音が怖い。
突然ですが音が怖い。
と思ったことはありますか?
私は、物心ついた時から音が怖いです。
特に、破裂音。
雷の音、風船の割れる音、花火の音、運動会のピストル、爆竹。
小学校に上がるまでは、
耳を塞いで、泣き叫び、身動きが取れませんでした。
小学生になれば、もちろん音は怖かったのですが、耳を塞げば大丈夫な程にはなりました。
でも、一度だけ。小学3年生の運動会練習の時かなあ。自分で、風船を膨らませて、割ってゴールしましょう!って言われた事があって。
じゃあ、実際やってみよう!ってことで、先生が風船持ってきて(震)。もう書かなくても分かりますよね、、、大泣きしました。。。
そして、小学生になってから、厄介なのが「ピストル音。」
練習の時も本番も、ずーっと先生が持ってるピストルを目で追って、鳴るなあっていうタイミングで耳を塞いで。。。楽しくも面白くもなくて、ずーっと、耳を塞いでました。
呆れるでしょう、、、??
「音が怖い」周りからの、理解がなかったから苦しかったです。
現在、22歳ですが、
花火や、雷の音は大丈夫にはなりました。
風船の割れる音やピストル音、爆竹はやっぱり怖いですが。
でも大人になって、自ら自分の怖い音がある環境には行かなくなったので、私生活に支障は出ませんでした。
でも去年の一月頃、事件が。
保育中、
風船を使う、ということがありました。
え?まじ?
無理なんだが、、、
私がビビってることも知らない
子どもたちは大喜びです。
先生、これ持っててと子どもに風船渡されたのですが、
風船持つだけで、手が震えるんです。。。
【パーン】
あちこちで割れてる。
怖い。
いつ割れるか分からない。
はやく、終わって。
はやく、時間になって。
ひたすら耐えました。
この仕事を始めてから、
「うちの子音に敏感で。」「食器の音とかお友達の泣き声が聞こえると耳塞いじゃうんです(苦笑)」という保護者の方に出会います。
分かります。お子さんの気持ちほんとに分かります。
そんな時は、そっと音を避けてあげてほしいです。寄り添ってあげてほしい。
「怖いよね」「大丈夫だよ」
声をかけてもらえるだけで、私達は救われます。
普段の生活音が、あの人にとっては、あの子にとっては、怖くて、耳を塞いでしまいたい。
そう思う人もいるんだよ。って、
思ってくれる人が、増えるといいなあ。
おーわーり!