長男(高３)ほのぼのお出かけ物語

　日曜日に長男(高３)が「バザーに行く」と言って出かけて行きました。

　中学時代の同級生で、今は他校に通う女子に招待されたとのことでした。

　以外と早く帰って来た長男は、プラネタリウムとラジコンカーを買ってきていました。

　そしてくつろいでいたママを急かして「いっしょに洋服を買いに行こう」と言うのです。

　何でも明日の放課後に、その子と学校近くのカフェで会う約束をしたようでした。

　長男はダンスフェスティバルの振替休日のため、制服では行けません。

　急遽、おしゃれなカジュアル服が必要になったのでした。

　ちょうど、夕方から次(小５)の散髪に行く予定だったので、ついでに長男の洋服選びにも付き合いました。

　その日の夜から寝室の天井は、豆電球の代わりに満天の星空になりました。

　さて翌日の昼前に、次男の小学校の保健室の先生から連絡がありました。

「左目が充血しているので、眼科受診してください」とのことでした。

　受診する眼科を決めたら、そこは長男が行くカフェのすぐ近くでした。

　次男の眼科の診察が終わり、薬局で目薬をもらって外へ出たタイミングで、長男から電話がありました。

　昨日髪を切ったばかりの次男の丸坊主頭を、女子友が触りたいのだそうです。

　長男曰く「次男だけで来て(ママは来ないで)」ということでした。

　ママは近くのベンチで待機して、長男が次男を連れて行きました。

　帰って来た次男に、女子について色々質問してみましたが、次男はただ頭触られたとしか思っていないようでした。

　その後、次男とママもカフェらしき所に寄り、暗くなっていましたが、地域猫の棲み家経由で帰りました。

　長男はまだ、帰って来ていませんでした。

　青春花盛り……！