【2028年9月16日】 涌井、石山、杉谷 今季限りで現役引退を表明
スワローズは17日、涌井秀章投手(42)、石山泰稚投手(40)、杉谷拳士選手(37)の3選手が今季限りで現役を引退する意向である事を発表した。
今季、球界投手最年長選手としてプレイしている涌井は、2004年ドラフト1位で西武に入団しその後ロッテ、楽天、そして2024年からはヤクルトと渡り歩き今季が通算24年目で、今月7日の広島戦で通算200勝を達成したばかりであった。最多勝4回、沢村賞1回を獲得しているまさにレジェンドである。
石山は2012年ドラフト1位でヤクルトに入団し、ルーキーイヤーから一軍で活躍。平山スワローズとなった2022年から2026年までの5年間は60試合以上に登板し40HP以上を達成するなど、長らく勝利の方程式の一角として貢献してきた。今季はここまで32試合に登板し13HP、防御率は1.98。
杉谷は2008年ドラフト6位で日本ハムに入団。2022年オフに日本ハムを戦力外となり、スワローズに移籍し6年間プレー。グラウンド内だけでなくベンチにいるだけでもその貢献度は計り知れず、誰からも愛され記録よりも記憶に残る選手であった。今季はここまで7試合の出場に留まっている。
近く3選手揃って引退会見を開く予定。引退試合に関しては開催される見通しだが、詳細はまだ明らかになっていない。