私の国際恋愛歴~Prince Harry似の彼編②~
Prince Harry(似の彼)との初めての国際恋愛その②をお届けします!
誰が得するのって情報ですが、温かい目で見守ってくださるとうれしいです。
その①はこちらから↓
キスのその後
絶景の中でふたりっきり。
そんなロマンティックなキスをしたふたりは、
そのあと…
もともと、友達から始まった私たち。
ハイキングの帰りも、
仕事の話やら、次に働きたい国、なんて他愛もない話を繰り広げながら、
時々彼のジョークに笑いながら、
なにごともなかったように帰ってきたのでした。
ふたりで過ごす時間は増えたけど…
初めてのキスのあとは、なんとなく二人で過ごす時間も増えました。
彼の家でディナーを作ってもらったり、
ふたりでNetflix観たり、
Queen熱唱したり(なんの映画観たかわかってしまう。笑)、
合間でhug and kissしたり、
彼のハウスメイトも交えてゲームしたり、と
今まで以上に親密な時間も増えました。
キスが止まらなくなって、
彼の部屋にお泊まりしたり、そういう関係にもなったけど、
どうしても漂う"友達感"。
私は、うれしかったし、どきどきしてたけど、
彼からしたら、”girl friend”にしたいほどの相性を感じていたわけではなかったと思います。
私も、はっきりさせるのは不安で、
まぁこのままでいいか!今が楽しいし!
と、楽な方向で漂っていました。
お伝えできるのが、清く正しい恋愛じゃなくてすまぬ。
恋愛以上の心配事が私たちを襲う
私も彼も、就労ビザで入国している身。
お互い、ビザの期限が近づきつつあり、
世界でコロナが流行り始め、
雇用してもらっている会社の経営がどうなるか不透明な中、
今後も継続して雇ってもらえるかどうか、
ビザの延長ができるかも不明なまま、
恋愛以上に心配しなくてはいけないこともたくさんありました。
さよならは突然に
迫りくる新型コロナウイルスの足音
時期はちょうど、新型コロナウイルスの足音が、
世界各地で迫って来ていた頃。
心配していたとおり、会社の事業も縮小され、
ビザの期限が延長できるのか、
延長できないまま期限切れになったらどうなるのか、
期限が切れた時に、日本に帰国できるのか(航空便があるのか)など、
予想できないことがたくさん起こり始めました。
そしてロックダウン
そして、オセアニア各国で始まった、ロックダウン。
私は、友人とルームシェアしていたため、
私たちはBubbleだね!
なんて呑気に暮らしていましたが、
当然Prince Harryとは会えなくなり…
毎日ビデオ通話やメッセージなどはしていましたが、
正直、まだ友達から一歩踏み出せずにいた者同士の絆では、
ロックダウンはただの障害でしかなかったな。
恋愛そっちのけで就職活動
どうにかしてこの国に残れるように、と
ロックダウンの最中も、就職活動を頑張りました。
いろんな企業や、
前職でお世話になったクライアント、
今回の企業で私たちのゲストとなってくれたクライアントに
雇用のクチはないか、何度も何度もアプローチしました。
でも、経済が停滞しまくってる時に、外国人を雇ってくれる企業は見つからず、
ビザの期限が来たら帰国、の道しか見えませんでした。
そのうちに、周辺の国も国境を封鎖し始め、
飛行機の乗り換えのための立ち寄りでさえできなくなってきました。
直行便がなくなったら、帰国さえできなくなってしまう…!
当時は、
日本に帰れない間に、家族になにかあったらどうしよう、
この国で自分が感染して、重症化したらどうしよう、
ビザが切れて不法滞在になっちゃったらどうしよう、
でも大好きなこの国から離れたくない、
と不安と葛藤する毎日でした。
そして突然、
日本への直行便が数日後で終了となるという
衝撃的なニュースを耳にすることとなったのでした。
緊急帰国へ
検討に検討を重ねた結果、
直行便以外で日本へ帰国の道は当面なさそう、と判断し、
帰国を決めました。
私に、もっと生きていくための知識や知恵があれば、
もしかしたら大好きなあの国に残れたかもしれない。
でも、あの時はこれが一番いいんだ、と信じるしかありませんでした。
Prince Harryにお別れを告げると、
Let me give you a lift…
と、ロックダウン中にも関わらず、私の住んでいたflatまで迎えに来てくれ、
空港まで送り届けてくれました。
空港までのドライブで、
ふたりでよく聞いた音楽を流して、
ふたりで歌って、
ちょっと泣いて、
それでも、
世界のどこかで会ったら、またいっぱいハグしようね!
と笑いあって、
最後も素敵なキスをしてお別れしました。
嵐のような恋だった(遠い目)
世界に振り回された恋
振り返ると、恋愛の甘さや不安さを感じるよりも、
世界情勢に振り回され、
あっという間に過ぎてしまった恋愛(?)期間でした。
もし、これが平和な世界だったら…
と想像したこともありますが、
それでも、きっと友達以上にはなれなかったかな、と今は納得しています。
恋愛観のアップデートが必要だと気づいた恋
私の中では、
日本の文化の中で慣れ親しんだスタイルでの恋愛観の更新ができるきっかけになった恋でもありました。
Prince Harry(似の彼)がいてくれたからこそ、
英語もっと喋れなきゃダメだ!
自分で決断しなきゃダメだ!
自分のこともっと知らなきゃダメだ!
と気づくことができました。
恋のチカラで私は成長できた!と思えるような恋愛でした。
ありがとう!Prince Harry(似の彼)!
最後に
とっても長ーいお話しにお付き合いいただき、ありがとうございました!
こんな情報を知って、喜んでくれる人がいるのかなぁ、とも思うけど、
まぁ、こんな経験した奴もいるのね、なんて思っていただければ幸いです。
リクエストがあれば、
彼がどれくらいPrince Harryに似ていたかも、書いていければと思います。笑
最後まで読んでいただきありがとうございます。
気に入ってくれたら、フォロー&すき、してくれるとうれしいです!