タカミンの日本酒蘊蓄動画No.93(テーマ「日本酒のマレーシア市場について考える」)

皆さん、こんにちは。お元気ですか?
本日は11月30日、11月の最終日です。2023年も明日から師走に突入です。
本当に今更ながら時の経過を早く感じてしまう今日この頃です。

今回のテーマは、東南アジアエリアの中で、私タカミンにとって未開の地というか、一度も訪れたことのない「マレーシア」について少し触れてみたいと思います。
韓国との比較で言えば、まだまだ日本酒の流通量、輸出量も少ないですが、昨今その伸びが大きいことで注目されている国です。アルコール飲料という面では、イスラム教という宗教の壁があり、あまり日本酒も人気がないのではないかと思いがちですが、同国の人口の1/4を占める中華系民族の方々が主な日本酒の愛好家になっているようで、ワインも含めてアルコール飲料の需要もそこそこある市場ということになります。
今年も同国で開催されたジャパンエクスポという主に日本産の食品を主体とした展示会にも非常に多くの方が訪れ、その中でも日本酒のコーナーにも強い関心が寄せられていたと聞きました。

つい最近、ある知人を介して面識を持ち、一度東京でお会いしたマレーシア在住のタイ人の方も、日本酒の魅力と今後の東南アジア市場での成長性に大きな期待が持てることに言及されておりました。

現に、東南アジアのタイやベトナム向けに、果敢に日本酒の輸出をトライされている同業の方も多く見受けられ、その流れでいけばマレーシア向けにも自然と目が向くことになります。

来年、チャンスがあれば、是非とも韓国釜山とマレーシアには日本酒ビジネス絡みで訪れてみたいと考えており、特にマレーシアの現地料理との相性をよく見極めてきたいと感じております。

夢が膨らむ海外向けに日本酒販路開拓、今後も諦めずに地道に継続してその可能性を追い求めていきたいと考えております。

秘蔵の日本酒 高見酒店
店長:唎酒師タカミン(髙見 広行)