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【オンライン日本語講師】はじめての子ども向けレッスン
こんにちは。
オンラインで日本語を教えているRunaです。
先日、初めて子ども向けのレッスンを行いました。
もともと子ども向けのレッスンはしていなかったのですが、なぜか予約が入ってしまったので、レッスンでの様子などを共有したいと思います。
子ども向けにレッスンをしていなかった理由
私はこれまで子ども向けにレッスンを提供していませんでした。
プロフィールも、このように対象年齢を高校生以上にしています。
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ですが、先日なぜか小学生の子のトライアルが入ってしまいました。
メッセージでの問い合わせなら断っていたのですが、すでに予約され、その後お母さんがメッセージで学びたいことなど詳細を送ってくださっていたので、引き受けることにしました。
私は英語が流暢ではないので
子ども向けのレッスンをしていなかった1番の理由は、私自身、英語が流暢ではないからです。
相手が大人なら、多少下手な英語でも理解してもらえますが、子ども相手ならそれが難しそうだなと思いました。
また、大人は私の英語レベルに合わせて、あまり難しい言い回しをしなかったり、少しゆっくり話したりもしてくれるのですが、子どもはそうはいきません。
私は、アメリカ人彼氏の親戚の子と話す機会もあり、子どもとの英語での会話の難しさを経験しているので、自分は子どもに教えるのはやめておこうと思っていました。
教材の準備も大変そう
私は大人向けの教材は自分で作成し、それを使っているのですが、日常会話を想定して作成しているので、会話の内容が大人とは違う子どもにそれを使うことができません。
また、年齢ごとに使う教材も違うと思うので、その点でも大変そうだなと考えていました。
授業前の準備を楽にするためにも、対象を大人に絞っていました。
子ども向けレッスンの予約が入った
しかし、突然子ども用のレッスンの予約が入りました。
イマージョンスクールに通う小学校低学年の子です。
私はそれまで『イマージョンスクール』というものすら知らなかったのですが、他言語で授業を受ける学校のようです。
その子は、学校で先生の指示や授業で何が起きているのか理解が追いつかず困っているけど、両親は日本語が話せず助けられないので、レッスンを受けることにした
というようなメッセージがお母さんから送られてきました。
レッスンに向けて準備
小学校低学年であることや、イマージョンスクールに通っているということから、教科書を使った文法の指導は必要ないだろうと考え、ゲームなどのアクティビティを準備しました。
・名前当てクイズ:イラストを見てその名称を当てる
・質問ゲーム:お互いに質問し合う
・クイズ:例)鼻が長い、大きい、動物は?
・短いアニメ
レッスン当日
ドキドキしながら当日を迎えました。
生徒さんはとても可愛らしい女の子でした。
(Bちゃんとします。)
彼女の日本語レベル
名前などの自己紹介はできました。
「日本語で話していい?」と聞くと「はい」と言ったので、安心したのですが、私が日本語で質問などすると、「英語で説明してください。」「わかりません。」と言われました。(おそらくこのフレーズは学校で習ったんだと思います。)
日本語でのコミュニケーションはほとんど取れませんでした。
アクティビティをやってみる
Bちゃんはイマージョンスクールで2年くらい日本語を学んでいて、読み書きや単語を習ったと言っていました。
小学生が習うような「木、本、犬」などの漢字も最近習ったそうです。
そこで、準備していた名前当てクイズをやってみることにしました。
単語を習っているなら簡単すぎるかな?とも思ったのですが、レベル感を知りたかったのでやってみました。
わかる単語もあるのですが、わからない単語があるととても悔しがり、自分の頭を叩いたりしていました。
「わかりそうな問題を出さないと…」と思い、『学校』の絵を見せたのですが、彼女は知っているのにド忘れしてしまったようで、思い出せないことに悔しがり泣きそうになってしまいました。(よく見えなかったけど、たぶん泣いていました)
最後に、絶対にわかりそうな『犬』を出題し、無事回答できたので、名前当てクイズはやめました。
別のアクティビティに変えた
名前当てクイズをやめた後、次は質問ゲーム(お互いに質問をし合う)をすることにしました。
私が最初に質問をして、好きな食べ物を聞き、答えられたのですが、Bちゃんは質問を作るのが難しかったようです。
そこで、私が質問をして、彼女が答えるという形に変えました。
彼女に「できない、わからない」と思って欲しくなかったので、日本語で質問して即答できなければすぐに英語でも聞き直すようにしました。
おそらくほぼ英語で会話したと思います🫢
学校のことなどを質問していくと、日本語に劣等感を感じているように感じました。
クラスには20人くらい生徒がいるけど、そのほとんどが両親や親戚が日本人で、学校外で日本語を使ったりするのでみんなかなり日本語の理解ができるそうです。
親戚に日本人がいないのは、Bちゃん含め3人だけだそうです。
『授業中、先生が言ったことが分からず、今何をしたらいいのか、みんなが何をしているのか分からない』ということがあるそうです。
その感じを熱弁してくれたのですが、私も語学学校に通っていたときに同じクラスの子たちが明らかに自分よりレベルが高くて、全然ついていけなかった経験があるので、その気持ちがとてもよくわかりました。
今後のレッスンについて
とにかく、Bちゃんの自信をなくしたり、日本語は難しい、つまらないと思って欲しくないと思い、お母さんにBちゃんが学校で習ったことをなどを共有するようにメッセージでお願いしました。
お母さんは、学校の先生にBちゃんに必要なことなどを聞いてくれるとのことで、毎週新しい単語や学校の先生から言われたことを共有してもらえることになりました。
まだ手探り状態ですが、今後の進捗などまたこちらで共有します😊
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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