第十二回日本酒の会「丸山酒造の会」at 六本木 on 25th May 2024

皆さま、少しご無沙汰しております。
さて、先月2024年5月25日(土)18時より、都内六本木にあるラウンジ「ジェームスモンロー」にて、埼玉県深谷市に佇む「丸山酒造様」の蔵元、丸山和崇氏を会場にお迎えして、弊社主宰の「第十二会日本酒の会」を盛大に開催しましたので、此処でもそのイベントの様子を紹介させて頂きます。

間も無く新一万円札の顔となる「渋沢栄一翁」の生まれ故郷が、丸山酒造様のある埼玉県深谷市。数年前の大河ドラマでも取り上げられた日本史上において名を残した偉人の一人です。
実は、渋沢栄一翁はあまりお酒を進んでは飲まなかったと記録に残っているようだが、それでも正月の新年のお祝いや、何かのイベントでは口にしたはずです。
「金大星」というブランドで普通酒、本醸造酒を製造し、ピーク時には2,000石規模の生産量を誇っていた時期があると聞いたが、今ではその1/10以下に落ち込み、コロナ禍の中では厳しい環境下に置かれました。
それでも、酒造りに対する闘志だけは持ち続けられ、地元に愛される日本酒として、丸山和崇様は自分のポリシーに沿うお酒を作り続けてこられました。海外市場への販路開拓のサポート提案をきっかけに、私タカミンが初めて丸山酒造様を訪れたのが2019年12月でありました。それは、コロナ来襲の直前でした。

今回、会場で提供したお酒は合計6種類のお酒。
中でも、最初に提供した最上級のお酒「酔眺月 純米大吟醸」は、参加者の皆様から最も多くの高い評価を得たお酒でありました。
因みに、かつて弊社が実施したクラウドファンディングでも、リターン品として最も多くの人気を博したお酒がこの「酔眺月」でありました。

丸山和崇様の丸い人柄と控えめなご性格は、誰からも好かれる温厚なお人柄であり、私自身を含めて、手を差し伸べて応援したくなる方です。
これから、弊社が具体的に何ができるか断言はできないものの、いつまでもこの丸山酒造様のお酒がこの世に残り続けていって欲しいと、ただただ願うばかりです。

秘蔵の日本酒の代表格として、これからも弊社では丸山酒造様を陰ながらサポートさせて頂きたいと強く思った今回の日本酒の会でした。

秘蔵の日本酒 高見酒店
店長:唎酒師タカミン(髙見 広行)