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オンライン授業を1年やってみて思う


ワナッカム
前回のnoteで私が普段どんなふうにオンライン授業をしたのか、お話しました。今回は、1年やってみての感想や課題や愚痴?を話していこうと思います。

前回の記事👇


オンライン授業での学生のモチベーションと成績


先日、学生一人ずつにスピーキングテストをしました。

その結果は、一概には言えないのですが、電波の悪い家に住んでいる学生はあまり成績が良くなかったんですね。
もちろん、電波が悪い中でも頑張って出来ている学生はいました。

しかし、総じて、電波の悪い学生は欠席数も多いです。
また、家では、自分ひとりのスペースではなく、家族の近くで授業を受けているような状況でした。

電波がよければ聞こえる話が、電波のせいでよく聞こえない。
しかも、授業中に聞こうと思うけど、人数が多い授業ではそれも難しい。

また、集中して落ち着いて授業を受けられる環境じゃない。

こういうことは、少なからず成績に影響するのかと思いました。


授業中もよく、家族の声やテレビの声が聞こえることがあります。それだけではなく、犬、猫、カラスの声も。


家庭環境でのサポートが得られて、また自分を律する気持ちがなければ、
オンライン授業に慣れていない学生にはとても大変なことだと思います。

対面にしろ、オンラインにしろ、本人のモチベーションは成績に影響してきます。

でも、オンラインはやっぱり孤独や怠惰になりやすいので、そのモチベーションをあげるのも教師の仕事ですかね。


オンライン授業の課題


教える側が感じる問題といえば、一人ひとりの顔をみて授業ができないので、本当にわかっているのか確認が難しいです。

学生は電波のせいもあり、みんなはビデオをオフにしてます。
だから、声で聞くしかないのですが、そうするとわかっている学生しか答えないパターンもあるんですね。
もちろん対面授業でも、できる学生が答えるんですけど。

でも、対面授業のように教室を回りながら、一人ひとりを見ながら授業が出来ないので、理解出来ない学生をどんどん置いてけぼりにしてしまっているのではと思ってしまいます。

今まで対面授業で基礎を勉強してきた学生には、そんなことは少ないのですが、
基礎をオンラインで勉強するはとても根気がいると思います。

日本語の文字や、あいうえおの発音も、その場なら1人ずつすぐに訂正できるのですが、オンラインで1人ずつ対応となると難しいですね。
学生にとっても、すぐ聞ける友達も隣にいないので、問題がふわふわ浮いたままの状態になっているのかと。


今後のこと

これからもまだオンライン授業は続いていきますし、ハイブリットの授業もあり得るでしょう。

この1年はこの環境に慣れてうまく対応して、いくのでいっぱいいっぱいでした。

でも、これからはもっと工夫してマンネリ化しない授業をして、学生にとっても、私にとっても居心地のいい雰囲気を作りたいです。。




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