通信制大学日記②
来ました!学生証!
ちょいと照れくさいので顔写真はアレですけどね。「学生である事を証明する」ってのがいいですね。ハッキリと証明してくれました。
学長さんからのキリッとした一言、ありがたく頂戴します。
さて毎日、テキストと向き合っております。難解ではありますが少しずつ少しずつ字が頭に入ってきてくれている気もします。「慣れ」ってのも大事かもですね。頑張って慣れよう。
通信制大学なので、とにかく独学です。でも楽しくやっておりますよ。
中学生、高校生の時と大きく変わったなあと思う事は、なんというか、勉強の仕方。やり方。
例えば授業において黒板をノートを取る、って事とか、教科書の単語とか言葉を暗記するって事とか。
まあ当然当たり前のように周りもそうしているから、それが勉強のセオリーみたいに僕もそうしていた訳ですが、そもそもそれが合ってたのかどうかです。もう一つ言葉を足すと「自分に」合ってたかどうか。ですかね。
自分に合うやり方。
高校卒業と同時に芸能の世界に入って結構な年数が経つ訳ですが、芸能と言っても様々な仕事がありまして、ホントに色々やらせてもらってます。仕事をする中で、なんというか自分なりのやり方というのも段々と見えて来る所もありまして。
舞台なんかのお芝居を始めたのは20代後半位かな。
例えば。
これはよく質問受けるのですが
「台本ってどうやって覚えるんですか」
僕は大体こう答えます。
「覚えようと思って覚えます」
当たり前です。はい。当たり前だよ、そんなことは分かってるよとペットボトルでも飛んできそうダネ。屁理屈。
僕は自分としては台詞覚える作業がホントに苦手というか嫌いです。
もう、何度、暗記パンがこの世にあったらいいなと思ったことか。クラウドファウンディングとかで暗記パン開発する人がいたらいくらでも払います。
とにかく、台詞覚えなきゃならない。そりゃそうだ。全部アドリブだったらめちゃくちゃになるよ。何はなくともお芝居は台詞は覚えなきゃいかんのですよ。
超苦手なんですが、周りの人は
「成さん、台詞覚えるのホント早いですよね」
とよく言ってくれます。
ん?!
いやいや、苦手なんだよ、台詞覚えるの、と本音の本気で返しますが、これはどういう事だろうと。
僕はせっかちなんですね。だからとにかく「うる覚え」という状態が気持ち悪くて、そこを早く抜け出したいのです。早くハッキリしたいの。まだまだうる覚えの状態で色々試したり遊んで、振り幅を大きく芝居とかを作る人もいます。色々な人がいます。
これは性格的な事かもしれません。僕自身は、ギャッと言葉を言葉通りまず覚えちゃって、それから色々と深めていく、みたいな「タイプ」なのでしょうかね。
最終到達点は同じでも、プロセスの違いって事でしょうか。
で、その覚え方。これはもう色々と様々試しながらやっておりますが、例えば、動きながら覚える。
座ってじっと覚えるより、動きながらの方が人間覚えられるらしいですよ。単純に足踏みしながらとかでも。聞いた話ね。
お芝居でいうと、立ち位置や位置関係とか、とにかくもういっその事事動いちゃって、動きと同時に言葉も覚えちゃうと、「僕は」覚えられるタイプ。その時見えてる風景とか、相手との距離とか。
何度かやって、ある段階で一気に台本を離して、やる。台本からの卒業。支配からの卒業。
そして、も一つ。
例えば演出家さんからの細かい演出や、ダメ出しなども、「僕は」台本に一切メモりません。なんというか、書くと、書いた、という事で満足しちゃう様な気がして。僕は。
「書く」と言うのが目的ではなくて理解するというのが目的だからですね。そのために「書く」という事だから、それは覚えるための手段ですね。
頭で、それはどういう事だろう、と理解する方が先決タイプ。
思えば、これは欽ちゃん劇団からの、良い癖付けになったのかも知れません。
とにかく、欽ちゃんは矢継ぎ早に、凄いスピードでもの作りを進めて行くので、瞬間に理解しないと、置いてかれちゃう。そういう環境だったのもあるんでしょうね。
とにかく、この度も、自分なりのやり方を見つける事だなあと思っております。
とりあえず今のところ、ノートは一切取っておりません。
ただ、今回相当に、言葉を覚えなきゃならない。専門用語、ですね。
流石に今回このケースは書くって事しなきゃいけないかもなあ。うーむ。
何か自分なりのやり方を見つけなきゃあなあ。
俺は、ビール飲みながらじゃないと覚えられないんだよね、チューハイじゃダメなんだよ、とか言いださないようにします。
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