2020年を振り返る その4
2020年を振り返る、最終投稿はJHA(公益社団法人日本ホッケー協会)さん(以降 JHAさん)です。
前回まではQ&A形式で、みなさまにとってのRUNBRIDGEとは という問いにご解答いただいておりました。
昨年1年間は、JHAさんにはじまり、JHAさんに終わる、、、そしてまたはじまる。という1年でした。今回はJHAさんと実施した取り組みを改めて振り返りながら、取り組んできたことを載せてみようとおもいます。
1)きっかけ
2019年9月に、こんな記事がでていたのを余吾が発見しました。
スポーツ団体の経営力・競技力を強化する人材を副業・兼業限定で公募…ビズリーチ
https://cyclestyle.net/article/2019/09/13/69648.html
募集されていたのは、日本テニス協会、日本ホッケー協会、日本陸上競技連盟、全日本空手道連盟の4種。
縁あって、日本ホッケー協会さんとのお仕事が始まりました。
2)幻の代表合宿
最初のお仕事は、男子サムライジャパンの代表合宿、、、の予定でした。そうなんです。直前で、コロナ社会がはじまりました。
幻のフライヤーです。
ホッケーという競技を、品川区の方々に知ってもらう・愉しんでもらう・愛着をもってもらうには、どうすればよいかを考えました。
「Swing」 振り抜く というキーメッセージを掲げました。
Swingの意味
1 〈物が〉ぶらぶら動く
2 〈人・物が〉円弧を描いて動く
3 〈人・物が〉くるっと向きを変える
4 (…に)注意を向ける
5 流行の先端をいく
そして、スティック(等を)振る。
今、国内における「ホッケー」というスポーツは、メジャーではない。
マイナー競技・ベンチャー競技である。だからこそ、出来ることがある。
そうでしか、出来ないことがある。
そんなことを考えながら、メッセージをつくりました。
3)唯一のU15大会
2020年は、ほぼすべての大会・遠征が中止を余儀なくされました。
練習も、ままならない状態であったのは周知の事実です。
特に、U15のチームは壊滅的でした。海外遠征だけでなく、国内遠征も、国内大会も出来ない。監督・コーチ陣が最も心配したこと、それは「選手たちのホッケーへの気持ち」の部分だったのかもしれません。
”どうにか、1度だけでも良いので選手同士が集まって、思い出になる時間をつくることが出来ないものか” そんな相談が、U15の首脳陣からJHAさんにあがりました。
JHAさん、U15のスタッフの方々、親御さん方、選手の方々、旧東海道品川宿周辺まちづくり協議会の方々、品川区役所の方々、、、ご協力いただいた方々をぜんぶあげたらキリがないことではありますが、みなさんのおかげで大会を実施することができました。
” どうすれば、関わる方々が、ひとつのHockey Familyになれるか ”
そんな問いを持ち続けながら、ひとつずつ準備を進めて参りました。
一部スタッフ向け、スタッフカード
会場の最寄り駅から、大会会場までを案内する公園内のポップ
その他、
■ 制作
・企画書
・日程表、スケジュール表
・事前、事後アンケート制作・収集
・企画参加募集フライヤー ほか
■ 当日対応
・お客様ご案内
・メディアさん対応
・選手の移動サポート ほか
色々、させていただきました。
また、選手の親御さん方からいただいた応援メッセージを
当日、ロッカールームに掲示させていただきました。
応援は、力だ。
4)これから
最終的には大きな怪我はなく、大きな問題もなく、大会を終えることが出来ました。
「物事を成功させるために最も重要なことは、準備だ」ということは様々な本に書かれていますし、諸先輩方の声としても何度も言われてきました。
今回は、その言葉を噛みしめ、味わうことが出来ました。
私たちがこれまで提供してきた価値は「合宿」です。
時間を合わせ、顔を合わせ、心を合わせる非日常。
昨年。
今までの日常が、非日常になりました。
非日常が、非日常になりました。
しかしながら。だからこそ。
目の前にある日々や、目の前にいる人。
いま、その時間、その瞬間がかけがえのないものであることを
意識できるようになったといえるような気がします。
そして、今。これから私たちにできることはなにか。
それは、今までと変わりません。
架け橋になること。
ホッケーに問わず。
できることを、できる限り、やり抜くこと。
あらためまして、2021も、よろしくお願い申し上げます。
RUNBRIDGE 一同