日本酒のタカミン蘊蓄(うんちく)動画シリーズ第四十一弾(テーマ:今月のイチオシの日本酒のご紹介「如空」純米吟醸無濾過生<八戸酒類>)

今回は、2022年1月の最後の回になりますので、いつもの通り、タカミンによる今月のイチオシのお酒のご紹介のコーナーになります。
今回は、東北地方の北国、青森県八戸エリアに本社を構える八戸酒類様が醸す「如空」ブランドの日本酒の中で、特にタカミンが惚れ込んでいる純米吟醸無濾過生をご紹介させて頂きます。
2020年秋頃に実際にある地元在住の知人を介してこの酒蔵様と出会い、そしてその年の12月にその方にご一緒して頂き、初訪問が実現しました。
八戸を訪れるのは、生涯を通じて初めてであったので、とても興奮しましたね。そして、八戸の本社工場から車で30分前後移動した場所に、五戸という場所があり、そこに如空を醸造している五戸工場があります。
勿論、当日は蔵見学を一通りさせて頂き、その後試飲もさせて頂き、その味に大きく惚れ込んでいった自分自身を思い出します。
杜氏様との面談も果たし、南部杜氏の熱い気概のようなものを、語り口から強く感じました。素朴な酒造り、しかしながらしっかりと存在感をアピールして地元愛に応えるような地酒造りに没頭、邁進されている姿に感銘を覚えました。
如空純米吟醸無濾過生のお酒の特徴は、1)新聞紙に包まれた出立ちがまず目にする者の印象に残ること、2)最初の飲み口がやや辛口且つ重厚感があること、3)口の中に入ってからの生酒特有のキレ味とフレッシュ感が半端ではないこと、4)喉越しに入っていった後にまたすぐに飲みたくなる酒質であること、です。
このお酒に合うおつまみは、スパイス系料理全般、特にタイ料理にはバッチリです。またキムチ系の香辛料を使用した韓国料理にも合います。又、和食系では魚の煮付け料理、豚の角煮系、そして中華調理では麻婆豆腐にも合いますね。勿論、食後にロックで呑んでもいけます。

如空ブランドの日本酒には、これ以外にも多くの酒類のお酒がラインナップされています。秋のひやおろしも最高でした。最高級品質を誇る大吟醸、そして「五戸のどんべり」というユニークな名前の付いた濁り酒もあります。

今年3月中旬頃には、この八戸酒類様の日本酒に絞った形での弊社主催の日本酒の会を開催することを企画中です。こちらの方もどうぞお楽しみにしていて下さい。

Rユニコーンインターナショナル株式会社
代表取締役 髙見 広行