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2019/12/21 CL愛知参加レポート
お久しぶりです、アキヤマです。
今回は、12/21にAichi Sky Expoで開催されたチャンピオンズリーグ愛知に参加してきたので、思考の整理および記録として記事を書こうと思います。毎度のことではありますが、自分向けのメモという側面が強いため、レシピの紹介等が簡単になりますが、もしよろしければお付き合いください。
まず始めに今回のCL愛知の結果ですが、2-3でドロップとなりました。自分は今回のCL愛知がCL初参加(シティ2回、JCS1回の参加経験有)でしたが、公認大会で負け越しで終わったのは初めてだったこともあり、とても悔しい結果となりました。デッキ選択も間違っていたとは思っていませんし、プレイミスもほとんどなかったと思います。それでも勝てず、あの日は本当にツキがなかったと思います。
本記事の構成は以下のようになっております。
デッキ選択の経緯と理由
自分は、12/7に既にシティリーグS2に参加しており、その際は「3神ザシアン」のデッキを握っていました、しかし、ミラー戦が不毛であることや序盤にオルタージェネシスGXを打つ為、スローテンポになり序盤から早い「炎主体のミュウツー&ミュウGX(以下炎ミュウミュウ)」や「ピカチュウ&ゼクロムGX(以下ピカゼク)」に不利を取ると判断し、他のデッキを使うことに決めました。
CL2週間前、抽選が通った際に自分の中での環境考察は以下のように考えていました。
Tier1
3神ザシアン、炎ミュウミュウ、ピカゼク
Tier2
モルペコ、タチフサグマ、メルカリザシアン
ここにあるデッキに大きく不利を取らず、先行後攻に大きく左右されない、またそれなりに使用経験があることから、ピカゼクを第1候補として練習し始めることにしました。
そして、1週間練習し、CL直前の日曜日にはバトロコ小山様でおこなわれた第2回まあや杯に参加し、ピカゼクを使用し、予選16位通過でトナメ1没のベスト16に入る事ができました。この頃にはジムバトルや練習でも調子がよく、まあや杯で結果を出す事もできたので、本番でもピカゼクを使うことをほとんど決めていました。
CL直前のシティの結果も出て、1週間前の自分の中の環境考察は以下の通りでした。
Tier1
3神ザシアン、炎ミュウミュウ、ピカゼク、メルカリザシアン
Tier2
超ミュウミュウ、タチフサグマ、モクナシゴリランダー
Tier3
モルペコV、カラマネロ、ラプラスV、コータスV
この中でも、Tier1の4デッキが頭1つ抜けていると考え、ほとんどはこの4つのいずれかと当たると考えていました。そこから1週間、微調整を続け、直前では、環境考察としては大きく変わらなかったものの、練習相手の1人が使っていた、超ミュウミュウが思っていたよりも強く、使用率こそ多くないが、Tier1に迫るくらいは勝ち上がりそうという認識を持っていました。
そんな認識の中、自分が使用したデッキレシピが以下のものになります。
このデッキを選択した理由としては、先ほどのTier表のデッキに大きく不利を取らない上にデッキパワーが高く、想定外のデッキと当たっても強く立ち回れること、また、闘タイプがあまり強くないため、比較的メタが張りにくいデッキタイプであること、先攻後攻の有利不利が少ない事が大きな理由になっています。
各カードの枚数と採用理由
以下、常態で文章を書かせていただきます。
今回のデッキは、デンジやグズマ&ハラで必要札をサーチし、2ターン目にはほぼ確実にフルドライブが打てる事を意識しながら、状況次第では博士の研究やデデンネで縦引きし、上振れを狙うことを意識して作成。
ポケモン:11
・ピカチュウ&ゼクロムGX:2
メインアタッカー、ほぼ100%最初にフルドライブから入るため、1枚は使うのでサイド落ち考慮で2枚。
・ライチュウ&アローラライチュウGX:1
サブアタッカー、タンデムショックでの麻痺や追加効果ありのGXワザでの250ダメージが強い。対タッグチームやタチフサグマでほぼ確実に使う。2枚は過剰だと思ったので1枚。
・ゼラオラGX:1
特性じんらいゾーンが強力。メルカリのフルメタルウォールの返しに、エネ手張りで逃げたり、タチフサグマ相手にライライを最大限活かす時に使うことが多い。サイド落ちしても何とかなるので1枚。
・デデンネGX:2
特性デデチェンジが強力。また、このデッキにおいては数少ない、2エネ以下でワザが打てるポケモンなので、時々アタッカーとしても使う。たまにエレパ込みのバチバチでジラーチを落としたり、バチバチで人形を倒したりする。3枚欲しいと思うこともあったが、メガミミロップ&プリンGXの採用も増えており、スタートが致命的になる事も多々あるので2枚。プレイングを気をつければ2枚でも充分足りる。
・カプ・コケコ◇:1
説明不要の最強カード。ルールなので1枚。
・カプ・コケコV:1
サブアタッカー、GXワザ以外で200点という高打点、逃げ0という強いカード。対3神以外で、サイドを3-3で取られないように、2体目のアタッカーにする。サイド落ちしてもゼラオラやライライでなんとかなるので1枚。
・マーシャドー(リセットホール):1
主にサンダーマウンテンを張る前に、混沌のうねりを壊したり、自分のスタジアムがなくなってから相手のスタジアムを割るのに使う。スタジアムが多くないデッキなので使うことは多かった。
・ヤレユータン(さるぢえ):1
このデッキはエレキパワーやカスタムキャッチャーなど、必要なときまで温存したいパーツが多いが、状況によっては縦引きしないといけないという葛藤を解決してくれたカード、置いておくだけで、手札の質を高めることもできるのでとても優秀。使用前と使用後で評価が大きく変わったカードの1枚。
・アブソル(あくのはき):1
ジラーチが多い環境なので、対策に採用。置いておくだけで刺さる相手にはかなり刺さるので強かった。
グッズ:25
・クイックボール:4
全てのポケモンに触れるので最大枚数の4枚。
・タッグコール:3
グズマ&ハラ+ピカゼクをサーチするだけで、フルドライブへのパーツがほとんど揃うのが強い。タッグサポートも厚めで、腐りにくく、早めに触りたいので3枚。
・電磁レーダー:1
主にデデンネ+アタッカーに触ることが多い、デンジからサーチし、使っても1度なので1枚。特に1枚で困る事もなかった。
・エレキパワー:4
説明不要の最強カード、雷が強い理由の1つ、ピカゼクにおいては4投以外ありえないと思っているので4枚。
・エネルギーつけかえ:2
後1フルドライブを狙いに行くデッキでは無い為、少なめの2枚。デンジからサーチ可能なので特に過不足は感じなかった。
・タッグスイッチ:1
ピカゼク→ライライやライライ→ピカゼクで追加GXを狙うときや、追加GXを打った後のタッグチームから別のアタッカーにエネを移すときに使う。デンジでサーチして使うことが多かったので1枚でよかった。これがあるかないかで立てれるプランが変わる事が多かったので採用してよかった。
・カスタムキャッチャー:4
グレートキャッチャーだけでは信用できないのでカスタムキャッチャーも採用。さるぢえで大事にしたりデンジでサーチすれば揃うのと、ポケモンキャッチャーは信用していないのでカスタムキャッチャーを採用。
・グレートキャッチャー:1
1枚で使えるキャッチャー、カスタムキャッチャーも採用しているため、少なめの1枚採用。不自由を感じる事は少なかった。
・リセットスタンプ:2
ピカゼクが取られた後のスタンプ+ライライの麻痺が強かったこともあり2枚採用。1枚だと少し足りないように感じたので2枚でよかった。
・ふうせん:1
グズマ&ハラで持ってきて前を逃がす為のカード、ジラーチ+エスケープボードと違い、逃げ1なら相手にアブソルがいても逃げれるのが強かった。サイド落ち確認は大事だが、落ちてもなんとかなるので1枚。
・おおきなお守り:1
主にピカゼクにつけて、ザシアンVのオルジェネ込みブレイブキャリバーを耐えたり、ミュウミュウのターボストライク×2を耐えたり、GXが3体いるときのジャンピングバルーンを耐えるのに使う。早めに着けたいので、2枚欲しかったが枠の都合で1枚。
・ポケモンいれかえ:1
ジラーチを採用していないので0でもいいかと思ったが、メルカリのフルメタルウォールのエネ破壊や麻痺などの返しに、デンジからサーチして入れ替えるために採用。マオ&スイレンも1枚あるので少なめの1枚。
サポート:10
・デンジ:3
ベンチポケモンを呼ぶのにもグッズを使う現環境において、グッズサーチのできる強いカード。デンジのおかげで無闇に縦引きせずに、必要札を集める動きが出来る。
・博士の研究:3
縦引きの最強サポート、終盤で残しておいたリソースを一気に引き込むときや、序盤にサーチではなく縦引きが必要なときに使う。
・グズマ&ハラ:2
雷の最強カードの1枚、サンダーマウンテン◇を確定サーチできることを高く評価して採用。2ターン目に、ふうせん+ユニット+サンダーマウンテン◇を持ってくる事で、1ターン目の手張りと合わせてフルドライブが打てる
・マオ&スイレン:1
タッグコールがポケモン入れ替えになること、これがあるとタチフサグマやモルペコVの相手が楽になることを評価して採用。
・シロナ&カトレア:1
タッグコールがドローソースになることを評価して採用。ジラーチを採用していない分、ドローソースに触れる回数を増やしたかった。相手によってはマオ&スイレンを2回使う動きが強かった。
スタジアム:2
・サンダーマウンテン◇:1
説明不要の最強カード、グズマ&ハラでサーチできるのが強い。ルールなので1枚。
・トキワの森:1
サンダーマウンテン◇は自分から貼るスタジアムであること、マーシャドーはうねりを割るために使うことも多かったので、相手のスタジアムを割るために1枚スタジアムが欲しいと思い採用。
エネルギー:12
・基本雷エネルギー:10
少し足りないと感じることも多かったが、足りる最低限の枚数だと思いこの枚数。サイド落ちやプレイングによっては窮屈になってしまうこともあったので枠があれば増やしたかった。
・ユニットエネルギー雷超鋼:2
グズマ&ハラから触るエネルギー、サイド落ちするとグズマ&ハラでサーチできる枚数が減るのでサイド落ちを考慮して2枚。
不採用カードの検討
・ジラーチ(ねがいぼし)
採用することで安定感が上がることは魅力的だったが、環境にアブソルが多いため、ジラーチ(2)+エスケープボード(2)+ポケモン入れ替え(4)は欲しいと考えたが、グズマ&ハラを高く評価していたので、タッグコールとタッグサポートを優先し、その枠を作れなかったので不採用。優勝者のレシピは、ジラーチもタッグコールも入っていたが、自分にはその発想がなかった。
・マリィ
相手の手札に干渉し、自分はリソースを管理しながらドローできるのは魅力的だが、ジラーチがいないので、マリィで自分もうまく動けなくなることを危惧して、博士の研究を採用。現状では博士の研究で大丈夫かなと感じている。
当日のマッチアップ
・3神ザシアン 後 4−6 ✕
自分コケコ◇、相手ジラーチスタート。相手はねがいぼしだけでエンド、自分はサンダーマウンテンが落ちていることを確認し、コケコ◇を大事にしないといけないと判断。デデンネから回して、コケコ◇にエネ貼って逃がして終わり。相手、3神手張り、ザシアンで特性使ってエンド。このターンにフルドライブを打つには、付け替え、エネ、入れ替え札が必要だったが揃わずに2ターン目フルドライブ打てずエンド。相手入れ替えできず、オルジェネ打てないでエンド。自分フルドライブでジラーチ倒す→オルジェネ→3神にフルドライブ→ポケモンキャッチャーでデデンネGXにアルティメットレイ打たれる→3神をフルドライブで倒す→エネついてないザシアン壁にしてエンド→ライライでタンデムショック→入れ替えからエネついたザシアン出てきて、ポケモンキャッチャー2回投げられ1回当たりデデンネ取られて負け。
この試合は、3−2−1でサイドを取ろうと思っており、そのためには、ピカゼクかライライの追加効果ありのGXワザが打ちたかった(タッグボルトでザシアンに傷をつけるか、ライトニングライドでザシアンワンパン)が、サイドに基本エネが3枚落ち、最初に動くためにタッグスイッチを切っていたため、追加効果ありのGXワザが打てず押し切られて負けた。反省点をあげるのは難しいが少し遅い動き出しの3神ザシアンに勝てなかったのは悔しかった。
・炎ミュウミュウ 後 0−6 ✕
相手メタモン◇、自分アブソル(?)スタート、相手ミュウミュウに炎エネ貼って、適当にワザマシンをデデンネで落としてエンド。後1で山を見るとコケコ◇のサイド落ちを確認したので、ピカゼクに手張りして、デデンネで展開してエンド。先2で相手にグレートキャッチャーでピカゼク呼ばれ、溶接工+手張りで4エネついたミュウミュウのフレアドライブGXでピカゼク気絶。コケコ◇がないのでどうしようもなかったが、ライライに手ばりして返すと、ポケモンキャッチャーでライライ呼ばれ、手張りようがんりゅうでライライ気絶して負け。正直じゃんけんに負けた時点でこの動きをされたら勝てないので、これは相手が強かった。
・ピカゼク 先 6−4 ○
自分マーシャドー、相手ジラーチスタート。初めて先行を取ったがハンドが、デデンネ2、博士1、エレパ、サンダーマウンテン、カスタムキャッチャー、リセットスタンプといった感じで、やむなくサンダーマウンテンを貼ってデデチェンジ、その結果、ゼラオラ、電磁レーダー、エレパ、雷エネ3になって絶望。電磁レーダーからピカゼク2枚サーチしてピカゼクに手張りで返す。相手後1でフルドライブ、ベンチのコケコVに加速。自分は先2で手張りだけしてフルドライブで後ろのピカゼクに加速。後2相手フルドライブで後ろのライライに加速。先3、何も引けずにフルドライブで前落としつつ後ろのピカゼクにさらに加速し、6エネつける。ここで、裏のピカゼクを倒されたら負けだなぁと思っていたが、相手がプレイミスをして、グレキャを使わずに博士の研究を使い、コケコVで前のピカゼク倒される。返しに、追加効果あるのタッグボルトGXで前のコケコVと後ろのデデンネGX取って勝ち。相手のプレミに助けられたが、どうしようもないくらい引きが弱かった。
・ピカゼク 先 6ー3 ○
この大会初めて順当に回り、先2フルドライブ、相手はうまくピカゼクに触れずにライライを作ってきたので、うまくアタッカーが作れておらず、そのまま押し切って勝ち。やっとデッキが機嫌が良くなってきたのかと思った。
・ルカメタザシアン 後 3−6 ✕
4戦目でやっとデッキの機嫌が良くなったかと思ったが、完全に気のせいだった。初手の手札がヤレユータン、サンダーマウンテン、エレパ2、カスキャ2、雷エネで泣きたくなった。ヤレユータンでスタート、相手は確かジラーチ。トップでお守りを引き、さるぢえでお守りを戻すと、ゼラオラが引けたので、ゼラオラ置いて、エレパ2枚、サンダーマウンテンを使ってお守りをゼラオラに、エネをヤレユータンにつけてカスキャを2回使ってドローするも何もできずエンド。相手のマリィでジラーチ逃がして、メルカリ前でエンド。マリィの結果デデンネに触れ、サンダーマウンテンが割られなかったので、なんとか回してフルドライブを打ちコケコVに加速、返しにフルメタルウォールを打たれたが、入れ替えてコケコVでメルカリ倒す、しかし、その後は最初にエレパを切ったのが響き、ザシアンを一撃で倒せずにマオ&スレンを3度使われ、押し切られて負け。正直初手の手札が悪かったので仕方ないとは思ったが、ピカゼクのタッグボルト+エレパ2枚でザシアンを倒すつもりで攻撃したが、フルメタルウォールを忘れていて倒せなかったのは反省。今回はそんなに勝敗には影響しなかったが、してはいけないミスだと思う。
まとめ
今回のCLは言い訳になってしまいますが、本当に運が悪かったと思います。2週間ピカゼクを練習して、構築やプレイングは自分の納得のいくものになったと思っていましたが、本番は散々な結果でした。ポケモンカードというゲームの性質上こういう日があるのは仕方ないので、割り切っていますが、不甲斐ない結果に終わってしまったことは悔しいです。自分はシティS2も終わっており、CL京都も抽選待ちになってしまいましたが、もし通ったらまた自分なりに頑張りたいと思います。また、1月は今のところなんの大会もないですが、身内のシティの練習相手になったりしながら自分のペースで楽しみながら練習していきたいと思います。
最後に、いつも一緒にポケモンカードをしてくれているみなさんのおかげでしっかり練習して自分の中で納得のいくデッキを持っていくことができました、ありがとうございました。また、今後ともよろしくお願いします。
自分向けの記録用という位置づけの文章であるということもあり、拙い文章であったと思いますが、ここまでお付き合いいただきありがとうございました。