足型測定のススメ
今日は「足型測定」について。
足型測定とは足の縦幅や周囲、アーチの高さ、かかとの傾きなど、足の形状を立体的に正確に測定するものです。
自分にあった靴、ランニングシューズを見つけるためには、まず自分の足の正確なサイズを知ることから。足型測定で自分の足のサイズについて詳細に知っておくことで、よりフィットしたシューズが見つけやすくなります。
足型測定は無料でできる
足型測定は全国のアシックスストアやナイキショップなどの直営店で実施されています。
だいたい無料で測定してもらうことができ、測定結果をもとに走力や用途にあわせてフィットするランニングシューズを選んでいただけます。
アシックスストアやナイキショップには、元実業団の選手や、サブ3ランナーなどがいらっしゃるので、的確なアドバイスをもらいやすいです。
小さいと窮屈、大きいと靴を持ち上げる不要な力がいる
ランニングシューズやスニーカーは、基本的に足の実寸に+0.5〜1.0cm のサイズを選ぶと良いとされています。
なぜ、自分の足の大きさにあったシューズを履く必要があるのか。
自分の足より小さい場合は窮屈で足にあわない、ということは誰もが実感しやすいものです。また、履いた時に指先が当たるくらいピッタリのシューズを履く方もいますが、走っていると前方に負荷がかかるため、足の指や爪を痛めやすくなります。
多いのが大きすぎるシューズを履いている方。自分の足より大きすぎるシューズを履いていると、靴の中に余分なスペースができやすくなります。特に足先の上の部分に余分なスペースがあると、足を上げる度に靴を持ち上げる力がかかってしまい、不要な力を使ってしまうことになります。
私の場合、左が 25.2cm・右が 25.12cm なので、26cm のシューズが基本となります。
足の周囲・横幅もチェック
足の縦幅と同じくらい重要なのが、足の周囲、横幅です。縦幅があっていても、横幅が狭く窮屈なシューズを履いてしまうと、痛みの原因につながってしまいます。
シューズメーカーによってサイズは異なっており、ナイキやアディダスは横幅が狭め、アシックスやミズノは横幅が広めのシューズが多くあります。
また、同じモデルでも通常の横幅のモデルの他、横幅が広いワイドモデル、横幅が狭いモデルを展開しているものもあります。
シューズ選びの落とし穴「数字だけで買ってはいけない」
そして、ランニングシューズを選ぶ際の落とし穴として、「書かれているシューズのサイズだけで買ってはいけない」というものがあります。
シューズのサイズに「26cm」と書かれていてもメーカーによって実際のサイズは異なります。また、同じメーカー内でもモデルによって大きさが異なることもあります。
「オンラインショップでサイズを選んで買ったのに、実際に履いてみたら窮屈だった/ブカブカだった......」
「同じメーカーなので同じサイズを買ったのに窮屈だった/ブカブカだった......」
というのは #ランナーあるある の一つです。
まったく同じメーカーの同じモデルを買い足すのでない限り、実際に試し履きをしてから買うことをオススメします。
せっかく、それなりのお金を出して買う良いランニングシューズですので、自分の足のサイズを正確に、詳細に把握し、自分の足にジャストフィットするランニングシューズを選んで、楽しく走りましょう。
そのためにもぜひ、足型測定をやってみてください。