アザステ無事終了いたしました


舞台「よんでますよ、アザゼルさん。」


5日配信最終日、同時視聴Twitterスペースでもワイワイ盛り上がりまして、無事配信期間も終了。
全て、全行程終了致しました。

この様なご時世の中でスタッフ、メンバー、何事もなく、そしてたくさんのお客様の応援のお陰で駆け抜ける事ができたと思っています。重ね重ねではありますが、皆さま本当にありがとうございました。

予想以上に作品に愛着を持ってくれたり、嬉しい言葉をいただけたり、寂しさも当然ありますが、充実感を感じております。

先日もnoteに書いた通り、この公演を通して何せやっぱり「小野坂昌也万歳」と強く思っています。小野坂さんから発する何か、そしてそれに触発されて全体にいい空気が漂う、「粋(いき)」が「粋」を呼ぶ様な、人間讃歌みたいな、とにかく人は人に感動するなあと。

小野坂さんや、置鮎さん、ひろきくんと長年の付き合いの中、またこの段階で、こんな公演を歩める事。
そして桃太郎の様に、人生道中、いろんな人と出会い、仲間が増えて、良輔とか野田くんとか、初めましての渉さんをはじめ、今回出会えたメンバーのみんな、創作仲間もそうですし。仲間が仲間になって。

走っていたら仲間が増えて、なんだか結果志を同じくした大勢でまっしぐらに走っているフォレスト・ガンプのあのシーン状態。

幸せな事です。

ワタクシ川本成個人としては今回、脚本、演出、出演でございました。

大変だったのでしょうか?大変だったのかなあ。
ゲラゲラ笑ってたら終わってました。
あとは心強い仲間がいたので、大いに頼りました。
僕はコタツでみかん食べながら、その様子を見ていた様なものです。
たまに、思いつきで色んな事言うもんだから、その度にみんな苦笑いしていたのは覚えています。
つくづく、心強いメンバーのお陰で、あの様な形でアザステが爆誕したのだと思います。

でね、当初、まあ色々と裏設定とかアイデアの種とかギミック説明とかも、ちょいとばかしnoteに書こうかなあなんて思ってもいましたが、でもやっぱりなんか野暮かなあと思ったり。

上映会イベントとかあったらその時にでも色んな事話しますか。あと、なんか聞かれたら全然答えます。

創ってる途中は脇目も振らず目の前に向き合ってやってましたが、こうして終わって、少し歩いて距離を置いて振り返り、遠くから俯瞰で眺めると、アイデアの塊が歪な彫刻の様に聳え立っていた様な感じ。あれ、なんか変なの建てちゃった。なんだか可愛い。キュートパーティだ!

はあ、いいね。
愛すべき歪な芸術作品が出来たなあってヤツで、なんだか小躍りする様な気持ちです。今、階段をリズミカルに登りたい気持ちです。

選択の連続、と前にも書きましたが、数多くの選択の末に辿り着いた形であります。

配信の映像をみんなで見ながら喋ってましたが、ああ、ここはこうしたなあ。とか、ここは色々悩んだなあとか、選択の「結果」が正に次々とやってくるものだから、もう、全部が愛着。俺たちの中では全部名シーン。

何度も言いますが、当然ひとりでの選択ではなく、メンバースタッフ、プロ全員が本当に細かくしつこく執念深く、プロ目線でひとつひとつ丁寧に選択をしてきた結果を、お客様に観ていただいた訳です。

膨大な分かれ道を一つ一つじっくり、時には大胆に選んで歩いてきて、それはそれは膨大な数、その都度選んで歩いてきて、それはもう今振り返ると結果毛細血管の様に細く細かく。
でも、だからそこに脈々と熱い血が流れ張り巡らされたのだなあと。

まあ、なんだ。
とにかく、大好きな人たちと作品を創れて、アザステに携われて大変に良かったです。

またやりたいですね。
またやりましょう。

約束ですやん。

そして。

より一層決意しました。

今後も川本成は、面白くて丁寧で品があって質も良くて、バカバカしくて爆笑しながら泣いちゃったりする心躍るエンターテイメントを沢山創って行こうと。

これは決意です。


5年後は海外でも何かやってますね。
その頃は恐らく世界規模の存在です。敬ってください。
あ、これは言霊です。
サラマンダーにも協力してもらおうか。
言うだけならタダです。
でも言わなきゃ叶いません。

あのアザステを生で観たんだよ、と後々自慢して欲しいわけですし、わざわざ16000円と貴重な時間を使ってきてくれた皆様の勇気ある「選択」がより一層の「価値」になるよう、僕も頑張ります。
僕たちみんなで共有した「選択の結果」の「価値」をもっと上げられる様に。

いやあ、ワクワクしますね。

おしゃべりが過ぎました。
ご清聴ありがとうございました。

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