登録からトライアルレッスンまでまるっと!オンライン日本語講師はじめ方ガイド🔰
こんにちは。
未経験からオンライン日本語講師をしている、るなです🕊
オンライン日本語講師について、気になっているけど始め方がわからない。
自分にできるのか不安。
と感じていませんか?
初めてのことをするのはとても不安ですよね。
私も、「未経験で日本語を教えることなんてできるのかな?」ととても不安でした。
講師育成のコンサルなどもあるみたいですが、まだ自分に向いているかわからない、本気でやりたいのかもわからない段階で高いコンサル料を払う決断ができませんでした。
そこで、私のように「関心はあるけど、自分にできるのかどうか不安」と思っている方に、オンライン日本語講師の始め方からトライアルレッスンまでの一連の流れをまとめました。
一連の流れを知ることで、講師としての活動がイメージできて次の一歩が踏み出しやすくなると思います!
※この記事は、関連記事が増えるごとにアップデートしていく予定なのでぜひブックマークしておいてください😊
<この記事がおすすめな人>
オンライン日本語講師に関心がある
日本語講師を資格なしでやってみたい
どうやって始めたらいいかわからない
自分にできるのか不安
わからないことが多すぎて、具体的に何を調べたらいいのかもわからない
①教える場所を決める
まず、教える場所を決めましょう。
オンラインで教えたいのか、日本語学校などの対面で授業をしたいのか。
それによって方法が全く異なります。
また、オンラインで教えるにしてもプラットフォームを利用するのか、自分で集客するのか、プラットフォームを利用するならどのプラットフォームを利用するのか。
こちらの記事で、語学学校・プラットフォーム・自分で集客するメリット・デメリットや、主要なプラットフォームの特徴をまとめています。
②登録する
プラットフォームを利用して日本語を教えることに決めたら、まずは登録をしましょう。
私はPreplyというプラットフォームを利用しています。
Preplyの詳しい登録方法はこちらの記事でまとめています。
③教える対象、方法を考える
対象とする生徒のレベルやレッスンの方法を考えます。
この段階で考える理由は、プロフィールを作る前に考えておくことで、それをプロフィールに書くことができ、自分が対象としている生徒だけを集客することができるからです。
生徒のレベル
『日本語を学びたい生徒』といってもレベルは様々です。
「こんにちは」しか知らない初心者から、日常会話はほとんどできて日本で働くためにビジネス会話を学びたい上級者までいます。
超初心者には、少なからずレッスンで英語を使う必要があります。
全く英語を話したくない方は、中〜上級者をターゲットにした方が良いでしょう。
どんなレッスンをするのか
レッスンの方法も様々です。
教科書を使って文法や日常会話を教えるレッスン、フリートークのみをするレッスン、アニメ映像などで日本語を学ぶレッスンなど方法は講師によって多種多様です。
この段階で完全に決めなくても、ある程度方向性を決めレパートリーをもっておくと、生徒の希望に合ったレッスンを作りやすいです。
私は教科書を使うレッスンがメインで、生徒によってはフリートークのみの方もいます。
私がやっているレッスンの詳細はまた別の記事でご紹介します!
④プロフィールを整える
レッスンの方向性が決まったらプロフィールを作成します。
講師の性格、好きなこと、対象とする生徒、どんなことを教えられるのかなどを書きましょう。
というような感じで書きます。
英語を全く使いたくない方は、プロフィールに「私は日本語のみで教える直接法でレッスンをします」と書いておきましょう。
Preplyでは、プロフィールスコアを90点以上にすることを求められています。
プロフィールスコアが高いと表示順位が上がり、たくさんの人に自分のページが見られて、その結果多くの生徒獲得に繋がります🤝
私がプロフィールスコアを63点から100点にした方法はこちらでご紹介しています。
⑤予約からレッスンまで
プロフィールを整えたら予約を待つのみです。
予約が入ってから、トライアルレッスンまでにしておいた方が良いことをご紹介します。
生徒のレベルを確認
予約が入ったら、トライアルレッスン予約のお礼と生徒のレベルを確認するためにメッセージを送ります。
Preplyでは、生徒によってはこのように自分のレベルや学習の目標などを設定している方もいます。
そのような方には、「ご予約ありがとうございます。トライアルレッスンでお会いできるのを楽しみにしています。」というような内容のみで良いですが、この設定をしていない方にはレベルの確認をする必要があります。
レッスン前に生徒のレベルを知っておくことで、どんなトライアルレッスンにするかあらかじめ考えることができるからです。
私は「日本語を勉強したことはありますか?」と聞き、生徒のレベルを確認します。
大抵の生徒は「何年間勉強した」など具体的に教えてくれるので、そこからある程度のレベルを推測します。
思っていたレベルと違ったということはよくありますが、完全初心者なのかある程度話せるのか全くわからない状態よりは良いです。
教材の準備
生徒のレベルに応じて、見本とする教材を準備しておきます。
トライアルレッスンで「私はこのような教材を使ってレッスンをします」と見せるためです。
私の場合、完全初心者にはひらがな表や挨拶などの教材、中〜上級には第11課あたりを準備します。
トライアルレッスンでは、実際のレッスンをするわけではないので、レベルは完璧に合ってなくても大丈夫です!
(生徒の目標などの聞き取りをするので、レッスンをする時間はほとんどないと思います。)
質問の準備
トライアルレッスンの前に、質問を考えておきます。
私の場合は、アイスブレイク用の質問とレッスンに関する質問に分けて考えます。
⑥トライアルレッスン
私のトライアルレッスンはだいたい、アイスブレイク→目標の確認→私のレッスンでできることを伝える→方向性の擦り合わせという流れで行います。
アイスブレイク
アイスブレイクとは、初対面の人との会議など、緊張感のある場を和ませるためのコミュニケーション方法のことです。
トライアルレッスン前に考えておいたアイスブレイク用の質問をします。
相手にリラックスしてもらったり、楽しい雰囲気を作ることが目的です。
また、相手の日本語力を把握することができます。
さらに、相手のバックグラウンドを知ることで、定期レッスンに移行した後に生徒の状況に応じた例文を作ることもできます。
(仕事は何をしているのか、誰と住んでいるかなどに応じて日常生活で使えそうな例文を作成しています。)
目標の確認
私は、アイスブレイクで「日本に来たことがありますか?」「どうして日本語を学ぼうと思ったんですか?」などと、徐々に『日本語』に話題を持っていくように意識しています。
そうすることで、面接形式ではなく自然な会話の中で生徒の学習目標について聞くことができます。
話題の方向性を『日本語』に持っていけたら、あらかじめ考えておいたレッスンについての質問をします。
レッスンでできること
生徒の学習目標や学びたいことを聞いたら、自分のレッスンで提供できることを説明します。
私は、レッスンで使用するテキストを見せて説明しています。
私のレッスンでは、カラーのイラストの多いテキストを使用して、イメージでインプットできることを売りにしているので、生徒のレベルに合ったテキストをいくつか見せられるよう、あらかじめホワイトボードに貼り付けています。
私が使っているテキストはこのようなものです。
方向性の擦り合わせ
生徒の学びたいことと、自分のレッスンで提供できることを擦り合わせてレッスンの方向性を決めます。
例えば、「ある程度日本語を話せるけどもっと完璧にしたい」という生徒には
「レッスンごとに文法のチェックをしながら、難しい部分をテキストを使用して練習するというレッスンをしていきましょう。」と伝えます。
トライアルレッスンで、実際のレッスンでの内容やゴールが見えると定期レッスンに繋がりやすいです。
まとめ
オンライン日本語講師のはじめ方からトライアルレッスンまでの一連の流れをご紹介しました。
初めてのことをするのは不安だと思いますが、何事もやってみなければわかりません。
他にもわからないこと、不安なことがあればお気軽にご質問ください😊
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