えました。
考えた結果、こうなりました。
こうなった。
…
………
…良いのでは???
何がどう良いのか
Surface Neoは、取り回しが自由という利点があります。
キーボードは取り外せるので、好きな位置にキーボードを置けます。
ペンとキーボード、どちらも無線充電であるため、ケーブルが少なくスッキリしています。
片方のディスプレイに用紙、もう片方ににツールを置いて、広々とした画面で描けます。
今まで登場してきたSurfaceの公式キーボードは本体にくっつけて使用するのが前提のため、絵を絵を描くには若干不向きなんですよね。
Neoではこのあたりが改善されています。
なんせワイヤレスなので、横に置こうが上に置こうが背中に貼り付けようが、無線が届く範囲なら好きな場所に起き放題です。
画面の向きは、左右に置くか上下に置くかでそれぞれ印象が変わります。
【左右ディスプレイの場合】
ツールの選択が楽ですが、画面が縦長になるのでキャンバスウィンドウが狭く感じるかもしれないです。
【上下ディスプレイの場合】
横画面になるので絵が描きやすくなりますが、ツールの選択が上画面になるので手を伸ばす必要があります。
これに関しては、実際に触ってみないと分からないですね。
分からない点もある
ここまでSurface Neoのお絵かきデバイスとしての魅力について書きましたが、肝心のNeoの発売日は2020年の秋予定だと、発表時に言っています。
つまりはまだ分からない点が多いんですよね。
・OS「Windows10X」
Surface Neoは、デュアルディスプレイのタブレットとしてWindows10 OSをチューニングしているそうなので、最悪の場合、クリスタ等のイラスト制作ソフトが起動できないかもしれないというリスクがあります。
いくら木登りが得意でも、木がなければ登れないのと一緒です。
・Surface Penの書き心地
Surfaceイベントでは7つの新作Surfaceを発表していたのですが、そこでは新Surface Penが使われていました。
筆圧感知レベルや傾き検知は果たしてどうなっているのか?今後の情報待ちです。
・値段
まあ、これはあまり期待しない方が良い気がします。
Surfaceはどれもそこそこお高い値段で売られてきているので、Neoも恐らく高いです。
キーボードは別売りという売り方をマイクロソフトはよくやっているので、本体+ペンで1000ドル~1300ドルくらい?
キーボード合わせて1500ドルは超えないだろう、というのが僕の予想です。安ければスペックに跳ね返ってくるものなので、この予想はむしろ当たってて欲しいくらいですね。
ドルと表記してるので察してもらえると良いんですが、そもそも日本で発売するかすら発表されてません。
売ってくれ(願望)
不安要素ばっかじゃねえか
ここまで色々書いてきてなんですが、
「なんだこいつ、不安を煽りやがって」
と思われても仕方ないと思います。
良いものであってほしいという気持ちはあるんですが、いかんせん出てきただけの情報じゃ、まだなんとも言えないのが正直な話です。
ただ、仮にお絵かきタブレットとしては失敗となったとしても、SurfaceDuoは売れる製品だ。と予想しています。
それはなぜか?
僕はこれとよく似た、よく売れてる製品を知っているからです。
デスクトップモード、ノートPCモード、タブレット(電子書籍)モード
ユーザーのライフスタイルによって、異なる使い方ができるデバイス、どこかで聞いたことありませんか?
そう、「Nintendo Switch」です。
「Nintendo Switch」について
「Nintendo Switch」は任天堂から発売された、おすそ分けプレイやHD振動、モーションIRカメラなど、独特な機能を持ったゲーム機です。
発売日してから2年と半年経ちましたが、最近小型になった「Switch Lite」が発売するなど、今でもまだまだ人気があります。
「Nintendo Switch」と「Surface」のコンセプト
じっくりと遊びたい時はテレビに出力して大画面で遊ぶ。
ちょっと疲れて布団に飛び込んだり、少しトイレに行きたくなったときなど、テレビの前に居られない時は携帯して遊ぶ。
友達がいるのならジョイコンを渡して、画面をシェアして一緒に遊ぶ。
「いつでも、どこでも、誰とでも。」をコンセプトとして発売されたNintendo Switchは、任天堂の思惑通り様々な状況で遊ばれるようになりました。
-「これさえあれば、何もいらない。」
このキャッチコピーはSurfaceのCMで使われているものです。
「Surface」と「Nintendo Switch」のコンセプト、作っているものは違いますが、どちらも「ユーザーの場所や状況に合わせる」という意思を感じます。
そしてSurface Neoは、過去のSurfaceの中で最もこのコンセプトに近いもです。
Surface Neoは、PC界の「Nintendo Switch」になりえます。
(ついでに言うなら二画面なのでDS要素も取り込んでるぞ!)
まとめ
以上、SurfaceNeoの魅力と、Neoをお絵かきデバイスとして使うならこうなります、という記事を書きました。
これ別々の記事にしたほうが良かったな!
物書き初心者なのでゆるして…
**
補足**
マイクロソフトはSurface Neoよりも、Windows10Xの方を先に公開する(発表が早かったのは多分これが理由)らしいので、今後二画面のノートパソコンは他社からも出てくると思います。
今後のSurface Neoの仕様も含めて、発表が楽しみですね。
その時は改めてまた別途記事を書きたいなーとか考えてます。
それでは、ここまで読んでいただいてありがとうございました。
【引用】
#MicrosoftEvent Live
https://www.youtube.com/watch?v=dmaioTs0NH8
Nintendo Switch HP
https://www.nintendo.co.jp/hardware/switch/index.html
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