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こんなに長文を読んでもらおうなどと。


久しぶりのnoteです。
また川本がこういうの書き始めたらそれは長いやつだろう、と思われる方も多いと思いますし、まあそれはきっと間違いではないですし、おそらく告知とかでしょう?

なのでありますので、せっかくこうして何かしらのリンクとかURLをポチッとやってくれて読み始めてくれたわけですけれど、「もう読むのやーめた、Netflixでもみーよお」でも、全然構いません。タイムイズマネー!!!
ありがとうございます。

ここでブレイクです。









と、残ってくれた方々には感謝です。改めてありがとうございます。

色々となんだかんだベラベラ書き綴りますし、読み始めたら「長えよ川本!もういいだろ!やめにしてくれ!」と、トマトやら生卵やらペットボトルが飛んでくる位の感じになると思います。結局告知っぽいのも入るでしょう?

も一回ブレイク?ブレイク入れましょう。抜けるなら今だ!!!
タイムイズマネー!









いやはや、良くぞ残ってくれましたね。改めての改めて、ありがとうございます。いいですか?おしゃべりして、いいですか?

そうなんですよ。稽古中なんです。

時速246億の「お暇をどうぞ」の稽古中なのです。いつもXなんかでしつこく告知しておりますのでもうご存じでしょう。すみません、連投してしまって。
このnoteも告知っぽい要素も含んでしまいますが、申し訳ありません。ご容赦ください。

稽古はもう、本当に、ガチで面白いです。喜安浩平くんの脚本、そして演出、凄まじいです。これはもう惚れ惚れしてしまう。個人的にも、色々と本当勉強になるなあと思ってます。唸ってますよ。いつだって、今だって、大袈裟でなく尊敬してます。凄いなあ喜安くん。今回もよくぞ引き受けてくれました。心からの大感謝です。

今回、2019年「お静かにどうぞ」に引き続き、作、演出に喜安浩平さんをお迎えしてお送りする「お暇をどうぞ」ですが、本当に豪華キャストの皆様が集結してくれました。
こんなメンバーで作品創りが出来るなんて、昔から考えたら夢のようですし、今回お忙しいなか参加してくれた皆様、それぞれ、もう実力やお人柄はもちろんの事、立場なり肩書きであるとかご自身を確立していらっしゃる素晴らしい方々ばかりです。本当にありがたいです。

プレスリリースなるものがありまして、その引用でございますが、どんな方々が集まってくれたのか、改めて紹介させてください。


「テニスの王子様」など数々のアニメ作品に出演する他、ラジオ、YouTubeでも大活躍、今作で時速246億に6作品目の出演となる小野坂昌也

ミュージカル「新テニスの王子様」や「ROCK MUSICAL BLEACH」などの人気舞台や映画に多数出演する秋沢健太朗

ミュージカル「新テニスの王子様」「弱虫ペダル」「呪術廻戦」「ハイキュー!!」など2.5次元作品で大活躍の熊沢学

WBB作品をはじめ、数々の舞台の作・演出・出演・プロデュースを全て行う舞台の錬金術師・佐野瑞樹

年間4~5本の舞台に出演する他、映画やドラマにも多数出演、2021年東京オリンピック開会式に出演し話題を呼んだなだぎ武

大人気アニメ「家庭教師ヒットマンREBORN!」のリボーン役など、声優、モデル、アーティスト・女優・MC・クリエイターなどマルチに活躍しているニーコ

気志團の弟分である“微熱DANJI”のリーダーを務め、自らも“錦織劇団”を立ち上げ全作品の脚本・演出を手掛ける錦織純平

2002年以降数々の舞台作品に出演し、アニメ「テニスの王子様」「遊☆戯☆王」など声優としても活躍中、時速246億には3作品目の出演となる増田裕生

「メジャー」「NARUTO-ナルト-疾風伝」「弱虫ペダル」など数えきれないほどの人気アニメ作品に出演し、アーティストとしても活躍している森久保祥太郎

と、そして、手前味噌ですが
時速246億主宰として作品をプロデュースする他、劇団EXILE、「よんでますよ、アザゼルさん。」などの舞台で脚本・演出を務めるなど、脚本家・演出家としても活躍中の川本成

と、こういった豪華メンバーです。

「絶対に再演できない公演」

と公言しておりますが、これはもう、本当にそうなんです。

それにはキチンとした理由があります。
実は昨今演劇をやろうとすると、とりあえずは劇場を抑えなければなりません。劇場を抑えるのは今からでいうと来年の劇場はもうほとんど埋まってしまっています。今からだと早くて再来年。2年後です。人気の劇場など3年4年待ちは当たり前の状況だったりします。それでも取れなかったりします。
そしてみなさまのスケジュール。今回なんと20回公演をやらせていただくのですが、そうなると稽古期間1ヶ月、本番期間1ヶ月とどうしても2ヶ月かそれ以上のスケジュールを頂かなくてはなりません。たとえ劇場が運良く取れたとしても、その期間にたまたまみなさま全員のスケジュールが合致する事など、もう奇跡に近いというか、おそらく無理なのです。
それくらい奇跡的なタイミングで今回このメンバーが集ってくれています。

と、まあそういう事もあったりしますし、1年2年経つと色んな状況だったり、世の中の情勢なんかも変化していきますしね。
まあ同じ事は難しいです。

という事で今回。
11月の中旬からの本番に向けて面白い作品を提供出来るべく日々磨き合っています。

もう、単刀直入に申し上げます。
申し上げさせてください。 

「舞台、絶対に観に来て欲しいです!」


実はまだまだチケットに余裕があります。
現時点だと客席は少し寂しい状況であります。

そんな事しらんがな、ですし、また始まったよ、4月にもしつこいほどにギャアギャア言ってたよな、川本よ!もう分かったよ!という声が僕の頭に響いています。
一生のお願いも4月に使い切りましたので、もう生まれ変わって来世にならないと、一生のお願いは使えません。いや、本当すみません。

しかも、ただ観に来てください、というのも都合の良い話です。重々承知しております。皆様の貴重なお時間や、汗水流して働いて手に入れた貴重なお金を頂くわけですから、それは大変に重大な事です。

信じてください、絶対に面白いですから!!!
と週末の居酒屋がスンと静かになるくらいの声高に叫びたい気持ちですが、それもだいぶアレです。劇場へ足を運んでいただき、舞台観に来ていただけたら本当に本当に心から嬉しいです。

と、今までのところは完全にこちら側の勝手な都合と想いです。こちらが言いたい事だけを主張しています。いつもすみません。申し訳ありません。

少し話を変えさせてください。

今回のメンバーには作演出をしている方々がいらしたり、自分で何かをプロデュースされたり、そういった何かを「巻き起こす」スタンド的な能力を持った凄い方が多数集まってくれています。

年齢など関係ないとは思いますが、僕も50歳になりまして、何かをガンガンやれるのは長くてあと10年15年なのかもしれないなとふと思った時に、なんだかやっぱり思うところもありました。いや、思うところ、というか今後どうすべきかな、と。
違うな、むしろ、どうワクワクすべきかな、かな。

なんだか、「巻き起こす」スタンドを持った人ともっとガッチリ繋がって、その渦を大きくしたい、と。

ひとりでは何もできないと日頃から特に思っていますし、これは本当に身に染みるほどにそうです。ひとりじゃなにも出来ません。今までも、これからもそうだと思っています。

ものづくりに於いてもそうですし、ものを作ったとしても、何よりそれを観に来てくれるお客様がいらっしゃらないと、意味ないですし。
料理は作って完成ではなく、やっぱり食べてもらわないといけません。それは必ず対の関係性になっています。セットです。

僕自身、猛反省すべきはいつも自分の事だけを考えて生きてきた節があります。自分勝手にギャンギャンしてきた気がします。何かをひとりだけでやってる様に完全なる大きな勘違いをしていた酷い時期も。いや、今だってそういう心理や承認欲求が顔を出したりする時もバリバリにあります。もう、本当に大反省で、もう反省行脚の人生です。周りの方々にはいつもご迷惑ばかりかけています。

そんな僕に出来る事はなんだろう、と考えます。
飛び出た才能やスキルなど持ち合わせていませんし、イケメンでもないし、長身でもないし、泳げないし、足は早いのと、逃げ足はもっと早いのと、酒の量は海賊並みですが、それはスキルではなく、悪い癖です。

僕は「場所」という言葉が昔から好きなのかもしれません。
「場所」があればそこに集まれるし、「場所」を通して何かが産まれたりもします。

そういう「場所」を作る事は、人より長けているかどうかは分かりませんが、僕自身それが好きな事は確かです。それが例えば飲み会だったとしてもそれは「場所」です。

で、思うのが、やっぱり誰と飲むか、だと。

「何をやりたいか」よりも「誰とやりたいか」
もっというと「誰と、何をするか」
そしてなにより「誰と、どこで、何をするか」

「場所」

なんだか、例えばオリオンビールをコンビニで買ってきて1人で飲んでも、それはそれとして美味しいですが、やっぱり好きな人と沖縄に行って夕暮れ時に波の音かなんか聞きながら、キンキンのジャッキで飲むオリオンビールは、格別だと思うわけです。ビールの味は変わらないかもですが、そこにはシチュエーションというものが大きく加わって、味すら変わるのです。

大体が、飲みの例えですみません。

時間には限りがありますし、ぽやっとしていると時間なんか光の速さですぎてゆきます。今後の人生誰とどこで何をして過ごしたいか。大袈裟か。大袈裟ですね。いや、大袈裟ではない!

逆にいえば。
なぜ人はこういう時に、逆にいうのでしょう。まあいいじゃないですか。

40歳を超えた頃から意識をしている事があります。
それは「やりたい事」よりも「やらない事」を決める。という事でした。
「やりたい事」は、今日何食べたい、どこ行きたい、何が欲しい、何をやりたい、など無限にありそうですし、ちょっと途方もないですが、「やらない事」、これだけは僕、やりません、みたいな事をよく考えてみる事にしたのです。

その理由は「価値」です。

例えばそれが仕事だとして、お金いっぱいもらえるかも、とか、評価してもらえるかもしれないから、誰か偉い人にみそめられるかもしれない、といった勝手に過度な期待を全方向に持ちながら無限に色々やっていると、自分を見失う気がしたからです。

やりたい事は山ほどある。いや、そうかな?よく考えたら、本当にそれはやりたい事なのか、何故やりたいのか、やりたいわけじゃないけど別の理由でやらなくちゃいけない事なのか。

何かよく分からないものに苛まれて、ぼんやりと進んでいるうちに大事なことが見えなくなってしまったりして、それが恐怖や不安を産むような気がしてならなくなったのです。

なので、何かを決めなければならない。

そして、数字ではなく、価値に向き合おうとも。価格と価値の違い。

価格、値段、なんかも数字です。

それはとても大事なことですし、絶対に避けては通れませんが、そういった数字だけで判断するよりも、もっと大事なことは価値だと思いました。

20年前に100万円を銀行に預けて、それが預けっぱなしだったとしても、それはその当時の100万円とは価値が変わっちゃってる恐怖もあります。
100万円だと思ったものは当時の100万円ではもうないのです。
そんな事を考え出すと、もう怖くて生きていけなくなるのですが。

やっぱり「価値」を意識して、「価値」あるもの、「価値」ある時間、「価値」ある行動をしなければいけないと思いました。
「価値」は数字で表せませんし、人間は数字で表せないものだと強く思っています。

話は飛びに飛び、更にここで戻りますが、今回集まってくれたメンバーは「巻き起こす」方々が多いです。「場所」を作ってる面々だったりします。

そんな方々とキチンと「カルチャー」を作りたいのです。また新しい言葉が出てきて、アレですね。沢山言い過ぎ!トゥーマッチ!

少し前の先輩達の演劇界でいうと、劇団や役者さんや演出家同士が横で繋がっていてお互いにお互いの作品に出演し合ったり、時にはコラボレーションしたり、作品創り自体、演出家が入れ替わったり、とにかく横の繋がりがクロスオーバーして、それがひとりではできない広がりを産み、たくさんの人が参加できる場所になる様な気がしています。

場所創りを一緒に出来る人々が繋がると帯の様になって、それが大きくカルチャーになる気がするのです。

今回参加してくれたメンバーはまさにそういう方々です。僕自身、今後10年15年、一緒に場所を創りたい人々です。

そこに、もちろんですが、お客様も含まれています。今回もう既にチケットをゲットしてくれている皆様、いつも時速246億を応援してくれている皆様、川本成や、川本成が巻き起こす事を応援してくれる皆様。
そういう皆様とも一緒に、大きくカルチャー創りを出来たらと思っています。

ずっと応援してくれたり、大切な時間やお金を使ってくれる方々にとって、価値あるモノ、そしてその価値がどんどん上がる様な場所を作りたいのです。

僕達の「場所」から「価値」のある「カルチャー」が産まれると思っています。応援してもらえませんか?
というか、むしろ、一緒にそれ、やりませんか?
参加してくれませんか?

(余談ですが、なんだか「あの場所まで」や「この場所から」など大切な自分の軌跡からも、「場所」というものに拘る縁があるのでしょうか)

ああ、やばい、長文もいいとこだ!!!
なんだよ、この長文!!!携帯小説か!?迷惑千万!時間泥棒!
そして、なんかカルト宗教みたいな文面になってきた!カルト宗教ではありませんし、なんか謎の壺も売りませんし、自己啓発セミナーでもないです。変な暗号資産を進めたりもしません。新宿109KENZOさんが突撃してくる様な案件ではありません。

川本成、今後も皆様に喜んでもらえる様に、人生丸ごと血が出るほど頑張ります。

「お暇をどうぞ」超絶に価値ある公演です。価値を感じてもられる作品です。
どうにか観に来て欲しいです!!!

何卒よろしくお願いします!

時速246億「お暇(いとま)をどうぞ」
2024年11月14日(木)~12月1日(日)
シアターサンモール

■作・演出
喜安浩平(ブルドッキングヘッドロック)

■出演
秋沢健太朗
小野坂昌也
川本成(時速246億)
熊沢学
佐野瑞樹
なだぎ武
ニーコ
錦織純平
増田裕生
森久保祥太郎

■タイムテーブル
11月
14(木)19:00
15(金)14:00
16(土)13:00/18:00
17(日)13:00
18(月)休演日
19(火)14:00/19:00
20(水)18:00
21(木)休演日
22(金)14:00
23(土)13:00/18:00
24(日)13:00
25(月)19:00
26(火)14:00/19:00
27(水)18:00
28(木)休演日
29(金)14:00
30(土)13:00/18:00
12月
1(日)13:00

■チケット
プレミアムシート¥12,000
通常席¥9,000

https://jisoku246oku.com/info/oitoma/


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