ルーンが導く「12の月占い」概要
こんにちは。
ルーン魔女のKANOです。
今日から少しあたらしい試みにチャレンジしてみようと思います。
私は十数年ほど前、現役で占い師をしていた頃、ルーンで月占いというものを算出していました。
ルーンは直感的なタロット系のリーディングをするので、占星術的なロジカルなリーディングではありませんが、「合理的に考えてどうしようもない時(by鏡リュウジ)」思考の道具の一つや、方策の一つのアイディアとして利用していただけたら嬉しいです。
・重要な前書き
日本の12ヶ月に合わせてルーンから12の象徴ルーンを算出し、それぞれの月に名称を付けていますが、1月生まれ、2月生まれ、というようにひとくくりにして考えていただけたらと思います。うるう年の場合は、2月生まれに属します。
☆出生時間で日付が変わる時間に生まれた場合は、1月1日生まれの場合は00:00からを1日生まれとし、12時59分までを31日生まれとするため、12月生まれの欄をご覧ください。※ルーンでは出生時間を取り扱いませんが、占星術や四柱推命をしているとどうしても出生時間気になりますよね。
☆このルーン占いは新しい概念としての存在である25番目のルーン。ブランクルーンであり、白紙や撤回、あるいは(質問の意図による)強調を象徴する「ウィルド」を取り扱い、25文字のルーンとして占います。のちに追加された(と言っても歴史的にはかなり古いのですが)8つのルーンは含めません。
☆各月の名称は、ルーン魔女KANOが考えた「造語」になります。古代ノルド語からニュアンスが近いものを選び、当てはめております。12ヶ月のサイクルと印象から当時リーディングしやすいように工夫して当てはめたものなので、全てのルーン占者に当てはまり、当てはめやすい内容ではありません。個々によって個別の意見があるかと思いますが、当noteではそれぞれの意見は取り扱いませんのでご了承ください。(名称としての概念なので、呼び名として考えていただければと思います)
・ルーンが導く「12の月占い」/各月の名称
まずは、呼び名としての概念の基盤となる12の月とその名称と象徴することをご紹介いたします。
1月: Fehu(フェフ) / Gullmáni(グルルマーニ)
意味:富、繁栄、成功の始まり
解釈:新年の始まりと目標設定にリンクし、物質的・精神的な豊かさを求める時期。
日本語名:黄金の月
2月: Uruz(ウルズ) / Hugrekksmáni(フグレックスマーニ)
意味:力、変革、勇気
解釈:冬の厳しさの中で強さを見つける月。新しい挑戦の準備をする時期。
日本語名:勇気の月
3月: Thurisaz(ソーン) / Endurreisnarmáni(エンドゥルレイズナルマーニ)
意味:破壊と創造、防御
解釈:春の芽吹きとともに、新たな展望のために古いものを壊すタイミング。
日本語名:復活の月
4月: Ansuz(アンスズ) / Orðamáni(オルザマーニ)
意味:知恵、インスピレーション、コミュニケーション
解釈:自然が完全に目覚める季節で、アイデアや対話が重要な月。
日本語名:言葉の月
5月: Raidho(ライド) / Hjólamáni(ヒョーラマーニ)
意味:旅、進展、リズム
解釈:新しい冒険や計画が進む月。成長を促進する時期。
日本語名:車輪の月
6月: Kenaz(ケナズ) / Eldmáni(エルドマーニ)
意味:光、洞察、創造性
解釈:夏至のエネルギーと共に、直感や創造力が高まる時期。
日本語名:火の月
7月: Gebo(ギューフ) / Gjafamáni(ギャファマーニ)
意味:贈り物、バランス、協力
解釈:人間関係が活発になり、感謝と贈り物がキーワードの月。
日本語名:贈り物の月
8月: Wunjo(ウィン) / Samræmismáni(サムライミスマーニ)
意味:喜び、満足、調和
解釈:夏の収穫を喜び、心身の調和を楽しむ時期。
日本語名:調和の月
9月: Hagalaz(ハガル) / Haglmáni(ハグルマーニ)
意味:破壊、変化、浄化
解釈:季節の移り変わりを感じ、浄化や再評価を行う時期。
日本語名:雹の月
10月: Jera(ヤラ) / Árstíðamótsmáni(アールスティーザモーツマーニ)
意味:収穫、時間、結果
解釈:一年の努力の成果を収穫し、季節のサイクルを理解する月。
日本語名:収穫の月
11月: Isa(イス) / Ísmáni(イースマーニ)
意味:停滞、休息、内観
解釈:静かな内省の時期に入り、次への準備を整える月。
日本語名:氷の月
12月: Dagaz(ダエグ) / Undirbúningsmáni(ウンディルブーニングスマーニ)
意味:夜明け、変化、希望
解釈:新しい光を迎える準備をし、過去を振り返りながら未来に希望を見出す月。
日本語名:準備の月
これらの呼び方はあくまでも、一年という自然のサイクルを通したそれぞれの概念なので「生まれ月」の個人的人格にそのまますっぽり当てはまるわけではありません。※ハガルの月か…、とがっかりする必要はないのです。大切なのは個々に対する解釈と道筋なのです。
この月には「こういうサイクルが巡ってくるよ」という印象として、利用していただけたらと思います。
・その他
今日は11月(しかも20日!)と月の超後半戦、下旬なので精密なリーディングの場合は翌月の初旬の気配も組み合わせながらリーディングをしていきます。ただ、精密なリーディングは複合的なデータを利用して行ったりするので、不特定多数の方に向けたnoteで個別の事象にトライして算出するのは不可能です。
その為、精度としては「のような雰囲気になる」というニュアンスになろうかと思うのですが、その点はご容赦ください。
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