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関ジャバ'25 2月度 に参加してきたよ

転職が決まり、現職の有給休暇消化中につき少し時間に余裕ができたー!ってことで、行きたかった関Javaに参加してきました。


ちなみに・・・

関Javaには20回以上参加していたみたいですが(connpass履歴調べ)、前回の参加はなんと2019年末でした・・・。コロナで開催自体がストップしてたのもありますが、再開されてからはリモート勤務かつ大阪から京都の実家に戻ってリアル参加が難しかったのですよねー。


会場はエムオーテックスさん

そう、あのとても立派な会場です。いつも積極的に会場提供されていて本当に頭が下がります。ありがとうございます!コミュニティの心強い味方です。


参加メモ

注:ここからは散文です。

久々に増田亨さんのお話も伺える、そしてJavaではなくてエンジニアの成長に関する話ということもあってとても楽しみにしていました。

増田さんといえば以前書かれた本を読んで感想を投稿しておりました。

はてなブログ、インスタのリンクがちゃんと表示されてないな・・・

まずは増田さんのお話。自分がお話したいことをつらつらと発表できるの、おもしろいなーとかおっしゃってて。とても楽しい和やかな雰囲気でした。
聞いていて色々刺激を受けて色んな考えが広がりました。私も仕事をしていてメンバーや上司と話題になったことがあるのですが「これ、どうやって習得したんですか?」とか「こういうスキルってどうやったら学べるんですかね?」と。その時は「なんだろうねー」とか「わからないねー」とか結論は出なかったんですよね。
ソフトエンジニアの成長について、何冊か本を紹介されたり、ご自身の考察やご意見を述べておられました。
エンジニアに限らないのかもしれませんが、人のスキルっていろんな物事、一見関係なさそうなことも積み重なって、あるときそれがつながって発揮されるものなのかなぁ、と氷山モデルのお話をされているときに共感しました。偶然のようで実は偶然じゃないのかも?

あと大変共感したのは、サービスを開発するにあたってエンジニアの希少リソースの割き方、優先度の付け方の話でした。
サービスの中核にあたるいわゆる他社との優位性にあたる部分は内製でフォーカスして開発する、それ以外で一般的な業務については頑張って内製するよりも外注したり模倣したりOSSを利用したり、他社サービスを便利に利用や活用したりする、ということ。
ぱっと聞いて「そりゃそうだろ」っていう人は多いと思うのですが、案外出来てない企業多いんですよね。えー、そこにコストかけるの?って☹️

エンジニアの事業視点をもつことについてもお話を伺って、大変興味深かったです。エンジニアでもビジネスに興味があれば読むと面白いかも、とご紹介いただいた本。エッセンシャルじゃない方は鈍器らしいので、こっちなら読めるかも?読んでみようかな。とりあえずKindleでサンプル落としましたw

エンジニアが事業視点を持つのはいいことか、というのは後のパネルディスカッション(リーンコーヒー形式)でもかなり話題になりました。
皆さんの立ち位置や悩み、考えなどをたくさん聞けてめちゃめちゃおもしろかったです。
私一個人の意見としては、

  • 事業視点を持つPros

    • 会社に利益をもたらし顧客が満足できる良いシステム開発・運用に役立つ。=会社が儲かって、自分の評価が上がったり給料が増える。

    • エンジニアの素養を持つ他のキャリアパスの道がひらける。=エンジニアにとどまらないキャリアを考えている人には最適。

    • 会社の状態に敏感になれる。=ヤバいな、と思ったらすぐ転職活動だ!

  • 事業視点を持つCons

    • 技術以外に学びたいことが山盛りになって、時間が足りなくなる。=ワークライフバランスを保つの難しい。

    • 他の仕事が増えて、確実にコードを書く機会や時間が減る。=エンジニアの道を外れるという不安に苛まれる。

    • 会社に重宝がられるが、便利づかいされやすくなる。=自分の想定しているキャリアパスと一致しない可能性がある。

かなー。
ディスカッションで挙手して少しお話させていただきましたが、エンジニアと営業をつなぐテクニカルサポート的な位置に立って、お互いの翻訳や調整をするという役割もありますよーってお話。お互いの仕事や状況を知っていて把握しているからこそ出来る業務なんです。
あと開発(エンジニア)と営業(ビジネスサイド)って対立的になる、って話もあるあるですが、私は会社を車に例えると両輪だと思ってます。どっちかが大きかったり小さかったりすると走りにくいし、お互い協力的になることで会社やサービスは成長すると思ってます。

庄司さんのインストラクショナルデザインの話も、とても興味深かったです。すみません、初めて聞いた言葉でした・・・。

成人の学習者の特性を理解した上で学習方法を設計する、って確かに必要ですね。主に新卒の社員向けかな?とも思いましたが、中途採用者だって転職者だって、オンボーディングなどは必要ですし。参画者がその後自身の特性を活かして力を発揮できるか、は企業にとって重要ですもんね。

浅野さんが話されていた「他者を成長させるには?」の話も興味深かったです。役職が付いたりして部下が出来ると出てくる悩みですね。
もちろん自分が関わる人に成長に関するいい影響を与えてどんどん活躍してほしい、とは思うんですが・・・

  • 提案して実践してくれる人は結構まれ。やってくれたら超ラッキーと思っておく。

  • 実践してくれない人にも、気がすすまない、やりたくない、やりたいけれど色々事情があってできない理由はある。強制はしない。

  • 本人の特性を見極めて、本人にどの程度まで出来そうかを相談した上で、快く同意してくれたら、自走できるような情報を提供もしくは並走して実施していく。

  • 実施している最中は、本人が面白いと感じてくれているかが重要。

  • 実施してみて失敗するようなら、本人と相談した上で継続するか否かを決める。

  • 実施して成功して軌道にのったら、本人がすごく頑張ってて成功しているんだよー!って周りにアピールする。

かなー。
結局他者を変えようと思っても、応えてくれる人は応えてくれるし、応えてくれない人は応えてくれないのよな。
なんか書いてて千鳥の「開いてる店は開いとるし、閉まっとる店は閉まっとる」を思い出したw


これからもどんどん自分が面白いと思えること、学習していきたいな、と再確認できた会でした。みなさま、ありがとうございました!

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