![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/162274401/rectangle_large_type_2_c4828cc095afe36824ea63ffbe98ac1a.jpeg?width=1200)
【2028年11月6日】 ドラフト会議
11月6日、プロ野球ドラフト会議が行われた。今年のドラフト会議では、スワローズは平山オーナー就任以来最大の6選手を獲得した。
1位・野々垣 圭輔 (日本生命=24) 【外野手】
![](https://assets.st-note.com/img/1731995581-ej4VLgAu2lYbS9ahr6DEnsBN.jpg)
平山オーナーが弾丸で兵庫県・宝塚にプライベート旅行に行った際、近くの球場で行われていた社会人野球の練習試合にふらっと立ち寄ったのだが、そこで一際目立つ活躍をしていた野々垣に一目惚れし、「君、今年1位で取るからね」と自らスカウトした逸材。平山オーナーはそのエピソードについて「このチームは、練習試合をしているような空気ではないなと思った。まるで全国の決勝みたいな真剣さというか。それで、その中心にいるのは誰だろうと思ったら、もう一目で分かった。彼は絶対取ろうと決めた」と語っている。走攻守の三拍子に加え人間性、スター性も兼ね備えたゴールデンルーキー。1年目から大活躍なるか注目である。野々垣は「自称・平山チルドレンです。平山オーナーの期待に見合った、いや期待以上の活躍をすることを誓います」と抱負を述べた。背番号は「7」に決定。
2位・藤野 泰広 (同志社大学=21) 【投手】
![](https://assets.st-note.com/img/1731996103-QpxcebF86s7hYUig3nmvRoLT.jpg)
アニメ・MAJORには、サウスポーでナックルを操る「阿久津」というキャラクターが存在するのだが、この藤野の異名は「リアル阿久津」。同志社大学では1年次からクローザーを務め、そのナックルを武器にほとんどの打者をかすらせもせずに三振の山を築いてきた。ナックルを軸とした投球のためスタミナはあまり無いが、フロントは現在守護神の松井裕樹の後継者として期待し獲得に至った。藤野は「長野さん(現・国内スカウト)とお話させていただいた時、『将来は守護神として期待している』と言っていただけたことがとても嬉しかったのですが、今はとても身の引き締まる思いがしています。とはいっても、松井さんはまだまだバリバリなので、1日でも早く松井さんからその位置を奪えるように、必死で頑張っていきたいと思います」と意気込みを述べた。背番号は「22」。
3位・萩原 憲之 (大阪ガス=25) 【投手】
![](https://assets.st-note.com/img/1731996892-6cPsnCurVh0l74ZiIJdEmUG2.jpg)
大阪桐蔭高、関西大学、大阪ガスとずっと大阪で野球を続け活躍し続けてきた選手。大阪桐蔭高校では、代は被っていないものの高卒で今季3年目の捕手・茂木佑二朗の先輩であった。大阪ガスでは投手4本柱の1人として全国大会準優勝に貢献した。2種類のカーブ、シンカー、パームが武器の技巧派で大崩れしない投球スタイルが魅力。平山オーナーは「中浜や高須あたりと競ってくれたら」と、有望視する若手選手たちの中に加わってほしいと期待している。背番号は「48」に決定。
大阪出身ながらUSJよりもディズニーの方が好きらしく、在京球団に入団できたことを強く喜んでるという。ちなみに最も好きなアトラクションは、シーにある「ニモ&フレンズ・シーライダー」らしい。
4位・水沢 直輝 (龍谷大平安高=18) 【内野手】
![](https://assets.st-note.com/img/1731997921-wquMWiosJIXnQS3Z7v9VTgBF.jpg)
強豪・龍谷大平安高校で「超高校級スラッガー」として今夏の甲子園でも注目を浴びた選手。2年次からクリーンアップを務め、センバツ含め甲子園で放った本塁打は6本。そのうち2本はレフトスタンド上段まで届き、甲子園をどよめかせたこともある。現在のスワローズは、村上より若手の長距離砲がなかなか育っていない状況。平山オーナーは水沢に村上の後継者としての期待をかけている。水沢は「村上さんに色々とアドバイスなどをいただき、たくさん吸収したい。そして将来は、村上さんを超えるようなホームランバッターになりたいです」と野望を語った。背番号は「30」に決定。
5位・末永 聖人 (順天堂大学=21) 【捕手】
![](https://assets.st-note.com/img/1731998463-zJy4iGPSIuTWdXNm06onwvLh.jpg)
コワモテで大胆そうな見た目をしているが、裏腹にデータに基づく緻密なリードをスタイルとするキャッチャー。キャッチャーとして最も大切なことは、投手とのコミュニケーションだという確固たる考えを持っており、先輩の懐に入っていくスキルもなかなかのもの。「スワローズの投手陣の方々とお話しさせていただくのが、とても楽しみで仕方ありません。サイスニードさんやメルセデスさんなどともちゃんと話せるように、英語も特訓しているところです」と、あまりに頼りになるコメントを残した。打撃に関しても広角に打ち分ける技術に定評がある。背番号は、かつて嶋基宏バッテリーコーチが付けていた「45」に決定。
6位・草柳 凰生 (SHIMODA=24) 【投手】
![](https://assets.st-note.com/img/1731998583-Xc6zSGMFrnB2LO7kRo8KI4la.jpg)
足柄の中小企業、SHIMODAからドラフト指名された長身痩躯の投手。お笑いコンビ・サモエズの、ほーせーの弟である。長身から投げ下ろす角度のある直球を軸に、切れ味の鋭いカーブで打者を惑わす。見た目もスタイリッシュで私服のセンスも良く、何度もモデルにスカウトされたこともある。その度に「僕には野球しかないのでごめんなさい」と丁重に断り続けてきた、性格も真っ直ぐな男である。スワローズには現在、ミスターアンディ・シローの弟の中浜吾朗投手、楽願・茂木の弟の茂木佑二朗選手が在籍しており、人力舎に兄のいる選手は草柳で3人目となる。草柳は「兄よりも有名になれるように頑張ります」とクールに語った。背番号は「64」に決定。