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統合が始まる〜諏訪之講式の第一讃復元を読み解く〜ーエキブロでかききれなかったことー

皆様、こんにちは。ルーンの裏側へようこそ。こちらも、お久しぶりの更新になります。
今日は、地元ネタである諏訪講之式についてと、後半は、エキブロで書ききれなかったアンドリュー王子の称号返上が、
皇室に与える影響について占った結果を書かせていただきます。

あくまでも一説のエンターテイメントとしてお楽しみください。

去年12月19日に諏訪の仏法紹隆寺で、150年ぶりに、諏訪講之式の第一讃を復元し、住職らによって唱えられました。


この講式は、「お寺が、諏訪大明神の功徳を褒め称える経を読み、それを神様が聞く」という儀式です。

講式は神仏習合の時代に各地に多くが存在し、法会などの儀式の際に神仏をたたえる役割を果たしていたという。諏方講之式の復元は、岩﨑住職が「かつてはお坊さんが神様を褒めたたえ、神様もお坊さんが唱える講式を耳にしていた当時の音の風景を、諏訪神仏プロジェクトに合わせてお唱えしたかっ
た」と思い立ったのがきっかけとなった。

長野日報2021年12月2日より





 明治維新後の廃仏毀釈では唱えられなくなったそうで、2022年秋の、普賢菩薩として祀られている諏訪大明神の開帳に向けて、復元が試されていくそうです。仏法紹隆寺は、真言宗で、高野山とも縁があります。高野山といえば弘法大師空海が密教の道場として開山されていますね。
空海、諏訪、高野山、神仏の融合…。長く分断されていた、日本の歴史が、国津神から開かれていくことを感じます。

【明治〜現在までの神仏プロジェクトに向けての日付から読み解く】

今後、第5讃までを復元していく、諏訪講之式ですが、
予定として、2022年1月10日;諏訪大明神普賢菩薩新年大祈の際に、唱えられ
2022年9月30日;諏訪大社上社での、神仏プロジェクトの奉告祭でも唱えられるそうです。

まず、明治維新の廃仏毀釈を、江戸時代から続いた太陰・太陽暦を廃止して、太陽暦を採用した1872年11月9日についてですが、11と9は、奇数で、陰陽五行では、陽を表し、五芒星を意味します。この数字は偶数と対比され、奇数は縁起の良い数といわれています。反対に、偶数は陰、六芒星。陰陽五行では縁起が悪いと解釈されています。

※よく、結婚式の御祝儀を包むときは、奇数で包むことが良いとされているのも、陰陽五行説に由来しそう。

・明治に「隠された」弥勒と陰陽道


大アルカナで読み解くと、正義と隠者が隠れていて、これは万世一系を表す天皇の正当性を表していそう。
ちなみに、1872は偶数なので、陰も「隠れている」ことを示唆していそうです。さらに、2で割り切ると、936→369=弥勒が隠されていて、足すと18

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