スマートバンド『wena 3』を半年使ってみた(感想)
半年ほど前にソニーのスマートバンド『wena 3』を買ったので、使用感などを簡単にまとめておきます。
デザイン
バンド
バンドはメタル、レザー、ラバーという異なる3種類の材質から選択できます。
私は時計を付ける方の腕で子供を抱っこする癖を付けてしまい、支障が出るのでラバーを選択しました。
基本的に、スマートバンドは長時間付けることが前提なので、自分に合った素材を選べるのはうれしいポイントでした。
また、オプションで腕時計のヘッド(時計部)を取り付けることができます。買ったけどまだ試せていない…。子供が抱っこ卒業したら使おうと思っています。
バックル(本体)
wena 3ではバックル部分が本体となっており、ここにディスプレイや充電用のコネクタ、センサーが内蔵されています。
特徴は、なんと言っても軽いこと!!!ラバーモデルの重量は、バンド込みで32.0gとのこと。付けていることを忘れます。
バッテリーの消費は一日あたり8%程度なので、フル充電なら1週間以上持ちそうです。
ディスプレイ(バックル)が手首の内側に来る仕様なので、パソコン仕事の時は机に擦りがち。
アプリ
スマートバンドなので、もちろんスマートフォンと連携できます。接続方式はBluetoothです。何やらカラフルなグラフが表示されてカッコイイ(^_^)
機能
時計
最軽量級のスマートバンドなので、ディスプレイサイズは最小限。腕時計としても使いたい場合は、素直にヘッドを付けましょう。
タイマー
もしかしたら一番多用しているかもしれない機能。私は本体ボタンのショートカットに登録して、集中したいときに使っています。最大99分59秒まで設定できます。
アラーム
アプリから指定した時刻でバイブレーションを動かす機能。静かなので、寝室でも家族に気兼ねなく使用できます。寝起きでスマホを見ずに時間が分かる点もGood!
音楽
スマホの音楽アプリと連動して、選曲(送り、戻り)と音量を調整できます。私はExperiaを使っているので、問題無く連携できました。散歩中にスマホを出さなくても、簡単な操作ができるので便利です。
カメラ
スマホのカメラアプリと連動して、シャッターを押す機能。離れたところから取るシチュエーションが滅多にないので、便利かどうかよく分かりません。
Riiver
購入時は利用することを想定していなかったけど、一番面白いと思った機能。本体の操作(本体ボタン長押しまたはダブルクリックorホームアイコンをタップ)をトリガーにして、SlackやGmail、LINEなどの外部サービスと連携して定義したアクションを実行できます。
私は帰宅時に奥さんへLINE通知する機能を自作し、使用しています。
睡眠ログ
恐らく、心拍数と加速度センサーを使って睡眠状態を記録している機能。覚醒状態でも動かなければ睡眠中と判定されるようでそれほど精度は高くないけれど、おおよその質は判断できそうです。週、月、年単位のサマリを確認できる点は便利です。
Body Energy
心拍数や加速度センサーなどのメトリックから、元気度を算出する機能?私の場合、日中はだいたいゼロになっています(^_^)
天気
本体側で4日後までの天気予報を表示できる機能。主要都市は網羅しているみたいだけど、どのサービスと連携しているかは不明。精度は…まあこんなもんかな、という感じ。体感では、Windowsの通知バーやGoogle TVよりはあたってそう。
着信通知
メールやLINE、電話などの着信があったときに、指定した条件でディスプレイ表示とバイブレーションを動作させる機能。メッセージの場合はスマホを見なくても先頭の数行分が表示され、未読スルーできるので便利です。
その他、あまり使っていない機能
Mamorio:本体紛失時、Bluetooth機能を利用したクラウドトラッキングにより位置情報を通知する機能。
Alexa:音声認識で外部サービス連携できる、らしい。
Qrio lock:後付けの電子ロックキーとして利用できる。
Suica:Androidでも登録時にiPhone必須とのこと。
まとめ
本記事は取説などを見ずに書いたので、まだまだ知らない使い方があるかもしれません。
生活の邪魔にならないシンプルなデザインに加え、スマホを出さずにできることが増えるので、ちょっとしたことですがQoLが上がること間違いなし!
市場にはApple WatchやFitbitなどの強力な製品があり、価格も2万円台からスタートと安くはないですが、人とは違ったものを使いたい、シンプルで質感の良いものを使いたい、といった方にオススメです。