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【オンライン日本語講師】教材作成のこだわり7選
こんにちは。
オンラインで日本語を教えているRunaです。
今回の記事は教材作成についてです。
私は自分で教材を作成しました。
教材を作成するにあたってこだわったポイント7つを実際の教材の画像と一緒にご紹介します。
また、実際にこの教材を使ってくださっている方からの感想も最後に載せています。
これから教材を作成する方、教材選びに迷っている方のお役に立てれば嬉しいです。
<この記事がおすすめな人>
・オンラインで日本語を教えている/教えたい
・これから教材を作成しようと考えている
・教材選びに迷っている
・生徒の継続に繋がらない
私が教材作成で大切にしたポイント
私が教材作成で大切にしたポイントについて、実際の教材と一緒にご紹介します。
構成などを真似していただいても大丈夫です🙆♀️
(ただし、私の教材を模倣したものの再販はお断りさせていただきます⚠️)
①イラストを使って視認性を高める
イラストを使うことは一番こだわったポイントです。
言語学習において、母国語の翻訳で意味を覚えることはあまり良くないそうです。
例えば英語学習に当てはめると、『りんご=apple』『美味しい=good』など翻訳で覚えた場合、りんごを食べて「このりんごは美味しいな」と思い英語で言おうとすると、「このりんごは美味しい→りんご=apple、美味しい=good→This apple is good!」と英語で発語するのに時間がかかります。
🍎=Apple 、美味しいという感情をgoodと覚えていると、日本語を介さずに英語が出てきます。
さらに、イラストなしの文字ばかりの教材は使っていてモチベーションが上がりません。
日本語学習者のほとんどは受験勉強ではなく趣味の範囲なので、楽しく学習が続けられるような教材作りを心がけました。
カラーのイラストを使うことと、同じ作者のイラストを使って教材全体に統一感を出すことにこだわりました。
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②ローマ字表記しない
私の教材はあえてローマ字表記していません。
その理由は、ローマ字を使うと生徒はローマ字に頼り、ひらがな読解の習得に時間がかかると考えているからです。
最初のレッスンで50音の読み方を教え少し練習して、その後1〜2回のレッスンで時間や曜日など基本的なことを教えます。
その間にある程度ひらがなが読めるようになっている生徒が多いです。
わからない文字だけ教えるという方法を取っています。
読めない文字の方が多い場合は、ローマ字を打って助けます。
Preplyクラスルームのホワイトボードに教材を貼ってレッスンすると、教材に書き込むことができます。
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③漢字を使う
教材の例文は、漢字を使うようにしています。(もちろんふりがな付きです)
全てひらがなだと、単語と単語の区切りが分かりにくかったり、助詞の『は』と単語内の『は』を識別するのが難しいからです。
また、全てひらがなにすると一文が長くなり文字ばかりの印象になってしまうことも理由の一つです。
漢字を使うことで、生徒さんも感じで意味を覚える方もいたり、台湾・中国系の方はそのまま意味を理解できたりします。
読みやすいようにふりがなはできる限り大きくしました。
④線や丸を使って文法のポイント解説
このような黒板風の枠内に、会話に出てきた文法を入れて解説に使います。
日本語は助詞や動詞の活用が難しいので、線や丸を使って、分かりやすくしました。
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表の方がわかりやすい場合には、表を活用します。
覚えやすいと喜んでもらえます。
特に、こそあどの表は人気でした!
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⑤日常生活で使うフレーズ・単語を選定
教材内の例文は、日常生活でよく使う単語やフレーズを入れています。
「it's helpful!」と言ってもらえることが多いです。
⑥宿題を出す
「宿題はありますか?」と生徒から言われることも多いです。
私は教材を使ってレッスンを進める生徒には毎回宿題を出します。
次のレッスンで宿題の答え合わせをしながら前回の復習をしています。
レッスン時間内だけでなく、レッスンがない間も日本語に触れることで学習からの離脱を防ぐことができると考えます。
実際に、私の生徒さんの中では宿題を出している生徒はレッスンをずっと続けてくれています。
フリートークのみの中級以上レベルの生徒や、全然宿題をしてこない生徒には宿題を出していないのですが、定期的にレッスンを取っていなかったりいつの間にかやめたりする方の割合が高いです。
(全然宿題をしてこない生徒は、もともとモチベーションが低いのでそのことが影響しているのかもしれませんが。)
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⑦最後にその文法を使って生徒と会話
私のレッスンでは、文法を教えた後にその文法を使って生徒と会話をするようにします。
レッスン中に例文を思いつかないこともあるので、指導案に生徒に質問することなどをいくつか入れています。
自分の言葉で日本語を話せると、生徒に喜んでもらえます。
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教材の口コミ
実際に私の教材を使ってくださった、日本語講師の方や生徒さんからの声の一部をご紹介します😊
購入者様(講師)
こちらはご購入いただいた方からのコメントです。
ありがとうございます🙇♀️
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生徒さん
こちらは教材に関することを書いてくれた生徒からのレビューです。
(サイト内で翻訳したものです)
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私の教材のご紹介
私は教材作成のために例文の考案、イラスト選定、教材・宿題制作など全て合わせて300時間以上かかりました。
内容は初級文法の全30課(おまけ数回)の構成です。
1つの記事ごとに500円で販売していますが、マガジンでまとめ売りもしているので、まとめて買うならそちらの方が安いです。
ありがたいことに、購入者さんが増えてきているにで徐々に値上げをしていっています。
今が一番安く購入できるので、よかったらレッスンで使っていただけると嬉しいです😊
この教材は実際に私が毎日使っているのですが、使いながらもっとわかりやすい表現や日常的に使えるフレーズを見つけたときには修正するなど、今でも更新を続けています。
第1課と第19課は全て無料公開していますので、覗いてみてください👀
教材・指導案・宿題のダウンロードも可能です。
\第1課 名詞/
\第19課 可能形/
\宿題のみはこちら/
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
今後も、Preplyでの活動について投稿していきますので、フォローしていただけると嬉しいです😊
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